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2004年05月31日

PHS不通事件と扇風機

実は今日はこんな事があった。

NTTコムの電源設備が故障、OCNなどで通信障害 - asahi.com:経済

NTTコミュニケーションズ(コム)は31日、東京・大手町の自社ビルにある電源設備が午後3時20分に故障した、と発表した。このためNTTコムの企業向けデータ通信などや、同じ設備を使ってサービスを展開しているNTTドコモのPHS(簡易型携帯電話)のデータ通信などが同時刻から、全国で利用できなくなったという。

との事で、実際ウチの「@FreeD(アットフリード)」も見事に不通でございました。

扇風機の操作部折角の公休日、しかも雨、って事だったにもかかわらず、ネットも出来なかったので、買い物と映画に。

まずは、近くのホームセンターで「扇風機」を買いました。

今日は随分涼しい一日だったんですけど、ね。流石に30日夜の蒸し暑さと言ったら…、だったし、チラシがあったもので。

写真は、操作部です。リモコンが取り外しできる様になっています。
あと、(入り切り)タイマーと「リズム風」ボタン。それに「マイナスイオン」装置付きだそう。
今日は、雨の日なので、イオンの効果のほどはまだ不明です。(笑)

実は、15年近く前、似たような扇風機が2万円位してた記憶があったりします。(流石に当時は「イオン」装置無しで。)
一方こちらは、メーカーこそ違いますが3,980円です。う〜ん、2万円の扇風機っていったい何だったんでしょうね?!
(あ、映画の記事はまた明日にでも。m(_ _)m)

投稿者 savabigi : 23:55 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月29日

梅雨入りです

昨日、梅雨はまだですけど、なんて書きましたが、asahi.com によりますと、

中国・四国・九州で梅雨入り 平年よりかなり早く

気象庁は29日午前、九州、四国、中国地方で一斉に梅雨入りしたとみられると発表した。各地方の梅雨入りは平年よりかなり早く、中国では観測史上4位の早さになった。

との事で、四国でも平年より6日も早いそう。
ということで、昨日の記事 は 我ながら珍しくタイムリーな記事となりました。

あ、ちなみに、お昼現在の愛媛県中予地方は、どんよりとした曇り空ですが、雨はまだ降っていません。かなり蒸し暑くなっています。

折角ですから、久しぶりに 日本沈没地図 にトラックバックしておきましょう。

投稿者 savabigi : 12:56 [ 愛媛 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月28日

紫陽花

会社近くの紫陽花梅雨は まだなんですけど、愛媛ではもう結構 紫陽花が咲いています。

と、昼休みに、会社近くの線路沿いで、携帯で撮影してみた。

投稿者 savabigi : 14:44 [ 愛媛 ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

映画「コールド・マウンテン」(ネタばれあり)

「コールド・マウンテン」のポスター実は、この映画、観る前は敬遠してました。
まず、反戦映画はですね、あまり観たくなかったですよ。やっぱ、重いですから。
あと、予告編やCMでの、ニコール・キッドマンのアップにちょっと引いてしまって…。(>_<)

じゃ、なぜ観たのか?
くさってもブラピ:コールド・マウンテン」さんを読ませて頂いて、やっぱ、レニー・ゼルヴィガーを観ておかないと、って事で。
(^_^;)
で、「やっと」観たって感じ。

ですが。

結論から書くと、観て良かったです。

えっと、物語は、予想通り、哀しいお話。

まず泣けたのは、「脱走兵」ジュード・ロウが、山で独り暮らしの「若い」おばあちゃんに助けられる場面。彼にふるまう食料として、ヤギをさばくシーン。元々は見ず知らずのおばあちゃん、限りなく優しい。そして傷を負ってボロボロの兵士を静かに助ける。哀しい。

次に泣けたのは、三人組に襲われて、赤ちゃんが地面に直接寝かされてしまうシーン。
「(赤ちゃんは)病気なのよ!服をかけて!お願いだから…」母の悲痛な叫び。
私の場合、戦闘シーンが大規模になればなるほど、感情移入出来なくなってくるようで、こういう「個」が浮き彫りになるシーンに反応してしまう。涙が止まらなくなる。
今書きながら思い出してもウルウルしてくる。やめてほしい。

冒頭の壮絶なシーンも、そして、こんな個々のエピソードも、さらに、「脱走兵」を銃殺にしようとする場面(元は味方同士なのに!)も、その哀しさは、全て反戦のメッセージなのだと思う。
そして、映画がいくら悲惨に描いても、実際の戦争は想像を絶するほど、もっともっと悲惨なのだろうと思う。だから、争うことそのものが愚かなのだ。
敵も味方も無い。まして、どちらが「正義」でも無い。「戦争」そのものを否定しなければいけないと思わせられてしまう。
だからこそ、観客の誰もが生きのびてほしいと思う登場人物も、映画の中ではあっけなく死ぬのではないか。

そして、とどめに、やはりラスト前の「インマン!、Noーーー!!」。
そんなぁ…。これはかわいそう…。

でも。

レニーが助かってて良かった。
ほんとに美しい、木々の緑、俯瞰シーン、暖かい食事風景、…、それまでの緊張感が一気にゆるむラストは、光あふれる、希望的なものだったし。
どんなに悲しい事があっても、人はそれを乗り越えて生きなければならないのである。

こんな悲惨な「戦争」の中で一つだけ良かった事をあげるとすれば、戦争を乗り越えた事で、ニコールが逞しくなった事くらいか。もちろん、レニー・ゼルヴィガーが彼女を「鍛えた」のでは、あるが。(それにしても、平和が続いていたら、そうなる「必要」も無かった訳で、それはそれでやはり哀しい事だとも言えるのだけれど。)

このニコールとレニーの交流も、この映画のもう一つの見所では、ある。(上記「くさってもブラピ」さんでは、こちらを中心に書かれています。)
兵士が生きたいと思うのと同じく、残る者たちも、生きなければならないのである。この映画では、そちらもきちんと描かれて「助演女優賞」へと繋がったのだろう。

そうそう、以前、「 もう少し追記で… 」の中で、私、純愛ってわからないし、って書きましたが、実は「世界の中心で、愛をさけぶ」よりも、こちらの方がよほど純愛物語だよなぁ、って感じたのは私だけでしょうか?!

◆追記です(2004/05/30 22:33)◆
参照ページリンク等、追加しました。(↓下記コメント欄も是非↓)

投稿者 savabigi : 02:14 [ 映画・テレビ ] | コメント (13) | ↑↑↑

2004年05月26日

中島と言えば

中島のフェリー今日は、こんな所に居たりした。

私には、姉が一人いるのだが、今は嫁いで、義兄の仕事の関係で、温泉郡中島町 という処に住んでいるのだ。
で、先日引っ越しをしたとの事で、父母とともに、そこを訪ねたというわけだ。
(左の写真は、帰りの松山行きフェリー。流石に夕方は暗い。ちなみに、手前のスーツ姿の方は、私たちとは全く無関係なビジネスマンです。)

seer さんの勇姿で、中島と言えば、やはり「トライアスロン」の話題に触れないわけにはいかない。

と言うわけで、まだどこにも公開していなかった、わが「お師匠」こと、seer さん の勇姿を載せておこう。
2002年8月末、初挑戦にして、見事完走した時の写真だ。口では「キツイっす」とか言いながら、余裕の表情がうかがえる。(ちなみに、ゼッケンはぼかしてあります。)
きっと、今年もエントリーするのでしょうね。頑張ってくださいませ!!

投稿者 savabigi : 23:55 [ 愛媛 ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月24日

「行間」というには、省略され過ぎでした

5月17日の記事 に、Kazuaki さんという方からトラックバックを頂きましたので、また少し追記して、こちらからもトラックバックする事にします。

まず、

30歳独身男Kazuakiの映画日記:世界の中心で、愛をさけぶ(2回目)

「僕は過去のシーンよりも現在のシーンで、思いっきり泣いてしまう。亜紀の死の悲しさよりも、朔が亜紀の最期の言葉を聴くことができて、本当に良かったと思うから。」

なるほど。こういう見方もあるんですね。きっと、同じ感想を持った方もいらっしゃるでしょう。 それに、この映画、男の方が泣けると言う意見もあったりしますね。 朔の成長過程などに、感情移入し易いからかも知れません。

それから、「劇中の亜紀にどこまで惚れ込めるかで、感じ方は変わるでしょうね。」とも書かれており、それもなるほど、なのです。(私も単純に泣きましたし。)

ただ、このKazuaki さんは、

律子とのことは運命としか考えられない。そもそもなぜこの二人が惹かれ合ったか見えてこないから、なおさらそうとしか考えられない。

とも、書かれてるんですね。
しかし、実際、その点こそ、たぶん女性には、結構「引っ掛かる」部分になり、そしてそれが「泣けない」理由の一部にもなったり、私のように「その先」に期待して観たのに、はずされた、っていう問題点を生んだりしてるんじゃないでしょうか。

で、何かスッキリしない気分だった私は、

「指先の花」(文庫)「指先の花 -映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語-」を読んでみたのです。

これは、ある意味、売り手側の思うツボだったりするのかも知れませんが、結果としては読んで良かったです。この本だと、すんなり泣けました(笑)。

勿論、律子と朔の出逢いも書かれていますし、さらに、律子と朔が、きちんと「対話」しているので、やっと「律子がかわいそう」っていう気分も治まりました。
それに何より、朔に対して、「彼との結婚に漠然とした不安を抱いていた。」という事が書かれており、その後、その気持ちをきちんと乗り越えられるようになるまでの会話や行動などが描かれているので、とてもスッキリします。

ただ、ラストは、映画に似てるんですけど、ね。でも、そこに至るまでの「プロセスが違う」ことが、やはり最大の問題でした。

と、いう事で、私は、やはり、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」は、映画単体としては、イマイチな作品だったという結論です。

そうそう、かめむしこ さんが書かれていた、「(まいた)骨はいつから持っていたんだ?あのときと同じく墓から盗んできたのか?」の解答なども、この本には書かれていたりします。勿論、全ての疑問が無くなった訳ではありませんが、あまりに省略され過ぎた「映画」の方とは全然違います。(と言うことで、かめむしこ さんにも、「お知らせ」の意味でトラックバックしておきましょう。)

ただ、この本でも、登場人物は、皆 綺麗に書かれ過ぎてはいますけど、ね。(つまり、「嫉妬」だとか、そういったものは出てきませんので、その点のリアリティーはあまり高くは無いのですが。)

投稿者 savabigi : 23:55 [ 映画・テレビ, 書籍・雑誌 ] | コメント (12) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月23日

映画「レディ・キラーズ」(ネタばれあり)

レディー・キラーズのポスター映画「レディ・キラーズ(THE LADYKILLERS)」を観た。

この映画、演出のせいか、脚本のせいなのかは解らないが、まず、前半がつまらない。ダラダラしている。

例えば、おばちゃんが「汗びっしょり」の彼に気付くあたりも、何故か緊迫感が足りないし。
しかも、トム・ハンクスに「笑えない」感がつきまとう。妙なセリフの言い回しや、変なしぐさに。

実は、こういう、セリフが一杯で捻りがありそうな映画を見ると「英語」が解る人はもっと笑えるのか?。なんて思ってしまう。
でも、こんな私でも、「恋愛適齢期」では、結構笑えたので、やっぱこの映画の方が下手なのかな?

例えば、「ずるさ」の部分はもっと緊迫感上げて、一方「奇妙さ」の方では もっとはじけて、って感じに演ってもらったら良かったのかも。

ストーリーにしても、「犯罪のプロ達」って事で、「オーシャンズ11」みたいなのか?、と思って観に行ったのに、実は全然「プロ」じゃないじゃん。

トム・ハンクスは、「Cast away」 がかなり良かったのに、それ以降 私の中では、イマイチになってしまっている。
あ、「catch me if you can」は、まぁまぁだっけ。

後半の「強奪」に成功する辺りから後が、そこそこ楽しめたかな?
でも、「おなら」であの「爆風」が来たら、塗り立ての壁は、はがれ落ちるでしょうに!(爆)

そして、面白くなり始めたところで、「階段落ち」あたりから、「先」が読めてきちゃうのにも、ちょっと残念。ただ、意外だったのは、一番しゃべらなかった彼が、あそこまで「主張」出来た事かな。でも、「おばちゃん寄り」である事を表明したんだから、救ってやっても良かったのにね、なんて。

その後、トム・ハンクスが、橋に引っ掛かったところでは、どやって助かるの?なんてアホな事考えてしまった 私。
「ヒーロー」物じゃあるまいし…、ね。

おばちゃん(=「レディ」か?)は、「いい感じ」だった。
信仰心のある者は、救われるという事だ!!

(「30歳独身男Kazuakiの映画日記: レディ・キラーズ」さんによると、この映画もリメイクだそうだが、そっちは面白いのだろうか…?)

投稿者 savabigi : 11:59 [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月22日

怒濤の一日

仕事中は、アドレナリン出まくりの一日だった。かなり、ピンチな状態の時もあったり。

にしても、TVでニュースを見続けた方は、(以前の記事にも書いたが、)「勝谷誠彦の××な日々。」だけでも読んでおいた方がいいと思う。

投稿者 savabigi : 23:55 [ 経済・政治・国際 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月21日

映画「ビッグ・フィッシュ」

ビッグ・フィッシュのポスター息子は父を愛してたんだよね。
結婚式の日の喧嘩から三年間も連絡を取り合ってなくても、父の病には迷わず駆けつけるところから、既に証明済みなんだ。

全体的にファンタジックな場面が多かったけど、特に一面の水仙の黄色には、うっとりだよね。
それから、沼とその廻りの深い緑も美しかった。

魔女は、村長(?) の娘と同じ女優さんだったのかな?。綺麗な人でした。
父の若い頃を演じた俳優さんが時代とともに髪型なんかも変わっていって、うまい。
父と母の出逢いのシーンも面白いよね。予告編で何度も観たシーンだけど、その後「時間」がちゃんと「流れる」し。

バスタブでハグする二人は意味不明。だけど、父と母が互いに慈しみ合っている感じが良く出ていてとても印象的なシーンのひとつだ。ちょっとセクシーだしね。でも、「乾いた」とか何とか…、カッパかと思っちゃったよ。なんて (^_^;)。
それに、息子の奥さんも優しかったよね。義父の話を、しっかり受け止めてて。

そして、倉庫の片付けは、きっと「予定調和」みたいな世界だよね。父の「本当の話」を知りたいと、悩み気味の息子が、ああいう発見をするであろう展開の為には必然だったと思う。
「存在」を印象づける為の、庭の「池(?)」の掃除だって、不要なシーンなんてなかったんだという事を、見逃してはいけない。

あと、病院の先生が「ゆ〜っくり」聞かせて、いい感じ。「どっちがいい話だい?」って、そりゃ、答えは決まっているさね。

う〜ん、私にはちょっと難しい映画だったけど、病院に付きそう息子の語りには泣かされた。じわっと目頭があつくなる感じの涙だった。
お葬式も、見事「予想された」感じ。参列者の顔ぶれも、ね。

実は、かめむしこ さんが、この映画のとても素敵な感想を書かれています。役者の名前などもバッチリなので、そちらも是非。

ちなみに、私の知り合いも、「世界の中心で…」より、こっちの方が良かったと言っておりました。

投稿者 savabigi : 23:55 [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月20日

実家の電話機事情

brotherFAX-2100CLカタログ昨日、実家に FAX が付いた。

実は、ウチの実家は、もう築20年にもなる一般木造家屋と云うやつで、今までダイヤル式の電話機が、なんと壁から直付けになっていたのだ。
で、インターネットはおろか、電話機の交換さえままならない状態だったが、まぁ、年寄りの家だから、それでも差し迫って不便は無く、私も今まではノータッチだった。

ところが、今月に入ってから、親父が、FAX を付けるぞ、とのたまう。
はぁ?、電話機さえ交換できんのに?、と思ったが、この際それも良かろうと、市内のY電器に付き合う事二回。(親父は、私が居ない時に、さらに二度ほど通ったらしい。)

で、結局

brother の FAX-2100CL という機種になった。
主な特徴は、
・普通紙FAX
・コードレス子機一台付き
・ハンドスキャナー付き
・ピュアホワイト液晶
・見るだけ受信機能
といったところ。

私としては、何で brother なんだろう?ミシン会社じゃなかったっけ?、などと思ったが、どうやらこの「みるだけ受信」が新しいらしく、Y電器のイチオシだったらしい。
確かに、インクも紙も無駄にならなくて便利では、ある。
私だけが使うのなら、コードレス子機以外は、パソコンで出来るじゃん、と思うが、流石に70過ぎの親父には、それは無理だろう。

けれど、これに、交換用インクと補充用A4用紙を付けて三万円でおつりがくるのだから、家電の進化というのも、何だか凄いと思う今日この頃だ。

でも、昨日から、ことある毎に「これはどうするんぞ?」と呼ばれ続けているのだけは、そろそろ勘弁してよぉ、な気分なのだった。

投稿者 savabigi : 16:36 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (4) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月18日

もう少し追記で「さけぶ」

昨日、自分が書いた記事 を読み返しながら、何かうまく書けてないなぁ、と思ったので、他の方々のご意見を引用させて頂きながら、少し追記しておきます。

まず、私と似たような感覚で、「観たくない」と言われる方のご意見。(私は「結果的には」観てしまったのですが…。)

WarmBoot DailyLife:ブームが過ぎ去った後に

少なくとも、人が死ぬことで物語を成立させようとするのは、私は好まない。そこから感動を盗まれるのは、いやだ。

「うんうん。」ほんと、私も そう思います。
それから、私よりもさらに現実的な意味で、「観るかどうか迷ったけど…」な方。

Anti-PictRealism的生活:世界の中心で、愛をさけぶ

当初、原作はとても感動的な作品だったが、キャスティングなどを見て原作のイメージを崩す気がして見る気にならなかったんだ。結果は意外なほど泣けた。

実は、この方は「似たような体験」もされていらっしゃる様ですね。そんな方が「意外なほど泣けた。」と書かれていると、重みがあります。
そして、私が感じた「山崎 努さんのセリフに対する物足りなさ」への解答も書かれています。

続いて、私が不満だった点を見事に言い当ててくれている方。

amanogawa:世界の中心で、愛をさけぶ

正直、現在の話よりも過去に重点がおかれるので、律子がなぜ急にいなくなってしまったのかが弱い。朔と律子の関係が描かれていないので、想像するしかない。この二人が恋愛関係になり結婚まで考える仲になるには、それなりのつながりがあると思うのに、見えてこないんだなぁ。

この方の文章は、評論家なみに鋭いです。感服しました。そして、この方は、「…律子が気の毒で。」と言う視点も持っておられて、「なるほど」と思いました。
他に、似た視点の方は、

ゆみこ の みーはーぶろぐ:映画「世界の中心で、愛をさけぶ」感想(ネタバレあり)

この映画も、柴咲コウちゃんの役の心の動きがどうも納得できなくて。
自分の結婚する人が今もまだ昔の彼女のことをずっと愛し続けていて、その彼女が自分のとても知ってる人だったと知って、ああいう反応になるんだろうかと思っちゃいました。
私、俗物なんで、少しはやるせなさとか嫉妬心を出してくれた方が自然に思えましたね。

この方は、記事の最後に「こういう映画で素直に感動できないから、私は嫁に行けないんだな、きっと…(爆)」なんて、ちょっと自嘲的な事を書いておられますが、私は、「大人の女性」の正論だ とも思うので、応援したくなりますね。

あと、ちょっと乱暴系な方。(実際は、「過去」重視型の方ですが、今回の「映画」そのものに対する素直なご意見だとも言えます。)

FROMMORY::blog:世界の中心で、愛をさけぶを見る

どうにも納得出来ないのが、映画オリジナルのキャラ、柴咲コウ演じる律子の存在。アレは完全にいらねぇんじゃねぇの!?と言わざるを得ない。

実は、監督自らが、「指先の花」の中で、

その男の「その先の未来」を映画で描ければ、…、観る人たちにも希望めいた何かを与えられる作品になるのではないかと感じた。

と書かれているので、その点からは、結局この映画は「失敗」している訳ですよね。

それから、色々な方の感想を読ませて頂いて、意外だったのは、大沢さんに対する、「イマイチ」さが書かれて無いんですね。

BrightlySky:☆「世界の中心で愛をさけぶ」

大沢たかおさん・・・この人って、憂いとか哀しみとか切なさとかが、ほんとによく似合う…というか、似合いすぎ。 朔太郎は、心に開いた穴をかかえて生きてきた、生き残ってしまったロミオ。…まさにそんな感じでした。

はぁ〜(ため息)。そうなんですかねぇ。私は、「その先」に期待し過ぎたぶん、はずされたんでしょうか?
やっぱ、ヘッドホンの中に閉じこもるんじゃ無くて、もっと大沢さん自身のセリフが欲しかったし、律子とのやりとりも欲しかったんですけど…。

それからそれから、ロケ地についても お詳しい方。

シャッターサロン:映画「世界の中心で、愛をさけぶ」見たよ

病院の庭のベンチは愛媛県庁でしたね。三越前の路面電車もでていたし。お墓のシーンは長浜の瑞龍寺でとっていたようでそこからみえる(新)長浜大橋とか懐かしく見てしまいました。

ほほう〜。やっぱ「長浜」も出てましたか。「橋」、気になってたんですよね〜。ローカルな話題で恐縮ですが、地元の人間にとっては、こういう情報も嬉しいですね。

そして、これはいかんなぁ、と考えさせられた記事。

honey flower: 泣けない理由

よくよく話を聞いてみると、会社の昼休みに同僚にばかにされたんだって。
「世界の中心で、愛をさけぶ」を観て涙しない人は、恋愛と純愛の経験が浅いかわいそうな人だと言われたらしい。しかも見下す勢いで。

う〜ん。これはひどい。私もいろいろ感想を書いてますけど、こんな言い方されたら、ほんとショックですよね。この「(ばかにする様な事を言った)同僚」さん、ちょっと「変」です。
私は、それなりの場面でウルウルしたけど、実際、「純愛」って何?、って思ってるし。それに、「この映画=純愛」って訳じゃぁ、決してない でしょ。

さて、最後に、強烈にクールなご意見の方。

くさってもブラピ:世界の中心で、愛をさけべない

なんだかなあ…。私すれてきちゃっているのか、とてもショッキング。
(中略)
かなり亜紀は、策士なのである。策士でなくてはならない。なぜなら、もう時間は残り少ないのだから。

その一方で、サクのアホさ加減。 ……(後略)

ハハハ。(この引用部分以下かなり続きがあります)ここまで鋭く突っ込んでくれると、溜飲が下がりますね。「はまれない」時って、きっとそういうもんなんですよね。あ、私は「単細胞」なので、「半分」はまりましたけど。

と言ったところで、最後に、「単細胞」なりの私のツッコミをひとつ。(ウォークマンの使い過ぎに反応した人が居ないと思われましたので。)

『律子を捜しに行くふりをしながら、実家で真っ先に(亜紀の)「カセット」を取り出したあなたは一体…?』

と、こんな感じで、「十人十色な」まとめでした。
逆ツッコミ等、歓迎いたします。(あ、でも、私、「論客」ではありませんので、うまくお返事出来ない事も多いと思いますが、それでも宜しければ。)

投稿者 savabigi : 14:56 [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月17日

「世界の中心で、…」ちょっとネタばれあり

「世界の中心で、愛をさけぶ」劇場ポスター4月10日の記事 でとりあげた映画「世界の中心で、愛をさけぶ」については、さんざん迷っておりました が、結局観てきました。

これは、長澤まさみ さんの為の映画でした。足ながっ!しかも可愛い。若い頃のキョンキョンみたいな表情の時もありました。それに、ほんと、「体当たり」だし。
森山未來さんも よく頑張ってた感じ。

柴咲コウ さんは、あんなもんでしょう。
もう少し、出番が多かったら、もっと個性が出たかも知れません。
この事は、山崎 努 さんにも、当てはまります。
あ、山崎 さんと言えば、「決めゼリフ」が決まってはいるのですが、その内容が良かったかどうかと聞かれれば物足りない感じでしたね。

大沢たかお さんは、イマイチ。

映画として、「再生(=その後)」にテーマを置きたいのなら、もう少し「構成」を考えて欲しかったと思います。現状のままでは、やっぱ「現在」が付け足しにしか感じられなかったので。(この点は映画として大きくマイナスポイントです。)
例えば、柴崎さんの「事故」のエピソードを、もっとクローズアップさせて欲しかった。(これは、単純に「事故シーンを」と言う意味ではなく、その事を観客にではなく「彼に伝える」シーンとか。)
そうすれば、だいぶ「現在」に焦点がもってこれたのでは?

けれど、不覚にも2カ所ほど、激しくウルウルきたのは内緒です。
(病院でラジオを聞きながら、その直後にショックな現実に突き落とされるシーン と、空港で倒れるシーン。…、いずれも、「予告編」でも使われたシーンが一部入ってる部分なのだけれど、「前後の繋がり」がある分、断然「本編」の方が入り込めます。)

「原作小説」が無くても、「映画」として充分成立してました。脚本もいい感じ。
ただ、大沢さんが「イマイチ」に陥った原因の一つでもあるんだけど、「テープ」聞き過ぎなんですよね。そこまで高校時代の亜紀の「語り」で引っぱらなくても良かったのに。(例えば「オーストラリア」でカセット聞かんでしょ、って思う。)

たぶん、四国のいろんな処で「ロケ」してて(一番町電停とか、愛媛県庁前とか)何か、そういうの観るだけでも、四国の人間には、ちょっと特殊な思い入れが入っちゃう部分があったのは否めませんね。

全般的に、映像は「ソフトフォーカス」しまくり。 あと、カメラが「固定されてない」シーンが何カ所かあって、船に揺られてるような感じの映像で疑問でした。 ちゃんと固定されてるシーンもあったという事は「わざと」なんでしょうけど、何か「ゆーらゆーら」ゆれて、妙に気になる画面だったのです。

それから、ウォークマンにラジカセ、深夜放送で佐野元春さんの「SOMEDAY」、といった演出は、かなり懐かしいものがありました。

さて、結論(?) ですが、最初に書いたように、観る方は、長澤 さんを観に行く、と割り切りましょう。そうすればかなり感動出来ます。(「その後」に期待したり、小説に対する「アンサームービー」とか思って観に行くと激しくはずされます。)

投稿者 savabigi : 13:33 [ 映画・テレビ ] | コメント (6) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月15日

きみの知らないところで世界は動く

小説「きみの知らないところで世界は動く」珍しく、本を読んでみた。

片山恭一さんの「きみの知らないところで世界は動く」という小説。95年の作品らしい。
やっぱ、「世界の中心で、…」は、ストーリー的に読む気にならなかったので。(^_^;)

内容的には、優しく、淡々としたお話。「はっ」とするほど、物語が動くのは、最後の一割(30ページ)ほどと言っても過言では無いかも。
ちょっと切なく、若かりし頃を思い出して懐かしくなるような感じもある。文章なども、今となっては、多少古風な感じかな。
今現在、学生をしている若い人たちの中には、「はまる」人も居るだろうなぁ、とも思う。

主人公の性格などには、自分にも通じる部分もあったりはする。
ただ、私は、ボロボロ泣けるようなお話ではなかったな。

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2004年05月13日

バラ展

萬翠荘今日は、公休日だったので、髪を切りに行った。

そして、折角だったので、萬翠荘 に足をのばしてみた。(萬翠荘というのは、松山城のふもとにある洋館風の建物で、愛媛県立美術館の分館として利用されている。大正11年に造られたそうだ。)

実は、数日前に、16日までバラ展開催中というローカルニュースを見ていたので、それが目的だった。

名前のわからないバラ小雨にもかかわらず、私以外にも、ぽつぽつと見物客がある。たぶん出展者の知り合いだろうと思われるおばちゃん達4〜5名のグループが、2組くらい。

私は、静かに観たかったので、そのグループの方たちとは、適度に距離をとって、何枚か撮影しながら観てまわった。「○○賞」とかの札が貼ってあるものもあったが、時期的なものか、もう花が開き切ってしまっている物が多くてイマイチの内容だった。(右の写真は、そんな中で、「色」が綺麗だった一枚。花の名前は解りません。)

でも、普段、不健康な生活をしているので、時にはこういう処を散策してみるのも悪くはないなぁ、と思った一日だった。

投稿者 savabigi : 23:59 [ 愛媛 ] | コメント (4) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月12日

先行き不安

「Modern Syntax」さんの、自分のもやもやした感覚を他人が代弁してくる感覚 という記事 経由で、「のまのしわざ」さんの記事を読ませて頂きました。

のまのしわざ: ソニーのiPodもどき

TVがもう面白いものでなくなっているんだから、それを録画するキカイに何万円も払う価値は残念ながらないんだよね。

はぁ〜、そうですか。そうですよねー。(ため息)
実際、私なんかも、帰宅してから、全くテレビを観ない日もある訳で…。
って、これじゃぁ、マズイわけなんですけれども、私。

ほんと、ヒタヒタとプレッシャーが来ておりますです、はい。(←意味不明…

投稿者 savabigi : 23:59 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月11日

続、In the Cut

In the Cut の雑誌広告愛媛での公開も、とっくに終わったので、多少詳しく書いておく。(以前の記事 に追記です。)

数少ない見所。
一つは、オープニング映像。主人公のセリフを借りれば、「雪のように見えた」落ち葉が、ゆっくりと、はらはらと舞い落ちるシーン。美しい。
それから、ラスト前、道路を、よろよろと裸足で歩くメグ・ライアン。とても切ない感じ。(実際には疲れ切った状態と思われるが。)助かって良かった〜と思える瞬間。

これくらいしか、思い浮かばないよ。

後は、毒舌です。

まず、テンポ悪過ぎ。ダラダラ続いている感じ。メリハリが少ない。
犯人探しのサスペンス風な部分と、主人公が危険な(?)恋に落ちていく部分が、それぞれ中途半端で、どっちつかず。もう少し、どちらかに重点を置いた展開にすれば良かったのではないか?
その中途半端さの「せい」と、相手役の刑事が(セリフの内容など)何だか冷淡な雰囲気なので、「何故、主人公がそこまで惹かれていくのか」が全く理解出来なくなってしまう悪循環。(ただ、某サイトでは、「はまった」という感想の女性もチラホラ居たようなので、男と女では感じ方が違うかも知れない。)

それから、真犯人が殺人を繰り返した動機もわからない。(なので、観客には「サスペンス」部分に対する満足も与えられない。)

そして、映像では、カメラが寄り過ぎ。部屋の狭さや、緊迫感の演出だったのかも知れないが、失敗している。ここまで「アップ」が多いと、観ていて疲れるだけである。もう少し違ったサイズのカットや、俯瞰など、工夫してほしくなる。

メグ・ライアンは、やはり、ラブコメの王道みたいな作品の方が輝くのではないだろうか?本人は、何かのインタビューに「こちらの方が私らしい」と答えていたが、本音なのか?
今回の作品、彼女が「体当たり」で頑張れば頑張るほど、余計に空回りしている様で痛々しくさえ思われたのだけれど。

投稿者 savabigi : 03:23 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月10日

マイナーチェンジかな?

新茶2004年型モデル(笑)。
わざわざラベルも変えて、アピールってところか。

投稿者 savabigi : 14:18 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月09日

「ウッシャー」じゃないのね

USHER:CONFESSIONS珍しく、仕事帰りに CD を買ってみた。USHER という人の CONFESSIONS というアルバム。
実は愛媛には、書店で、 CD や DVD が買えたりするお店がある。んで、便利なことに、図書券が使えるのだ。
今日は、たまたま、貰いものの図書券が千円分あったから、このアルバムは1,205円追加すれば買えた。ラッキー!

内容は、私にしては今までに持ってない感じ。R&Bとか言うのかな? カッコ良い リズムと、シンセのリフが、耳に残ります。いい声です。コーラスも綺麗。
曲調も、黒っぽいものが多いのか、夜のドライブにはいいかも、ね。(全然、そんな時間無い今日この頃ですが…。)

そうそう、この人の名前、最初ジャケット見て「ウッシャー」さんかと思っちゃったよ。(←恥
よく見ると背中側の帯(?)に、日本語で「アッシャー」って書いてありました。「ウッシャー!」だと、やる気満々過ぎだもんね。(笑) 先日の「サッサーねた」に続いて、またまた勘違い炸裂な私でございましたとさ。

投稿者 savabigi : 23:49 [ 音楽 ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

またまた

仕事場3仕事ちう。

お天気悪そうですが、良いお休みを!

投稿者 savabigi : 13:48 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月08日

迷いちう

「世界の中心で…」パンフついに、始まりましたね〜。(大袈裟)

以前、記事を書いた 関係上、観た方がいいかな〜と思いながら、内心、あまり観たく無いストーリーなのですが、何と会社の関係者が出演しているらしいので、やっぱり観るかも。(四国でロケがあったからね。)

って事で、この出演事件は、やっぱ 日本沈没地図 にトラックバックでしょ。(笑)

投稿者 savabigi : 22:06 [ 愛媛 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

今日も

仕事場2仕事ちう。

投稿者 savabigi : 18:07 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月07日

「サッカー」じゃないのね

asahi.com によりますと、

新型ウイルス「サッサー」の感染、国内でも続々と広がり

… 各社は「6、7の両日も休業している企業が少なくない。週明けの10日にパソコンを起動した際、感染事例が急増する恐れもある」(トレンドマイクロ社)などと、ウィンドウズユーザーに注意を呼びかけている。

だそうです。
さっき Windows Update 見てみましたが、今のところ対応無しみたいなんですけど…。(先月分まで ちゃんとやってれば大丈夫なのか?) 「今月の更新」は11日頃かな〜、と思っているのですが、相変わらず「どうなることやら…」って感じですかね。

にしても、私は最初、「サッカー」かと思っちゃいましたよ。(←恥

チェック結果などと、おバカな記事を書いておりましたところ、をぉ、Modern Syntax さんのところに詳しい確認法と対策が書かれていました。ありがたいことです。
m(_ _)m

で、早速チェック!
今のところ無事で一安心です。

投稿者 savabigi : 00:04 [ パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月06日

一日遅れですが。

こいのぼり(玉川ダム)夕べが宿直だった事もあり、今頃になって、一息だったりします。
昨日は、あちこちで、子どもさん達のみならず、飼っている動物さん+「こいのぼり」や「かぶと」などにまつわる写真なども沢山見かけ、ちょっと和んだりしておりました。

そんな中、私も、先月行った、玉川ダムで「こいのぼり」の写真も撮ってたなぁ、と思い出しましたので、記念にアップしておきましょう。(さすがに、4月だけに、背景はまだ桜だったりしますが。)

投稿者 savabigi : 23:48 [ 愛媛, 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月05日

映画「CASSHERN」

巷では、見事に賛否両論な訳ですが、実は先日、「CASSHERN」も 観てます。

Edge-mac Weblog: キャシャーン」さんち経由、

紀里谷和明が監督した映画キャシャーンの気の毒な評価 | Exciteエキサイト:ニュース

映画批評家の前田有一氏はこう言う。
「…しかし、ストーリーが意味不明で、何が言いたい映画なのか全然わからない。観客を無視した独り善がりな映画ともいえます。…」

ですか。
ふうむ…。
確かに、ストーリーは難解なところもありましたよねぇ。
でも、言いたかった事は、幾つか感じ取れましたけど。

例えば、

たりーず・ふぁいる: CASSHERN見てきました(ネタバレ有り)

「生きると言うことはそれだけで誰かを傷つけているということ…」が、なんだかしみました。

と云った意見の方もいらっしゃいますし。
単細胞な私は、これは「反戦映画」であり「反テロ映画」でもあるなぁ、と感じました。(時期的なものも大いに関係してますけど。)
そして、「暴力や憎しみの連鎖は、無意味である。そこから生まれる物は何もない。」といった、メッセージを強く感じたんですね。(そんなセリフは何処にも無かったのですが。)
「どっちが悪モノ?」、っていうのが、単純に解らないぶん、余計にそう感じたんです。

CASSHERN のポスターあと、「(新造人間に対して)そんなに簡単に生まれ変われる(再生できる)のなら、普通の人間は何の為に一生懸命生きているのか」と云った様なセリフ(意訳です)にも考えさせられる事があったし、さらに、「クローン技術」や「遺伝子操作」などに対する警鐘も感じ取れました。

とまぁ、本当に「これがテーマ」だったかどうか?、はさて置き。(をい!)
実際、ストーリーは、やっぱきつかったかなぁ。展開が早い上に、ファラッシュバック等も結構あって、「あぁ、そう繋がるのね」って思ってる間に次の場面にいってるし。(^_^;)
それに何より、ラストがわからんかったんですよ。(>_<)
「何、今の?」「へ、これで終わり?」みたいな感じ。「刹那的なものの先の希望の光か?」って感じも無きにしもあらずなのですが、私としては取り残された感じでした。

ただ、「観る価値があるかどうか」は、私が決める事では無いのですが、「観れば感じるもの」は必ずある映画だと思いますよ。
例えば、映像表現。
多分に「マトリックス」を意識してたり、ほんと CG で緻密に描かれている部分は、凄いですし。(逆に、わざと手を抜いた部分?=原作を意識させる部分 等が混在していたのは、ちょっと疑問ですが。)オープニング部分の映像だけでも、「ほぉーーー」って思うぐらい緻密です。
そして、例えば、演技。
脇役が大変よく描かれている作品です。唐沢さんが ◎、寺尾さん ○、宮迫さん ○、って感じ。(大仰なセリフ廻しは、「芝居風」演出なので、それで良いと思いました。でも、一方で、その分、主役のキャシャーンが、目立たないんですけど…。)
そして、上にも書いた、メッセージ。
これだけあれば充分なのでは?

ただ、単純な勧善懲悪のヒーローものが観たい方には、お勧め出来ません。
そういう方は、4月30日の記事 にも書いた、「KILL BILL Vol.2」でスッキリしてくださいね!(あ、これも「勧善懲悪」とは、ちと違いますけど。笑)
それから、私の世代としては、「キャシャーンがやらねば誰がやる!」の決めゼリフも(本編中に)欲しかったかも、です。

投稿者 savabigi : 02:30 [ 映画・テレビ ] | コメント (6) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月04日

またまた昼休みに更新

会社今日も仕事中。
愛媛は あいにくのお天気ですが、皆様 よいお休みを!

投稿者 savabigi : 14:18 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月02日

セナの想ひ出

10 年前の、丁度今くらいの時間だったよなぁ。(実際には、5月1日の23 時台のニュースで第一報があったはずだけど。)

いつもは、縁石に片脚を乗り上げながら、綺麗にコーナーをすり抜けて行く彼が、この時だけは違っていた。
曲がり切れずに、そのままウォールに突っ込んでいったのだった。
私は、呆然とした。

救急車とレスキュー隊。ヘリまで来た。
早く病院へ連れて行って!、と心の中で祈ったけど、アスファルト上の血痕を見た時、「あぁ…、終わったかも知れない。」と思った。

皮肉な事に、自分の誕生日がらみだったから、あの時の事は、今でも強烈に憶えている。

結局、午前 4時前位まで、中継を見つめたはずだけど、この日のレース結果なんて、全く覚えては、いない。

【追記です】
RE:blog さん のところに、何故か、マクラーレンのポスターが貼ってあったので、あの頃の事がよみがえってきたのでありました。
あそこのポスターは、マクラーレン・ホンダ MP4/7 あたりかな?
あ、でも、セナの事故は、確か、ウィリアムズに移籍した後でしたね…。

投稿者 savabigi : 01:32 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年05月01日

ひんやり、する?

さくら色系から、配色を変えてみました。
少しは涼しそうに見えるかなぁ?(^_^;)
(っと、仮眠時間に css ファイルを差し換えてみる。)

9月頃には、また秋風味に変えられたらいいけど…。(予定は未定です。)

投稿者 savabigi : 01:43 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (4) | トラックバック | ↑↑↑