2006年05月29日

The Da Vinci Code

次の朝がしんどいよな、と思いながらも、たまには無茶をしなきゃしぼんじゃう、という事でムリから日曜日のレイトショーを。
まぁ、予告篇だけで「絶対見る」と思う映画も少ないから。
な〜んも、予備知識を入れずに。
時間さえも調べなくても。

世界史は苦手分野なので、ワケわかんないとこもいっぱいだったけど。
見ただけでひとまず満足。

「ミュンヘン」の時もそうだっけ。たとえ守る物があったとしても殺し合いからは何も生まれないのに。

彼女はきっと、水の上も歩けないし、ワインにだって変えられない。
でも。
結局は「何を信じるかが問題」ってことなんだろ〜なぁ…。

にしても、トム・ハンクス。トシ取らなくなってきたゾ。
「自分は幽霊だ」…、切ないシーンだった。

投稿者 savabigi : 01:56 | [ 映画・テレビ ] | コメント (1) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年06月20日

映画「最後の恋のはじめ方」

「最後の恋のはじめ方」のポスター実は、4日に公開された映画の中で、一番観たかった作品。
ラブストーリーとしては、「クローサー」なんかよりも断然面白い。(と言うか分かり易い)
非常に良く出来た映画。(但し、テンポの良さが、アダになってるかも。)

これ、コメディーなんだけど、微妙な すれ違いや、それの越え方や、そんな興味深いエピソードも沢山詰まってるよね。

そして、コンサルをやってる本人が、実は一番不器用だったりするんだけど、どうやってそれを克服していくかがみどころ。
結果的に、それを気付かせる役目をはたすアルバートを、ケヴィン・ジェームズが好演している。この人、映画初出演の人気コメディアンだそうで、ほんと見事に笑わせてくれるよ。

【 goo 映画の紹介文 】

最後の恋のはじめ方 - goo 映画

ヒッチは、恋愛下手な人を手助けするコンサルタント。
ある日、財団セレブのアレグラに恋したアルバートから依頼を受ける。何をやっても要領が悪いアルバートだが、アレグラへの想いは真剣だ。
ヒッチのアドバイス通り、アレグラの注意を引いたアルバートは、彼女をデートに誘うことに成功する。
一方ヒッチは、バーでゴシップ記者のサラと出会いデートにこぎつけるが、アレグラのスキャンダルを追っていたサラは、ヒッチの正体に気付き…。

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 10:50 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (16) | ↑↑↑

2005年06月15日

ビデオ「インサイダー」

DVD「インサイダー」by ディープラネット アフィリエイト「インサイダー」と言うと、株取り引きを思い浮かべてしまったが、ここでは内部告発の意味。
2000年 3月に、「アメリカン・ビューティー」と 第72回アカデミー賞を争った作品。

アル・パチーノとラッセル・クロウの演技の応酬がみもの。

内部告発の難しさや、報道のあり方、社会と企業と個人の関係、など、色々な事を考えさせられる映画。
テーマは重く、真面目だ。

報道関係で仕事をする人は、一度観ておくとよいかも。

【 goo 映画の紹介文 】

インサイダー - goo 映画(あらすじ)

CBSの人気報道番組『60ミニッツ』のプロデューサー、ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)はタバコ産業の極秘資料を入手。彼は全米第3位の企業ブラウン&ウィリアム(B&W)社の元研究開発部門副社長ジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)と接触。
彼はB&W社が利潤追求のためタバコに不正な手段で人体に有害な物質を加えているという秘密を握っていたが、病気の娘の医療手当をはじめ家族の生活を守るため、B&W社の終身守秘契約に同意していた。
彼がマスコミと接触したことを知った社は、…。
(以下 ネタばれ があるので省略)

この映画、実話に基づきながら、一部脚色だそう。

何と言っても、告発者は、全て自己責任なのが驚き。
誰も守ってはくれない。
「守秘契約」があるとは言え、法律でさえも、個人を守ってはくれないのだ。

はたして、こんな状況下で、いくら「正義」の為とは言え、意志を貫く事が出来るだろうか?
しかも、自分のみならず、家族さえ危険にさらす事だってあるのに。
私には、できそうにもない。

そして、こういう場合、報道する側の責任も重大だろう。
報道機関にしても、たかが一企業に過ぎない。
はたして、どこまで「真実」と「ニュースソース」を守れるのか。
これは、常に、それに携わる者たちの課題なのだ。

投稿者 savabigi : 23:57 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年06月13日

映画「電車男」

「電車男」のポスター実は、私、2ちゃんねるって ほとんど知りません。過去ログとやらも、原作(?)も一切 知らないで観ました。

で、感想。

何か、「観てしまった!」、って感じ。

何で、松山ではこれが集客数1位(あくまで一週目)なのかは、よくわかんない。
けど、客層は、随分若い。
…、そうか、こういう分かり易いお話がいいんだね、君たち。(苦笑)

でも、オジサンも、若い頃をちょっと思い出しながら、ウルウルしてしまった場面もあったよ。
実際、TVの2時間ドラマとして考えると、充分楽しめたんだけど、これ「映画」だからなぁ…。

【 goo 映画の紹介文 】

電車男 - goo 映画

電車内で暴れる中年おじさんから若い女性を救った、ヲタク青年22歳。彼女いない歴=年齢 の彼は実家在住のシステムエンジニアで、見るからにヲタクを地でいくタイプ。
電車で助けたその女性からお礼に高級ブランドのエルメスのティーカップをもらうも、どうしていいかもわからない。
そして、そのお礼のお礼に彼女をデートに誘うべく、モテない男達が集うインターネットサイトに助けを求める。

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 22:28 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (2) | ↑↑↑

2005年06月11日

映画「デンジャラス・ビューティー2」

「デンジャラス・ビューティー2」のチラシこの映画の面白さは、主人公が色々あって落ち込みながらも、周りに助けられたりしながら頑張って事件を解決していく、という処だろう。
コメディーの王道っぽい筋書き。

なので、まぁ、一応、ほぼ「お約束」って感じの着地点かなー。映画としては、既に大半の人が書いているように、水準ってところ。
一作目には負けてたけど、ね。

一日一回上映の最終日(つまり最後の一回)。ギリギリで観た。

既にポスターさえ貼って無くて、今日こそ貸し切りか?、と思ってたら、観客が20人近く居て驚き!
みなさん、軽めのコメディーを観た後、街に繰り出すのかな?、なんて。

そうそう、以前アメリカに行った事がある人から聞いた「宝島(トレジャー・アイランド)」のショーが、映画の後半に出てきて、これかぁ、って感じだった。
この辺りは、現地を知ってる人が観ると、より楽しめるのかも、ね。

【 goo 映画の紹介文 】

デンジャラス・ビューティー2 - goo 映画

「ミス・アメリカコンテスト」の爆破を阻止したFBI捜査官グレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)は、今や全米中の人気者。
ところが、有名になり過ぎて潜入捜査には支障を来たし、おまけに同僚との恋もあっけない幕切れを迎え、公私共に大ピンチだ。
そこで心機一転、FBIのPR活動という新たな任務を引き受け、セレブ・ファッションに身を包んで“FBIの顔”として生まれ変わる。
そんな時、親友でもあるミス・アメリカのシェリルが誘拐され、犬猿の仲のサム(レジーナ・キング)を相棒に捜査に乗り出す。

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 13:11 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (2) | ↑↑↑

2005年06月06日

映画「ホステージ」

「ホステージ」のポスターこの映画、結構人気やねんなぁ…。
最初、誰も入場して来んから、貸し切りかと思ったのに。(苦笑)

実際、私は、「ギャー!」とか「エッ?」とか「アハハ」とか、そりゃもう大騒ぎさぁ〜。(爆)
あ、別に、なんちゃってアメリカ人になってみた訳じゃないんですけど、こんな恐い映画だと思ってなかったもので。(「恐い」っても、別にホラーみたいなんじゃないんですけど、結構「ドキッ」とするシーンが多くて。)

「誘拐」が、実は「二重(?)」になってる処は、意外性もあって楽しめた。

【 goo 映画の紹介文 】

ホステージ - goo 映画

敏腕人質交渉人のジェフ・タリー。
彼は、ある立てこもり事件に失敗するまで一度も失敗をしたことのない優秀なロスの警官だったが、その事件の失敗により、心に深い傷を負い、ロスを去り、小さな町の警察署長となった。
平穏な町での生活を選んだ彼に、突如として、犯罪の魔の手が忍び寄る!

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 21:35 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年06月05日

ビデオ「許されざる者」

実は、私の先日の拙稿 に、Carolita さん からトラックバックを頂いておりました。
このCarolita さんのエントリー では、クリント・イーストウッドについて詳しく書かれており、その中で気になった映画です。
「ミスティック・リバー」と「ミリオンダラー・ベイビー」だけではなかったのですね、アカデミーがらみ。しかも、モーガン・フリーマンとのコンビだし。
私は、「ダーティハリー3」をリアルタイムで観た記憶があったりしますが、逆に映画を全然観て無い時期もあったりするので、関連作品を紹介してくださっているとありがたいのです。
あ、それから、トラックバックに関しては、以前自分で書いた記事 の手前「単純トラックバック返し」はなるべくしない様にしています。
なので、この記事も、ちょっとどうしようかなと悩むのですが、一応先日の記事と合わせ技(大袈裟)って事で、Carolita さん にトラックバックしておきましょう。

DVD「許されざる者」by Amazon アフィリエイト ある意味(哀しい)悪役、賞金稼ぎのお話。

私としては、イマイチ入り込めなかった。
主人公の心情なんかは、よく解るんだけど。

【 goo 映画の紹介文 】

許されざる者 - goo 映画(あらすじ)

1880年、ワイオミング。列車強盗や殺人で悪名を轟かせていたウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、今では銃を捨て2人の子供と農場を営みながら密かに暮らしていた。
しかし家畜や作物は順調に育たす、3年前に妻にも先立たれ苦しい生活だった。
そんなマニーのもとにスコフィールド・キッド(ジェームス・ウールヴェット)という若いガンマンが訪ねてくる。
彼は娼婦フィッツジェラルド(アンナ・トムソン)に重傷を負わせた2人のカウボーイを倒して、一千ドルの賞金を得ようとして考えていた。
(以下 ネタばれ があるので省略)

【以下、ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 16:23 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年06月04日

ビデオ「ジョー・ブラックをよろしく」

DVD「ジョー・ブラックをよろしく」by Amazon アフィリエイト何か邦題が気になるよね。何で?って(笑)。

ラブストーリーとしては、イマイチな展開。

むしろ、「余命いくばく…」の役を演じる、アンソニー・ホプキンスに注目して観ると結構楽しめるかも。
(役者だから当たり前だけど、ハンニバルの時とは完全に別人になってるのが、さすが。)

【 goo 映画の紹介文 】

ジョー・ブラックをよろしく - goo 映画(あらすじ)

大富豪パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)のもとに突如客がやって来た。
ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と名乗る彼、実はパリッシュを迎えに来た死神で、ついでにパリッシュを案内人にして人間の世界を見に来たのだった。
娘のスーザン(クレア・フォラーニ)は彼の姿を一目見るなり驚く。ジョーは街で意気投合した青年にそっくりだったからだ。
(以下 ネタばれ があるので省略)

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 04:33 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年06月03日

地上波「ロミオ・マスト・ダイ」

DVD「ロミオ・マスト・ダイ」by ディープラネット アフィリエイト夕食を食べながら観た。

結構おもしろい。気軽に観るにはいいかも。
アクションは、なかなか切れがいいし。

終わり方もまぁまぁ爽やかかな。

DVD「ロミオ・マスト・ダイ」:ディープラネット

オークランドでは、黒人系ギャングとアジア系ギャングが何代にも渡る激しい対立を続けている。
そんな中、アジア系ギャングのトップの息子・ポーが殺害された。この事実を知ったポーの兄・ハンは囚われていた香港の刑務所を脱獄し、アメリカへ舞い戻る。
かつて名刑事だったハンは事件の真相を知ろうと奔走するが、謎は深まるばかり。
さらに、黒人組織と正体不明の殺し屋一味がハンの命を狙ってきた…。

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 23:54 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年06月02日

ビデオ「死ぬまでにしたい10のこと」

えと、これは、風茶房 日々雑記の kuu さんが、かなり以前に紹介されていた 作品で、ずーっと気になっていた映画だったのです。
なので、私の感想は、イマイチ冴えませんが、kuu さんのエントリー にトラックバックをしておきます。反論が聞けるかな?
(^-^)

DVD「死ぬまでにしたい10のこと」by ディープラネット アフィリエイト余命数ヶ月とわかってしまった時に、いかに生きるべきか。
このテーマは重い。

この映画では、母(としての主人公)の強さを感じる。
当然、独りで悩み苦しむ事もあるのだけれど、大袈裟なシーンは全く無く。

逆に、潔く、凛として生きた主人公が描かれていて、せつない。

もし私が、彼女の立場だったら、きっとあんなに潔くはなれないだろう。

【 goo 映画の紹介文 】

死ぬまでにしたい10のこと - goo 映画(あらすじ)

清掃の仕事をしている23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、二人の娘とトレーラーハウスで暮らす主婦。
しかしある日、突然の腹痛に倒れ、トンプソン医師(ジュリアン・リチングズ)に癌で余命2〜3ヵ月と宣告される。アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと説明。
そして夜更けのコーヒーショップで今までの人生を振り返りつつ、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを作る。
さっそくそれを実行していくアン。そんな時、コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)が声をかけてくる。
(以下 ネタばれ があるので省略)

【以下、多少ネタばれ あり】

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2005年06月01日

ビデオ「茶の味」

DVD「茶の味」by ディープラネット アフィリエイトニッポンの夏
ヒマワリの夏(なんて)

クスクス笑える場面と爆笑シーンの波状攻撃。
とにかく、なーんも考えないで、たら〜んとなごみたい時にいいかも。

でも、私は、最後ちょい泣きだったり。

【 goo 映画の紹介文 】

茶の味 - goo 映画

山間の小さな村に住む春野家の人々。
片思いの女の子が転校し、後悔しきりの長男(佐藤貴広)。小学校一年生の妹(坂野真弥)は、巨大化した自分が勝手に動き回るのに悩んでいる。
母(手塚理美)は義父(我修院達也)の指導のもと、アニメーター復帰作の制作に夢中。そんな妻にほうっておかれ、面白くない夫(三浦友和)。
うららかな春に霞のようなモヤモヤを抱えている家族だったが、時間とともにそれぞれの状況も変化していき…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年05月30日

CATV「誰も知らない」

DVD「誰も知らない」by Amazon アフィリエイト「ミリオンダラー・ベイビー」のあとだけに、もっと軽い物を観たい気分だったんですけど、CATV のスケジュールにあったので。
ちなみに、劇場公開は見逃しちゃってます。
(>_<)

現代社会の問題とか、親子問題とか、色々考えさせられる映画でした。

【 goo 映画の紹介文 】

誰も知らない - goo 映画

とあるアパートに暮らす母(YOU)と4人の子供たち。
母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも行かせず部屋に閉じこめ、仕事に出かけていく。家事や弟妹の面倒は12歳の長男・明(柳楽優弥)の仕事だ。
そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを明に残し、姿を消してしまう。
それでも明の働きで、4人兄弟は子供だけの楽しい生活を送るのだが、やがてお金が底をつきはじめ…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 19:29 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年05月29日

映画「ミリオンダラー・ベイビー」

「ミリオンダラー・ベイビー」のチラシフランキーの『あの行動』を、肯定する事は出来ないのだけれど、かと言って、自分ならどうする?という質問にも答えられそうにない。

本当に、重厚かつ深淵な映画。
アカデミーに絡んでなかったら、敬遠したかも知れないと思うほど。

でも、こういう作品に出逢う時の感動があるから、映画ファンはやめられないとも言える。

後半は、泣けて仕方がなかった。

【 goo 映画の紹介文 】

ミリオンダラー・ベイビー - goo 映画

「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキーは、23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。
有望株のウィリーは、教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、別のマネージャーの下へと去ってゆく。
そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、マギー。マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは女のボクサーを認めようとしない。
だが連日ジムに通い詰めるマギーの一本気さに、やがてフランキーの心も揺り動かされ始めるのだった。

【以下、多少ネタばれ あり】

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投稿者 savabigi : 01:58 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (6) | ↑↑↑

2005年05月27日

映画「クローサー」

「クローサー」のチラシ劇場版の予告編が、結構いい雰囲気で観たいと思ってた映画。

キャストは豪華だと思う。
ちなみに、ジュード・ロウとナタリー・ポートマンは、「コールド・マウンテン」でも共演してた。(しかも、かなり泣けるシーンだった。)

この作品の方は、まぁ、こんな世界(?)もアリなのかも知れないが、私は、全然入り込めなかったなぁ…。
三角関係や四角関係なんて経験無いし(爆)。

【 goo 映画の紹介文 】

クローサー - goo 映画
通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダンは、車と接触事故を起こした女性を助ける。彼女の名はアリス。ニューヨークでストリッパーをしていたアリスは、その日ロンドンに着いたばかりだった。
2人は恋に落ち、同じ部屋で暮らし始める…。
1年後。処女小説の出版を控えたダンは、アンナという女性写真家に一目惚れする。アンナは恋人のいるダンを拒むが、ダンの心の揺れはアリスに見抜かれていた。
一方、アンナはダンの悪ふざけがもとで医師のラリーと出会い、結婚するが…。それぞれの愛は、やがて運命的に交錯してゆく。

投稿者 savabigi : 13:31 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年05月25日

映画「ザ・インタープリター」

「ザ・インタープリター」のチラシ何と言ってもニコール・キッドマンとショーン・ペンの演技が全て。
お話も、映画の後半は、結構面白いんだけど…。

「国連」の内部なんて知らないから、実際にこんな事もあり得るかも、なんて思ってしまう。

映画全体の印象は、ちょっと地味かなぁ。
意外に脇役が多く、しかも顔の見分けが微妙だったりする「前半」が問題だった。

【 goo 映画の紹介文 】

ザ・インタープリター - goo 映画

アフリカのマトボ共和国。独裁的な大統領ズワーニが治めるこの国では、民主化を目指す多くの活動家の命が奪われていた。
マトボ生まれのシルヴィア・ブルームは、ニューヨークの国連本部で通訳として働いていた。
ある日、彼女はズワーニの暗殺を企てる会話を偶然聞いてしまう。
すぐ当局に通報したシルヴィアだが、身辺に不穏な動きを感じるようになり、恐怖に震える。彼女の安全を守るためシークレット・サービスがつくようになる。
しかし、その中の一人ケラーは、シルヴィア自身が共謀者ではないかと疑い始める。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 03:28 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年05月24日

映画「トニー滝谷」

「トニー滝谷」のポスターこの映画の手法は、賛否両論みたい。
私は、この何とも静かな雰囲気は嫌いじゃなかった。

テーマの「孤独感」や「喪失感」の表現は、何となく「ロスト・イン・トランスレーション」なんかに通じるところもあったり。
けど、この映画の方が、随分短いし、とても静か。

確かに、あそこまで「ナレーション」で引っ張るのは、「映画」としては邪道なのかも知れないけれど。

【 goo 映画の紹介文 】

トニー滝谷 - goo 映画

幼い頃から一人でいることが当たり前だと思って生きてきたイラストレーターのトニー滝谷(イッセー尾形)が、15歳年下のA子(宮沢りえ)に恋をして、結婚する。
最愛の女性と過ごす毎日は、これまで味わったことのない幸福をトニーにもたらしたが、ただひとつ気がかりなことがあった。それはA子がきれいな服を目にすると買わずにはいられなくなること。
洋服を着るために生まれてきたような着こなしの上手さはA子の魅力ではあったが、新しい服への飢餓感は、まるで中毒のようだった…。

投稿者 savabigi : 02:44 | [ 映画・テレビ ] | コメント (1) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年05月23日

映画「犬猫」

「犬猫」のポスター月曜日は、メンズデーだった事もあり、珍しく「トニー滝谷」とハシゴ。
実は27日にはDVDが発売になるらしいのに、こんなタイミングで劇場鑑賞。

う〜ん、無理して観るほどのことも無かったかも。(悲)
イマイチ若い女の子達の感覚が解らないからかも知れないけど。

例えば、ケンカしちゃう時の心理状態だとか、その後、家をとび出して駆けるシーンなんかは、面白いんだけど。
あ、代わりにバイトに行ってやったりする辺りも悪くなかった。

けど、何で其処に戻るのかな?、とか、「で?」何が言いたいんだろう、とか、あんなバイトだけで生活出来るだろうか?、などなど理解不能な処 多し。
元々、ストーリーを期待する様な映画ではなかったのかも知れない。

【 goo 映画の紹介文 】

犬猫 - goo 映画

東京の近郊のどこか。1年間中国へ行くというアベチャンの留守を預かるため、友だちのヨーコが一軒家にやってきた。
そこへ恋人の古田との暮らしが嫌になって飛び出したスズも転がり込んでくる。幼なじみというヨーコとスズだが、態度はよそよそしい。
内向的で男性にも奥手なヨーコに対して、外向的であっけらかんとしたスズ。性格は正反対だが、なぜかオトコの好みは昔から同じ。
過去に古田をめぐってのトラブルがあったようだ。
なんとか2人暮しが始まるが…。

投稿者 savabigi : 23:53 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年05月22日

ビデオ「ジョゼと虎と魚たち」

DVD「ジョゼと虎と魚たち (通常版)」by ディープラネット アフィリエイトこれも見逃してたんだなぁ。2003年12月公開かぁ…。
結構有名な作品みたいなのに。

展開に、かなり驚き。
池脇千鶴の体当たり演技も。

ラストは、かなり切ないねぇ…。
ジョゼの、「成長」に救われるけど。

ジョゼと虎と魚たち - goo 映画

ある日、大学生の恒夫(妻夫木聡)は、坂道を暴走する乳母車に遭遇する。
乗っていたのは、包丁を握りしめ、恐怖と怒りに満ちた目を見開いた少女(池脇千鶴)だった。歩けない孫娘を「こわれもの」として世間から隠そうとする老婆(新屋英子)が散歩に乳母車を使っていたのだ。
脚の不自由な孫娘は、自分を“ジョゼ”と名のり、手際よく料理した食事を恒夫に振る舞う。その美味しさに感嘆する恒夫だったが、当の本人は「当たり前や!」と、にべも無い。
恒夫はそんな負けん気の強いジョゼにひかれるのだった。

【以下、ネタバレあり】

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2005年05月19日

映画「Shall we Dance?」

「Shall We Dance?」のチラシなかなかいい映画だった。
雰囲気は大人っぽいし。

ストーリーは、ほぼ完全に近い形でリメイクされていて、落ち着いて観ることができた。
但し、当然、細部においては、オリジナル日本版とは変更された処もある。
その変更が良かったところもあるし、逆に日本版の方が良かったところもあったり。

【 goo 映画の紹介文 】

Shall we Dance? - goo 映画

弁護士のジョンは帰宅途中、ダンス教室の窓辺に佇む美しい女性を見かけ、その物憂げな姿に心奪われる。
ある夜、途中下車して教室に足を踏み入れたジョンは、そのまま入門クラスのレッスンを受けることに。窓辺の女性、ポリーナの姿を追いながら、ダンスの楽しさを覚えていくジョン。
やがてジョンは、ダンスコンテストに出場するボビーのパートナーに選ばれる。
その頃、妻のビヴァリーはジョンの変化に気付き、探偵を雇うことに…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年05月17日

映画「雨よりせつなく」

月曜は公休でした。そして、またまたルナティックのメンズ・デー。
この映画、我が松山では、なんと一日一回上映。しかも一週間だけ。なかなか凄いスケジュールだ。
ちなみに直前の時間帯には(大林監督の)「理由」をやってて、見終わって出てくる人が多かったのには驚き。
しかも、(たぶん)某サンシャインの戸川さんも居て、二度ビックリ。
私は「理由」の方には、興味無し。
むしろ、もう一本観るなら、直後の「キス・オブ・ライフ」の方が観たかった(ルナティックスケジュール参照)けど、インターバルが短か過ぎて、断念した。

「雨よりせつなく」のポスターちなみに、観客は、私を含めて、計3人。「理由」とはえらい違いだ。(けど月曜の日中なので、こっちの方が「普通」かも。)

何度か登場するカップラーメンが食べたくなったりして(苦笑)。
あ、でも、映画の雰囲気は、そんな感じじゃなく。
しっとりっていうか、淡々としてる。

たぶん、こういう、ゆったりした映画は、結構 癒し系といえるかも。
苦手な人にとっては、退屈なだけだろうけど。

【 goo 映画の紹介文 】

雨よりせつなく - goo 映画

広告代理店のマーケティング部でバリバリと働いている水野綾美は、現在27歳。結婚を間近に控えた親友に「将来のことをもっと考えなさい」とせっつかれても、落ち着いた雰囲気の彼女は笑顔で受け流す。
しかし内心では、結婚をあきらめ仕事に生きる道も考え始めていた。
そんなある日、綾美はフリーマーケットで見かけたのをきっかけに、同じ会社に勤める倉沢彰夫に興味を持ち始める。
2人は徐々に近づいていくが、倉沢には悲しい思い出があった…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年05月16日

映画「バタフライ・エフェクト」

「バタフライ・エフェクト」のポスター「あの時ああしていれば…」っていうお話。

乱暴に言えば、タイムトラベル系(苦笑)。
設定なんかは面白いんだけど。

日本向けのコピーでは、「切ないラスト」みたいな感じを謳っていたと思うけど、私には、そんなに「切ない」って感じじゃなかったなぁ。

【 goo 映画の紹介文 】

バタフライ・エフェクト - goo 映画

幼い頃から度々記憶を失っていたエヴァンは、治療のため日記をつけ始める。13歳の頃、エヴァンは幼なじみのケイリーたちと悪戯をして大事故をひき起こすが、その瞬間も彼の記憶は空白だった。
やがてエヴァンは引っ越すことになり、虐待傾向のある父と乱暴な兄トミーと暮らすケイリーに、「迎えにくる」と伝え残す。
時が経ち、大学生となったエヴァンは、記憶を失うこともなくなっていた。
しかし、昔の日記を見つけた時から、エヴァンの意識に変化が起きる。

ちなみに、タイトルの「バタフライ・エフェクト」とは『一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きることもある』という事だそうで、『初期のごく僅かな差違が、将来的に予測不能な大きな違いを生じさせる』というカオス理論の例えとして有名なんだって。

【以下、ネタバレあり】

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2005年05月15日

映画「交渉人 真下正義」

「交渉人 真下正義」のポスター時期的に、大変緊張感のある映画。
先日の事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りした上で、心して観るべきだろう。

そして、この作品も、エンドロールの後まで観た方が良いですよ。

【 goo 映画の紹介文 】

交渉人 真下正義 - goo 映画

2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。
その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた…。
あれから1年…。2004年12月24日、雪乃とクリスマス・イブのデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、その日の午後、突然、室井管理官から呼び出しを受ける。警視庁史上、最悪の緊急事態が発生。東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られたのだ!

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 23:59 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2005年05月13日

ビデオ「恋愛寫眞 Collage of Our Life」

DVD「恋愛寫眞 Collage of Our Life」by ディープラネット アフィリエイト映像が抜群に美しい。特に風景写真はため息もの。

ちょっと広末涼子のしゃべり方が苦手なんですけど…。

でも、お話はなかなかいい感じかな。かなり哀しいところもあるけど、ラストには救いがある様に思えたし。

ディープラネット - DVD「恋愛寫眞 Collage of Our Life」

カメラマンの瀬川誠人のもとに、ある日、1通のエアメールが届いた。
それは誠人のかつての恋人であり、ニューヨークで客死した里中静流からのものだった。ともにカメラを持って語り合い、別れはしたものの今でも静流を想っている誠人は、静流を探してニューヨークへ旅立つ。
そして静流が送ってきた風景写真だけを手がかりに、広いニューヨークを歩き回った。
旅の途中で牧師のカシアスやダンサー志望のアヤに出会いながら、誠人は静流を探し続けるのだが…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 03:10 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年05月11日

映画「インファナル・アフェア Ⅲ 終極無間」

「インファナル・アフェア III」のチラシやっと観た。

結論から言うと、「I」が一番好き。
完成されてたと思う。

でも、まぁ、一部マニアックとも言えるファンが居るのも理解できる作品。
それぞれタッチは違うけど、3作トータルとしての完成度は高いと思う。
そのぶん、予習が必要なのは、ちょっと懲りたけど。

実際、感想も「III」だけについて、どうこう書いても仕方無いとも思いながら…。

【 goo 映画の紹介文 】

インファナル・アフェア III 終極無間 - goo 映画

潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。
警官として生きる決意をしたラウは、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。
ある日、保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。
内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 22:50 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年05月07日

インファナル・・・

DVD「インファナル・アフェア2 無間序曲」by ディープラネット アフィリエイト「III」の予習の為に、「II」を観る。
劇場では見逃してたので。

DVD「インファナル・アフェア (低価格版)(初回限定生産)」by ディープラネット アフィリエイト何か解りにくいぞ、と思いながら、結局「I」も観直し。

2日連続で重たいのをじっくり観るはめになった。おまけに、6日は「Shall We Dance?」日本版も地上波で観たし。

「交渉人・真下…」も始まるようだし、はたして「III」を観る時間と気力(?)があるのか? >私

投稿者 savabigi : 02:47 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年05月03日

映画「ニワトリはハダシだ」

「ニワトリはハダシだ」のチラシ一言、観てよかった!

またまた、ルナティックのメンズデーに。
都会では、去年暮れに公開されてたらしいけど、松山ではやっと。(嬉し)

久々に邦画で泣いた。
テーマとしては、パッチギにも通じるところもある。
ただ、こっちは、より「家族愛」にジーンとする。
「お涙頂戴」映画ではないので、「楽しく」観る事が出来る人も多いかも。

ただし、奥は深いと思う。反体制的だったりもするし。
そして、映画としては、ちょっと舌足らずなところも感じたけど、何かスピード感に転化されてる様にも思えて結果オーライだったり。

【 goo 映画の紹介文 】

ニワトリはハダシだ - goo 映画

知的障害を持つ少年サムは、潜水夫のチチ・守と2人暮らし。在日朝鮮人のハハは、サムの教育についてチチと意見が合わず、妹の千春を連れて近所の実家へ帰っている。
養護学校でサムを担任する直子は、サムが両親と一緒に暮らしたがっていることを守に告げるが、頑固な守は耳を貸さない。
そんなある日、サムが暴力団に誘拐された!人並みはずれた記憶力を持つサムは、検事と暴力団の汚職に関わる高級車のナンバーを覚えていたのだ。
チチとハハ、そして直子はサムの行方を追う…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 02:14 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月28日

CATV「チアーズ!」

DVD「チアーズ!」by ディープラネット アフィリエイト 「ウィンブルドン」が観たいぞ、と思いながら、松山では、まだなので、とりあえず、キルスティン・ダンストを観ておくってことで。(笑)

「ダンスと器械体操を超ミニで演じる」んだそうで、やっぱ「大会」は見応えあり。
劇場で観てれば、もっと迫力あっただろうに…。

ストーリーは、定番のスポ根風。
ただし、安直に全て上手くいったりしないところが良かった。

チアーズ! - goo 映画(あらすじ)

カリフォルニアのランチョ・カルネ・ハイスクール。当校のチアリーディング・チームトロスは、ここ数年全国選手権大会で優勝の実力を見せつけていた。
しかし、今年も連続優勝を狙おうと張り切るキャプテン、トーランス(キルステン・ダンスト)は、転校生ミッシー(エリーザ・デュシュク)からチーム伝統の振り付けが今まで大会経験のないクローヴァーズからの盗作と聞かされ、愕然。
自分たちの実力を正当に評価してもらおうと、慌てて新しい振り付けを作ることに…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 23:56 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (2) | ↑↑↑

ビデオ「LoveLetter」

DVD「Love Letter」by ディープラネット アフィリエイト 何か、キャストを見ただけでは、惹かれるものがなかったのに、お話は良かった。
95年の各映画賞を独占したというのも納得。

淡くて、切ない映画。

悲惨な事故のシーンや、父が病死するシーンなんて全然無くても、哀しみは充分伝わる。
ほろ苦い感じに、ちょい泣き。

ディープラネット - DVD「Love Letter」

神戸に住む博子は、2年前にフィアンセの藤井 樹を山の遭難事故で失っていた。
偶然、藤井が昔小樽に住んでいたことを知った博子は、悲しみを癒すために一通の手紙を小樽宛に出した。
ところが、返ってくるはずのない返事が博子の元へ届く。やがて博子は、差出人の藤井 樹が同姓同名の別人だと知る。
ただし、返事をくれた藤井 樹は博子の知る藤井 樹と中学時代のクラスメートで、しかも女性だった…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 04:59 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月26日

映画「コンスタンティン」

「コンスタンティン」のチラシエンドロールの後まで観ましょうね、っていう映画。(ま、オマケ程度だけど…。)

天国と地獄のお話、あるいは、天使と悪魔の事を、結構真面目に考えて作ろうとしてる感じ。
「聖書」を知ってると、もっと深いところがあるのかも。
実際には、私なんかから観ると、観念的な虚構の世界でしかないんだけど。

でも、ざっくりとまとめると、「2005年版 エクソシスト」っていう感じかなぁ。

まぁ、単に、特撮バリバリの娯楽大作として楽しむのも、アリだと思う。

【 goo 映画の紹介文 】

コンスタンティン - goo 映画

悪魔を見分ける特殊能力を持ったジョン・コンスタンティンは、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けている。その体は末期ガンに冒され、余命は1年。
悪魔祓いの最中、不穏な空気を感じたジョンは、地上を成立させている、天国と地獄の均衡が崩れかけていることを知る。
同じ頃、妹の自殺に不審を抱く女刑事アンジェラが、ジョンに協力を頼んできた。
妹、イザベルの手首には、サタンの子ルシファーの印が刻まれていた…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 12:20 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月22日

映画「五線譜のラブレター De-Lovely」

DVD「五線譜のラブレター」by ディープラネット アフィリエイト作曲家コール・ポーターの伝記映画。

音楽映画としても楽しめる。
サントラ、欲しくなるよ。

「Love For Sale」では、アコースティックベースの低音がよく響いてるので、劇場で観る価値は充分だと思う。
やっぱ、家庭用システムでは、難しいよ、この音。

【 goo 映画の紹介文 】

五線譜のラブレター De-lovely - goo 映画

1920年代のパリ社交界で、コール・ポーター(ケビン・クライン)と、美しく才気に満ちたアメリカ女性リンダ(アシュレイ・ジャッド)が出会い、互いに惹かれ合う。
ポーターの類い稀な音楽の才能を見抜いたリンダは、彼がゲイであることには頓着せず、2人で夢をかなえようと結婚する。早速、リンダが人脈と豊富な資金を駆使してお膳立てしたブロードウェイ・ミュージカルで成功を収めたポーターは、一躍売れっ子作曲家としてもてはやされるようになる。
が、同時に享楽的な生活にのめり込んで行くのだった。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 16:03 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2005年04月20日

映画「真夜中の弥次さん喜多さん」

「真夜中の弥次さん喜多さん」のポスター私としては、苦手なジャンルだけど、かなりオカシイ。
途中まで、爆笑の嵐。

後半、ちょっと疑問が無いこともなかったけど、文句無く笑えるコメディー作品。

【 goo 映画の紹介文 】

真夜中の弥次さん喜多さん - goo 映画

「オイラ、リヤル(現実)がとんと分からねえ」と、虚ろにつぶやくヤク中の恋人・喜多八(中村七之助)を、なんとか立ち直らせたい弥次郎兵衛(長瀬智也)は、「リヤルは当地にあり!」と書かれたお伊勢参りのDMに一縷の望みを託す。
手に手をとってお伊勢さんを目指し江戸を後にするディープに愛し合う2人。が、禁断症状に苦しむ喜多さんを連れての旅は、当然波乱を呼ぶ。
まずは、箱根の関所を通るために、鬼の番人・木村笑之新(竹内力)から笑いをとらなければならないのだが…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 01:19 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月19日

映画「またの日の知華」

「またの日の知華」のチラシ昨夜は、またまた、ルナティックのメンズ・デーだったので。

「タイトル」が何とも気になっていた映画。ひとりのヒロインを4人の女優が演じる、という構成にも興味があった。

「お話」は理解できたけど、何が言いたいのかは、イマイチ解らなかったなぁ…。

【 goo 映画の紹介文 】

またの日の知華 - goo 映画

1970年代初め、体育教師の知華(吉本多香美)は、夫の良雄と穏やかな日々を暮らしていた。しかし、良雄が肺結核に倒れ、療養所へ入ることになる。
3年後、故郷へ戻った知華(渡辺真起子)は、新任の和也と愛人関係を持つようになる。
数年後、教職を辞めた知華(金久美子)は、かつての教え子、幸次と再会した。幸次は、姉への愛情を知華に移していく。
再び時が過ぎ、場末のバーで働いていた知華(桃井かおり)は、前科者の瀬川と出会い、日本海の島へ旅に出る…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 02:40 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (2) | ↑↑↑

2005年04月17日

映画「コーラス」

「コーラス」のポスター何と言っても美しい歌声が話題なんだけど、「心をつかむ」事が大切だという教師と生徒たちのお話。

どちらかと言うと、淡々としているから泣き所は微妙かも。
でも、私は、流石にラストでは、号泣しそうになって嗚咽を堪えてたけど。(汗)

実は、見終わった後、「イラク問題」でブッシュ政権に反対し続けたフランスの強さを思った。
「体罰」だけでは何も変わらない。

【 goo 映画の紹介文 】

コーラス - goo 映画

世界的指揮者のピエールは、母親の葬儀のために帰郷する。そんな彼に、古い友人のペピノが一冊の日記を手渡した…。
時は、1949年のフランス。問題児が集まる寄宿舎へ、新しい音楽教師マチューが赴任した。子供たちの酷いイタズラに迎えられたマチューだが、何よりも、体罰で規律を保とうとする校長に疑問を持つ。
子供たちの心を開くため、合唱団を結成したマチューは、学校一の問題児、ピエールの美声に驚嘆する。
やがて子供たちは、歌を通じて純粋な心を取り戻していくのだが…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 04:49 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年04月15日

CATV「ベッカムに恋して」

DVD「ベッカムに恋して」by ディープラネット アフィリエイトこれも、頑張る女の子たちのお話。
登場人物が生き生きしてるのがいいね。

ちなみに、ベッカムは、ポスターとか話題には出てくるけど、実際には、ほとんど関係無い。
主人公たちの、精神的な「目標(憧れ)」みたいな感じで使われていた様な感じ。

「家族の問題」や「人種の問題」もさらりと盛り込みながら、ちょっと泣かせる場面もあるけど、爽やかな青春もの(死語?)ですね。

ベッカムに恋して - goo 映画(あらすじ)

ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、サッカーとベッカムを愛するインド系の少女。 地元の女子サッカー・チームのエース・ストライカー、ジュールズ(キーラ・ナイトレイ)から誘われた彼女は、チームに入部。コーチのジョー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)にも見込まれ、本格的なプレーイヤーへの一歩を踏み出した。 ところが、伝統的なインドの慣習にあずかる母(シャヒーン・カーン)にそれがバレてしまい、サッカーを禁止される。 しかしジェスは隠れてサッカーを続け、…

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 16:54 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月14日

ビデオ「八月のクリスマス」

DVD「八月のクリスマス」by ディープラネット アフィリエイト静かな静かな作品。

確かに、それまでの韓国の映画とは、ちょっと違うかも。
セリフも少ないし。

ハン・ソッキュの笑顔、印象的だ。

八月のクリスマス - goo 映画(あらすじ)

ソウルで写真店を経営する青年は、ある日、店にやってきた若い女性と知り合う。
毎日店を訪ねてくる彼女と他愛ないおしゃべりをしているうちに、それがかけがえのない時間になっていく。素直で飾らない彼女と、それをやさしく見つめる青年。
しかし、互いの胸のうちを明かせないまま、別れのときは確実に近付いてきていた…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 14:18 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (2) | ↑↑↑

2005年04月13日

映画「エターナル・サンシャイン」(3回目)

流石に3回も観ると、彼女の髪の色の変化も覚えられる。
水曜のレディース・ディに、男独りじゃあんまりだから、明日も会社だけど火曜日のレイトショーに滑り込んで。
仕事帰り、自宅とは反対方向に、自転車をこぐ。
高校時代は、梅津寺から立花まで自転車で帰ってた。しかも部活でヘトヘトになった後に、ね。
今は、流石に、衣山から自宅までは遠く感じたけれど。

オープニング・シーン、見逃さないで。時が繋がるまで。
しばし冷静に流れを追っても。彼の「恥ずかしい記憶」辺りから、やっぱりウルウルしてくるよ。
登場人物の誰にも感情移入出来ない映画もあるのに、誰にでも想いを馳せる事が出来る作品もあるんだ。
例えば、不倫なんて理解は出来ないけど、彼女が「現実」に直面したシーンでは、同じように涙が。
そんな彼女の全てを受け入れる彼の「心から好きなんだ」の言葉も。
仲の良かった恋人たち。言い過ぎた喧嘩、繰り返さないで。
言ってはいけない事があるのも、覚えておいて。
「消されてからも、ずっと好きだった」(涙)
そして、ラストにも。
「いいさ」「そうね」・・・

きっとDVDも買いたな。
忘れそうになった頃に、何度も思い出すために。

投稿者 savabigi : 00:24 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月12日

映画「ヴィタール」

「ヴィタール」のポスター都会では昨年末の映画だったみたいだけど、こちらでは今頃公開だったりする。

とりあえず、浅野忠信をスクリーンでは観た事が無かったので。
ルナティック」、市内では唯一、月曜にメンズ・デー割引やってるし。

【 goo 映画の紹介文 】

ヴィタール - goo 映画

医大生の博史は、交通事故から一命を取り留めるものの一切の記憶を失い、父母の顔さえわからない。何も思い出せず居場所のない博史だったが、自分の部屋にあった医学書にだけは興味を持ち、大学の医学部に入学しなおす。
やがて2年生の必須科目である、解剖実習が始まった。
博史の班に割り当てられたのは、腕に入れ墨のある若い女性の遺体。博史は解剖にのめりこんでいくのだが、やがてその女性が自分に関わりの深い人だったことを思い出し始め…。

詳しい感想は、またそのうち。(いつになるやら…。)

投稿者 savabigi : 00:22 | [ 映画・テレビ ] | コメント (3) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月07日

ビデオ「キューティ・ブロンド」

DVD「キューティ・ブロンド 特別編」by ディープラネット アフィリエイト「勇気」が欲しい時に、いいかも知れない一本。

面白くて、爽やか。

ありがちなストーリーっぽいけど、この映画では、「プラス思考」がキーポイントだね。
「やれば出来る」と、自分を信じる事が大事だというメッセージに満ちている。
但し、当然、努力もして、のお話だけど。

キューティ・ブロンド - goo 映画(あらすじ)

裕福な家庭のもとに育ったエル・ウッズ(リーズ・ウィザースプーン)は、学校一の人気者。
だが婚約寸前までいった恋人のワーナー(マシュー・デイヴィス)に、髪がブロンドすぎて政治家を目指す自分の妻にふさわしくないという理由でふられてしまう。
納得のいかないエルは、猛勉強を開始してワーナーの通うハーバードのロー・スクールに入学した。しかし再会したワーナーは…
(ネタばれがあるので省略)

【以下、ネタバレあり】

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2005年04月06日

映画「ホワイト・ライズ」

最近よく拝見させて頂いている、「 日々の記録と、コラムみたいなもの 」さんで、随分前に紹介されていた映画。

日々の記録と、コラムみたいなもの:銀座で映画を観る

恋人がある日突然消えてしまった理由も、ふたりがその後会えなくなってしまった理由も、観る側が納得出来るように、とても丁寧に説明されている。
彼らに絡んで来る脇役たちの登場の仕方や心理描写も細かく描かれ、小物の使い方も効果的で、本当に"良く出来た作品"といった印象だった。

この映画、こちらでは、やっと今頃観ることができた。

DVD「ホワイト・ライズ」by Amazon アフィリエイト嘘を軸にした、サスペンス仕立てのラブストーリーってところ。
これも、ちょっと小粒だけど、moco fleeks さんの感想通り、ほんと良く出来た作品。

但し、松山では、平日2回上映。レイトショーも週末のみ。
これじゃ「動員」増えないよ…。

私、途中で頭痛(睡眠不足のせい?)になるわ、トイレに行きたくなるわ、最低のコンディションだったけど、でも最後まで抜けられなかったから、この映画の緊張感、結構凄いと思ったよ。(どういう理屈やねん?)

オープニング。めっちゃカッコ良い。
まぁ、Web や テレビでもよく見かける雰囲気の、細く切った画像を重ねて移動させるタイプのワイプだけど、やっぱ大画面で観ると壮観だね。
音楽もセンスいいし。

【 goo 映画の紹介文 】

ホワイト・ライズ - goo 映画

広告会社で働くマシュー(ジョシュ・ハートネット)は、婚約者との結婚を控え、故郷のシカゴへ戻ってきた。
そんなマシューの目に飛び込んだのは、2年前に突然姿を消した元恋人、リサ(ダイアン・クルーガー)の姿。かつてないほどに愛した女性の面影が頭から離れないマシューは、出張を取りやめてリサの行方を捜し始める。
やがてマシューはあるアパートの一室にたどり着くが、住人はリサと同じ名前を持つ別人(ローズ・バーン)だった。
落胆するマシューだが、彼女には大きな秘密と嘘が隠されていた…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年04月03日

何回か観たい映画たち

2005年も、はや3ヶ月が過ぎましたね。
ほんとは、そろそろ桜の写真でも撮らなきゃ、ってところなんですけど、まだ(昼間に)時間がとれないので、1月〜3月までに観た映画のまとめみたいな感じで、個人的ベスト3です。

1位 ネバーランド
2位 エターナル・サンシャイン
3位 ボーン・スプレマシー
(いずれもリンク先は、拙稿です。)

投稿者 savabigi : 13:18 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年04月01日

映画「ナショナル・トレジャー」

「ナショナル・トレジャー」のチラシまぁ、面白いよ。
大昔に、インディージョーンズなんかを観てた頃のドキドキ感は無かったけど。

これ、ディズニー映画だったんだ。知ってたら観なかったかも。(爆)

んで、まぁ、アビエイターに続いて、あんまし書く気も起きないので、テキトーですが、派手な映画が好きな人にはイイでしょ、って感じ。 勿論、気楽なデートとかにも、薦められますね。

【 goo 映画の紹介文 】

ナショナル・トレジャー - goo 映画

4千年の歴史を誇る伝説の秘宝。幾多の戦乱を逃れ、フリーメイソンに守られてきたこの秘宝は、1779年、独立戦争中のアメリカで忽然と痕跡を絶った。
秘宝の行方を三代に渡って追い続けてきたゲイツ家の末裔ベン・ゲイツは、その封印を解く鍵がアメリカ独立宣言書にあることを突き止める。ゲイツは公文書館の美人博士アビゲイルに面会を求めるが、彼女はゲイツの情報を信じようとしない。
その頃、秘宝を我が物にしようと企む野心家イアンの魔手が宣言書に迫っていた。ゲイツはイアンの裏をかき、宣言書を盗み出す計画を立てるが。

【以下、ネタバレあり】

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2005年03月31日

映画「サイドウェイ」

「サイドウェイ」のチラシ「中年」に万歳!!
「ダメ男」に乾杯!!

ちょっと小粒だけど、人生の機微を、うまく切り取った映画。
軽めのコメディータッチで、笑えて、ちょっとだけホロリとさせる。
どちらかと言うと、「大人」向けだよね。

映画の為だけに、新居浜まで約2時間。松山に住む私にとっては、ちょっとした贅沢だ。

【 goo 映画の紹介文 】

サイドウェイ - goo 映画

国語教師のマイルスは、脱稿した小説の出版をめぐり、編集部からの返事を待っている。
1週間後に友人のジャックが結婚することもあり、2人は前祝いにワイン旅行へ出かけることに。
マイルスは相当のワイン通だが、ジャックの目的は独身最後にハメをはずすこと。
前妻との離婚を引きずるマイルスに、ウェイトレスのマヤを誘うようけしかけ、自分はワイナリーで働くステファニーを口説き落とす。
マイルスとマヤも惹かれあっていくのだが…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年03月28日

映画「アビエイター」

「アビエイター」のチラシ う〜ん、大作!

男のロマンあり、実業家の苦悩あり、恋愛あり。
CMでさんざん見せられてる「事故」シーンとかも、やっぱ劇場で観ると予想以上に凄いものがあるね。

けど、何せ長いよ。
途中、記憶が無いんですけど…。(苦笑)

【 goo 映画の紹介文 】

アビエイター - goo 映画

若き富豪ハワード・ヒューズの夢は、世界的映画監督と航空家。
1930年、莫大な予算をつぎ込んだ映画『地獄の天使』を成功させたハワードは、航空会社を買収し、ライバル社パンナムとの探りあいのなか、軍飛行艇ハーキュリーズの開発に乗り出す。
1946年、テスト飛行中に墜落したハワードは、瀕死の重傷を負ってしまう。空軍からは、戦争の終結を理由にハーキュリーズの契約を取り消されたうえ、軍用資金横領の疑いで公聴会に出席することになるが…。

今日は今から宿直なので、もうちょっと詳しい感想は、そのうち追記します。(いつになるやら…。)

投稿者 savabigi : 16:08 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年03月24日

ビデオ「天使のくれた時間」

ニコラス・ケイジの「ナショナル・〜」が観たいと思いつつ、宿直明けの日では睡魔に勝てそうにもないので、こういう日はビデオのお話。

まぁ、彼の作品の中では、「ザ・ロック」や「フェイス/オフ」なんかも、結構好きなんだけど、今日取り上げるのは、どちらかと言うと私が苦手な「ファンタジー系」の『天使のくれた時間』。

私は映画館で観て、ちょい泣き。先日、ローカル局の深夜劇場で「ながら」で観ても泣き、ビデオで借りても、やっぱり泣けた。

DVD「天使のくれた時間」by ディープラネット アフィリエイト人間は、色々な局面で、「選択」を迫られる事が、結構、あると思う。

例えば、仕事をとるか、家庭をとるか。普通、同列でなんて比べられる訳も無いのに、結果として「大きな選択」になってしまう事も。

そんな、「選択」に迷ったような時には、この作品を観てみるのも、良いかも知れないと思う。

天使のくれた時間 - goo 映画(あらすじ)

マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャック・キャンベル(ニコラス・ケイジ)は、クリスマスイブの夜、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーで、奇妙な黒人青年キャッシュ(ドン・チードル)から換金できない当たり宝クジ券を買い取るはめになる。
「これから起こることは、あんたが招いたことだ」と謎の言葉を残す青年。
その晩、ジャックはいつものように眠りにつくが、翌朝目覚めると、…
(ネタばれがあるので省略)

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 21:41 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年03月20日

映画「エターナル・サンシャイン」

エターナル・サンシャインの割引券 くぅ〜、せつない!

でも、連休中日、19時過ぎ。仕事帰りの私の他には、若〜いカップルが2組。
結局、途中から泣いてたの、私だけだった様な気が…。
思いっ切り、鼻、すすって観たよ、独りだったからね。

「恋の痛みを知る、すべての人へ。」かぁ。
う〜ん、なるほど。
若くて幸せ一杯のカップルには、関係ない世界なのかも。

私にとっては、癒し系の一本。何度か観たいと思うような映画だったな。

エターナル・サンシャイン - goo 映画

恋人同士だったジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、バレンタインの直前に別れてしまう。
そんなある日、ジョエルのもとに不思議な手紙が届く。
「クレメンタインはあなたの記憶をすべて消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないように−」。
自分は仲直りしようと思っていたのに、さっさと記憶を消去してしまった彼女にショックを受けるジョエル。
彼はその手紙を送り付けてきた、ラクーナ医院の門を叩く。自分も彼女との記憶を消去するために…。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 23:40 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2005年03月18日

ビデオ「恋人たちの予感」

DVD「恋人たちの予感 特別編」by ディープラネット アフィリエイトまたまた、メグ・ライアンもの。(笑)

爆笑シーンもあり、ほろりとさせられるシーンもあり。
そして、結構、考えさせられるシーンもあり、の、作品。

これ、初めて見たのは、確か、地上波の深夜劇場だったように記憶している。
まだまだ若かかりし頃(爆)の私は、「男女間の友情」について、真剣に考えさせられたものだった。

けど、こういうの、ラブコメの王道と言えるかも。全て「予定調和」でも、ね。
ちなみに、メグ・ライアンは、この映画の出演がきっかけとなって、メジャーになったそう。

私が、一回目に見た時は、そんなに印象に残る「顔」じゃなかったのに、今見ると、完全に「メグ・ライアン」だったりする。
当たり前だけど、私にとっては、ちょっと新鮮だ。

【以下、ネタバレあり】

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2005年03月11日

ビデオ「めぐり逢い」

DVD「めぐり逢い」by ディープラネット アフィリエイトこの記事で書いた「めぐり逢えたら」のモチーフになった作品。

字幕の文字が、今よりちょっとガタガタだけど、いかにも、な「趣」があるね。 ゆったりと美しい音楽も、最近の映画みたいに過激なシーンなんて一切無いのも、ほんと「往年の名作」のあじわい。

これ、好きだなぁ…。
久しぶりに、ビデオで号泣。

【以下、ネタバレあり】

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2005年03月03日

映画「セルラー」

「セルラー」のポスター時期的に観たいのが無かったんだけど、原案(ラリー・コーエン)が「フォーン・ブース」と同じ人だそうで、観ることに決定!
この方、ほんと電話好きなんだねぇ。(笑)

で、結構面白い。
B級と言われればそれまでだけど。

特に 導入部がとても良い。スピーディーで、あっと言う間に「事件」に巻き込まれる感じが伝わってくるし。うだうだ説明が無いから、見ている方も緊張感に「巻き込まれる」

【 goo 映画の紹介文 】

セルラー : goo 映画

生物教師のジェシカは、自宅に押し入った見知らぬ男たちに誘拐される。
リーダー格のイーサンは、ジェシカをある家の屋根裏へ監禁し、部屋の電話をハンマーで壊して出ていった。
ジェシカは、粉々になった電話のワイヤーを接触させて信号を送ると、ライアンという青年の携帯につながった。
最初は取り合わなかったライアンも、ジェシカの緊迫した声に押され、幾度となく切れそうになる電波を持たせながら、ジェシカを救おうと奔走する。

(余談だけど、これ「ジャンル」は「ホラー」じゃないっすよ!、ね、「goo映画」さ〜ん! 笑)

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 23:27 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年03月01日

「賞」の時期でした。

えと、「アカデミー」発表されてましたね。

CNN.co.jp : 第77回アカデミー賞 受賞・候補の一覧

私としては、まず、音響賞。「Ray」でした。ほんと納得です。(見てない映画もありますが。)
あと、ジェイミーの演技(主演男優賞)も。

今回のアカデミーでは、結構はずれまくったけど、「アビエイター」、早く見たいぞ〜!

あと、「エターナル・サンシャイン」の脚本賞も、気になりまくり…。

にしても、今回みたいにラジー賞がクローズアップされたというのも、凄い事ではないかと。(ブッシュ氏のおかげか? 笑)

投稿者 savabigi : 14:39 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年02月26日

ビデオ「めぐり逢えたら」

DVD「めぐり逢えたら」by Amazon アフィリエイト私、実は、「ユー・ガット・メール(1998 US)」のDVDを持っていたりします。
その、トム・ハンクスと、メグ・ライアンの組み合わせによる、1993年の作品。

ケーリー・グラントとデボラ・カーによる、往年の名作「めぐり逢い(1957 US)」が全体のモチーフ。
運命的な出逢いを描いた映画。
トム・ハンクスも、随分若く見える頃の作品だ。
大泣きするような映画じゃないけど、じわっと心が温かくなる感じだね。

【 goo 映画のあらすじと解説 】

めぐり逢えたら(あらすじ)- goo 映画

ボルチモアの新聞記者アニー・リード(メグ・ライアン)は、カーラジオで偶然聞いた番組に心ひかれた。
それはリスナー参加のトーク生番組で、シアトルに住む8歳の少年ジョナー・ボールドウィン(ロス・マリンジャー)が「落ち込んでるパパに新しい奥さんを」といじらしいまでに切々と訴えていた。
(ネタばれしてるので、以下省略)


めぐり逢えたら(解説)- goo 映画

目前の幸せに迷うキャリアウーマンと、愛する妻に先立たれたシングルファーザーの運命的な恋を描いた、ハートフルな恋愛ドラマ。
監督・脚本は「恋人たちの予感」などで脚本家として活躍し、「ディス・イズ・マイライフ」で監督に進出したノーラ・エフロン。
ジェフ・アーチの原案を、アーチとエフロン、「スティング」のデイヴィッド・ウォードが共同で脚色。

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月19日

映画「パッチギ!」

「パッチギ!」の劇場案内繁華街のシネコンの3番館。たった42席しかない。
松山では最終日だった18日に鑑賞。
結構楽しめた。

日朝関係で、テーマは重いのが解ってたから、観ようかどうしようか随分迷ったけど。
あと、見始めてから、暴力シーンがかなり多くて、え?、こんな映画なん?、って感じだったけど。
でも、観終わると、爽やかな印象が残るいい映画だった。
「戦争問題」も「人種問題」も、考えなければならない事は多いと思うけれど。

【 goo 映画の紹介文 】

パッチギ!-goo 映画

グループ・サウンズ全盛の1968年。
京都府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長・アンソン(高岡蒼佑)一派は、激しく対立していた。
アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ(沢尻エリカ)に心を奪われた、東校の松山康介(塩谷瞬)は、彼女が奏でる美しい曲が、「イムジン河」という朝鮮半島に思いを馳せた歌だと、音楽に詳しい坂崎(オダギリジョー)に教えられる。
キョンジャと親しくなりたい一心で、康介は、ギターの弾き語りで「イムジン河」を練習し、朝鮮語の独学を始める。

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月17日

映画「きみに読む物語」

「きみに読む物語」の雑誌記事映像は、とっても綺麗。
特にオープニング、スカルが河を行くシーンは、ため息もの。
その昔、私、ちょっとだけ、ボートやってたからね。

しかーし!、この涙もろい私でも、「泣け」と言われて泣けるワケぢゃないんだな、これが。

やっぱ、ラストとか、「タネ明かしのシーン」とかですね。
それなりに大切なんですよ。

でも、ね。

私も、実はもっと驚く事実が隠されてるのかと思って、エンドロールまで期待し続けちゃったんですよ。(笑)
だから、結局、私にとっては、「それだけ」の映画でしかなかったんです…。

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月16日

映画「オペラ座の怪人」

オペラ座の怪人 のポスターえと、豪華絢爛です。
衣装や、舞台装置なんかも、大画面で観る意味はあるよ。

ただ、私は、どちらかと言うとストーリーで観るタイプみたいで、この映画はイマイチだったなぁ…。
子守歌なみの優しげな曲に、何カ所か記憶がとんじゃったし。(つまり、寝てました。)

ホンダの高級車のCMにも使われている、誰もが耳にした事がある、あの曲はやっぱ印象的。
色んなアレンジで、何度も流れるし。
但し、映画館では、音に限界があるのかも、ね。
その意味では、「生」はどうなんだろう?、と思うけれど、同じミージカル系の中では、「映画」としてのまとまりでは、シカゴの方が楽しめたなぁ。(これ、オペラじゃないでしょう?、よく解んないけど…。)

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月15日

映画「ボーン・スプレマシー」

ボーン・スプレマシーのチラシ大好きだった「ボーン・アイデンティティー」の続編。
今回も、とても良質なハードボイルド作品。
ウチの近所のレンタルビデオ店では、前作は、「スパイ」ものらしいけれど。(笑)

それにしても、男っぽい映画だよなぁ。ほんと、ストイックだし。
色っぽいシーンは、今回は、全く皆無だ。(前作でも、そんなシーンはほとんど無かったけど、唯一、彼女との「愛」が生まれた処だけが瑞々しかった。)

ジェイソン・ボーン役のマット・デイモンは、「オーシャンズ12」のヘナチョコ感とは、対極とも言える程のアクションで見事としか言いようがなく。
ある種「サル顔」なんだけど、ここまでクールに、そして華麗に、けれど切なく決まると、本当に男前だ。

硬質な作品だけに、好みは分かれそうだけど、是非とも日本でもヒットしてほしい映画の一つ。

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月06日

映画「ネバーランド」

ネバーランド のポスター子どもの心、大人の心、を見事に表現した映画。
そして、「物語の力」を表現した映画。
はまる人には、不意打ちの様に涙がホロホロとこぼれる映画。

私は、ファンタジー系が苦手だし、映画の始めが、ちょっとつまらなくて、やっぱダメかも、と思ったが、実際には、凧あげのあたりから、ジワっと感動し初めて、結局中盤から泣きっ放しだった。
号泣するような感じじゃないんだけど、静かにサラサラと涙が溢れてきて、止まらなくなる。

ジョニー・デップの目が苦手だし、あと、ケイト・ウィンスレットは、このお話にとっては、見た目が健康的過ぎて ちょっと違うよな〜、なんて思ってたのに、「映画」全体としては、ほとんど影響ないんだね、そういうの。

逆に宣伝は下手過ぎかな。
劇場版予告編も、何だかピンとこなかったし。この映画、危うく観逃すところだったよ。

【以下、ネタバレあり】

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2005年02月05日

映画「Ray(レイ)」

Ray のポスターレイ・チャールズの伝記映画。
しみじみと観るべき作品

彼の生き方そのものはとても熱いんだけど。
映画としては、どちらかと言うと淡々と描かれていると思う。

音楽は本当に素晴らしい。心地よい音量や、ボーカルの息づかい、シズル感。それにリズムやコーラスワーク。ぞくぞくするよ。
それに、勿論、主人公の演技も。

ジェイミー・フォックスは、「コラテラル」でも光ってた人だけど、この映画では、まるで別人の様だね。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 19:45 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年01月30日

映画「ターミナル」

ターミナル のポスター「私設」レストランで見せたキャサリン・ゼタ・ジョーンズの笑顔が非常に美しかった映画。
「超大作」ではないけれど、スピルバーグとトム・ハンクスのコンビは、今のところ、とても手堅い組み合わせで、どう転んでも駄作にはなりようがない。

実は、結構クスクス笑えるシーンがあって面白かったんだけど。
最初、空港に独り放り出されるトム・ハンクスの孤独感に、去年観た「ロスト・イン・トランスレーション」を思い出しながら。

【以下、ネタバレあり】

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投稿者 savabigi : 15:53 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2005年01月22日

映画「僕の彼女を紹介します」

僕の彼女を紹介します のポスター実は、かなり泣いた。
インパクトの強さでは、「猟奇的な彼女」に負けてると思うけど、今回は「お話」が重いからなぁ…。(その点、邦題、ちょっと軽過ぎだったかもよ。)
前半、笑えるシーンも幾つもあって、ほのぼのと展開。
主人公二人が手錠で繋がったまま顔を洗うシーンは、ほんと、ほのぼのした笑いで秀逸。(何かの映画のパクリかも知れないけど。)
でも、最初に飛び降りシーンを観せられてるから、「この先どうなるんだろー?」って感じで物語の世界に引き込まれる上手い作り。

上手いと言えば、この監督(クァク・ジェヨン)、女優(チョン・ジヒョン)を綺麗に撮る事に徹している気がする。
勿論、韓流ブームの今の日本では、当然男優さん(チャン・ヒョク)のファンの方も多いだろうし、実際爽やかな人なんだけど。
でも、どう考えても、映画全体を通して、この女優の撮り方にかかると男優さんは印象が薄くなっちゃうよ。

そんな彼女は、折れそうな位細い!
シャツにパンツの制服では、全く色気無し。但し、随分訓練したであろう立ち回りシーンでは回し蹴りなんかも鮮やか。(これは、ズボンじゃなきゃ出来ないよね。)
でも、私としては、やっぱ紺色のスカートの制服姿に一票!、な訳だけれど。(爆)

【 goo 映画の紹介文 】

僕の彼女を紹介します-goo 映画

一見うら若い乙女、ギョンジン(チョン・ジヒョン)は、仕事に燃える熱血警察官。誤認逮捕が元で知り合った高校教師、ミョンウ(チャン・ヒョク)と恋に落ちた。
無鉄砲なギョンジンを、ハラハラしながら見守るミョンウは、何があっても彼女を守ると心に誓う。
ある夏、車で旅行に出た2人は落石事故にあい、川に落ちたミョンウが意識を失ってしまう。
ギョンジンの必死の処置で一命を取りとめたミョンウは、彼女への気持ちを一層強くするが、そんな2人に、過酷な運命が待ち受けていた。

【 以下、ネタばれあり 】

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2005年01月14日

映画「TAXI NY」

TAXI NY のチラシえと、とりあえず、な〜んも考えないで、ただただ車が見たい、というか、カーチェイスが見たかったので、これで良し。
但し、気合いを入れて観たい人には、ちょっとぬる〜いかも。
映画としては、たぶん、何か空回りした作品。

実際、シネコンの多い松山でも、1館のみの上映、何処でも演っている「ハウル〜」とは違う。
あまのじゃくな私は、たぶん「ハウル〜」は観ない。

【 以下、ネタばれあり 】

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2004年07月11日

ビデオ「アモーレス・ペロス」

以前の記事 にトラックバックをくださった、kiku さんのページ で「21グラム」と比較されていた、「アモーレス・ペロス」を借りてみた。

一言で言えば、愛すれど哀し、の世界。
欲望と喪失。裏切り。人間の業。失望。激しくて辛い映画だ。

Amazon.co.jp: DVD: アモーレス・ペロス

2000年度のカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリや、東京国際映画祭グランプリおよび監督賞など多数の受賞歴に輝く、新世代のアレハンドロ・ゴンザレス監督によるメキシコ映画。
強盗の兄の妻を愛してしまった弟、交通事故で足を切断しなければならなくなったモデル、そして元大学教授でありながら殺し屋にまでおちぶれた老人と、メキシコ・シティを舞台にした狂おしい愛の悲劇が3話のオムニバス構成で描かれていく。
ただしこの3つのエピソード、じつは犬を媒介として巧みに絡み合っているあたりがおもしろい。また、ワイルドなスピード感や細かく切り刻まれたカッティングの妙といった映像処理などに、従来のメキシコ映画にはなかった新しさがうかがえる。(的田也寸志)

映画瓦版 」さんによると、原題は『犬のような愛』という意味だそう。

「犬を媒介として巧みに絡み合っている」と同時に、冒頭の車のクラッシュシーンを介しても、3つのエピソードは、ちゃんと繋がっている。

「21グラム」における、時間軸をバラバラにして緻密に組み立てるような構成手法は、確かにこの映画の頃から既に始まっていた、この監督ならではのお得意の手法なのだろう。
この映画の方は、形として3部構成の様に見せている為、バラバラさや、それ故の途中までの難しさは、「21グラム」の方が上かも知れない。

しかし、実際、映画としてのスピード感を問われれば、こちらの映画の方が上だと思う。
私などから見れば、見知らぬ役者ばかりのこの映画、しかも、家庭用ビデオという、(いつでも止められるという点において)あまり集中できなくても当然とも言える環境でも、最後までグイグイ引き込まれるというのも凄い。

但し、ここに描かれているのは、ヘビーでエグいものが大半だ。
特に、犬好きの方は、何度も目をそむけたくなる映像が多いと思う(実際、私もお世辞にも「好きな映像」とは言い難い場面が多数あった。)

しかし、ある意味、「現実」の厳しさを、それだけ辛辣に描いているとも言えるわけで、その点において、多くの方にお薦めは出来ないが、このエグさに耐えられる方には、一見の価値がある映画だとは思う。

不倫に走った中年男が自宅に電話した時、無言なのに、「あなた?」と言い当てる妻の鋭さや、殺し屋が思いの丈を留守電に吹き込むシーンの何と切ないことか。

映画瓦版:アモーレス・ペロス

殺し屋の「愛している」という言葉が相手に届かなかったことが、この映画に描かれた愛のすべてを象徴している。どんなに心から相手を愛していても、その想いが相手に伝わらない。

私には、その「実りのない愛」の背景には、「裏切った者には、必ず報いがある」という事の「結果」なのだというメッセージが強く伝わってきた。

投稿者 savabigi : 02:17 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2004年07月09日

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

普通に面白い。良質なエンターテイメント作品というところ。
「コア」なファンの方には物足りないかも知れないけど、小学校高学年以上の家族連れや、カップルなど、多くの方にお薦めできる映画。(映像だけなら小さい子でも愉しめると思うけど、ストーリーは意外に複雑になっていくので…。)

【 goo 映画の紹介文 】

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人-goo 映画

ホグワーツ魔法学校の新学期。街では危険な脱獄囚シリウス・ブラックの話題で持ちきりだった。
噂によると、ブラックはハリーの両親をヴォルデモード卿に引き渡し、死に追いやった張本人。そして、今度はハリーの行方を追っている。
ダンブルドア校長は、アズカバン牢獄の看守、ディメンダーを見張りに立てるが、彼らの闇の力はハリーにも影響を及ぼしていた。
新任教師ルーピンから、魔力に対する防衛術を学んだハリーだが、ブラックの影はすぐそこまで近づいていた。

【 以下、ネタばれあり 】

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2004年07月03日

映画「25時」

2003年・アメリカ映画、これも都会では、年明けから公開だったようだが、愛媛ではやっと観ることができた。

追いつめられた男、行き止まりの哀しみ、人生の後悔はわかる。
けれど、私としては、イマイチ感情移入もできず、消化不良気味のまま観終わった。

【 goo 映画の紹介文 】

25時 - goo 映画

麻薬ディーラー、モンティ(エドワード・ノートン)は、密告され逮捕された。収監まで、残り25時間。
モンティはまず母校を訪ね、高校教師をする親友ジェイコブ(フィリップ・シーモア・ホフマン)に、最後の夜のパーティに来るよう念押しする。
アパートでは恋人ナチュレル(ロザリオ・ドースン)が待っているが、モンティは内心、密告者は彼女では? と疑っていた。
もうひとりの親友フランク(バリー・ペッパー)は、モンティが迎える地獄のような刑務所生活を思い、やりきれない。
そして、朝がやってくる。モンティは友人たちに最後の願いを託し、迎えに来た父親(ブライアン・コックス)の車に乗り込んだ。

【 以下、ネタばれあり 】

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投稿者 savabigi : 03:21 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2004年06月25日

映画「ロスト・イン・トランスレーション」

「ロスト・イン・トランスレーション」のポスターもう都会では、とっくに公開終了しているかも知れないこの映画、愛媛では6月19日にやっと公開になった。
で、これまた賛否両論な訳だが、私は既に二回も観てしまったよ(笑)。

何だろう、これ。「雰囲気」を感じる映画だよね。
前半は、軽いコメディーだったけど、二人が出逢ってからは、徐々に切ない感じになるし。
(ルームランナーのシーンなんかは、結構笑えるけど、爆笑じゃなくて、クスクスっと笑わせる感じだった。)

でも、全般的に、ほんと、淡々としてるんだけど。
セリフも少ないし、目立ったストーリーがあるわけでもない。

【 以下、ネタばれあり 】

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投稿者 savabigi : 05:23 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

映画「海猿」

この映画に関しては、期待し過ぎた反動が…。って感じだ。
実は、劇場用予告編(トレーラーって言うのかな?)の、一番最初のバージョンが結構良く出来ていた。ところが、その後、トレーラーも少し長めのバージョンになった途端にテンションが落ち、いや〜な感じがしていたら予感的中(笑)。
期待し過ぎてなかったら、それなりに面白い映画だったんだけどね。

これ、「 くさってもブラピ 」さんでも、見事に斬ってくださってましたし。
私の方は、順番的には、「天国の本屋〜恋火」よりも前に観てたけど、きっと そこそこヒットするんだろうななんて考えると、書く気になれなかった。

【 以下、ネタばれです 】

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投稿者 savabigi : 02:54 | [ 映画・テレビ ] | コメント (8) | ↑↑↑

2004年06月23日

ビデオ「マッチスティック・メン」

これは、随分前に「 Un jour 」さんで紹介されていて、気になっていた映画だ。

Un jour | Matchstick Men

これは軽く見れるけど、なかなかよくできていておもしろい。
詐欺師の話だけど、コメディーターーーッチ。

ニコラス・ケイジがいい!
なんであんたはそう味があってうまいんだっ!?くらいいい。
強迫神経症的潔癖症が超リアル!

という事で借りてみたら、ほんと、かなり面白い「サギ師」映画だった。

ニコラス・ケイジ、相変わらず、妙にハイテンションの時があるが、結構うまいよね。

この映画では、自称コン(詐欺)アーティストのロイ・ウォラー(ニコラス・ケイジ)が、強迫神経症っていうか、潔癖性っていうか、で、医者にかかっている。これが一つ目の鍵。(実際はストレスが原因みたいだけどね。)
ちなみに、彼がイライラしながら、タバコを吸うシーン多数で、その度にマッチをするのだが、これがタイトルの意味だと思ったのだけど、公式サイトのキャスト紹介には、マッチスティック・メン(詐欺師)と書いてあったよ。

そして、彼が14年前に離婚しており、当時その元奥さんが妊娠中だった事が二番目の鍵。

更に、その元奥さんには、直接話が出来ないのが三番目の鍵だろう。

それから、「だます相手にはだまされるな」が四番目の鍵か。

彼が、ちょっと ぬけてる相棒フランク(サム・ロックウェル)と組んで、ショボイ詐欺をやっているところから映画が始まるのも鍵だね。

さて、そんな彼が、潔癖性を緩和する為に飲んでいた薬を誤ってシンクに流してしまい、医者を変わる事になるのが全ての始まりだ。

ほんと、上手い(たぶん)脚本だなぁ。ぬる〜いところや、ツッコミどころもあるけど、見終わった後は結構爽やかだったりする。
親子愛や、離婚問題なんかも織り交ぜて、ついついホロリとさせられるシーンもあったりするが、後半はどんでん返しの連続で、面白い。

で、「一年後」なんて画面に出た後、もうひと山あって、最後はなんだか暖かい感じの終わり方。きちんと伏線もあったしね。

あ、それから、ほんと無邪気な中学生みたいな表情から、ちょっと濃いめの化粧で登場するシーンまで、結構自然に演じきったアリソン・ローマンもうまいよ。
この人がいなかったら、この映画成り立たなかったかも、なんて思うもの。

そうそう、映画の途中で、ロイは、彼女に「そんなに悪い人に見えない」って言われて、「そこに皆騙される」なんて答えてるシーンがあったよね。
で、観客もみんな騙されるんだもんなぁ。(ちなみに私は借りている間にもう一回観て、映画の途中で見逃してた細かなアイ・コンタクトなんかもチェックしてしまったよ。結末が判った後でこういうチェックをしてみるのも面白いかも。)

にしても、これ、何で劇場で観なかったんだろう?なんて考えてみたけど、きっとタイトルとポスターがピンとこなかったからだなぁ…(笑)。

投稿者 savabigi : 19:32 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

2004年06月22日

「天国の本屋〜恋火」の良さについて

先日の記事 で、絶賛してしまった「天国の本屋〜恋火」ですが、その後、いろんなところで、かなり酷評が多いのに驚きましたので、追記しておきましょう。(「酷評」は検索ですぐ見られますので、どちらかというと感動された方のご意見を中心に集めてみました。)

++Cinemastreet Blog++:天国の本屋

ありえないファンタジーに見事にハマッて
大泣きしました。

そうですよね〜。「ありえないファンタジー」なんですよね。それを感覚的に理解してれば、ほんとハマります。
「天国」側も、「地上」側も、すべて夢の中のようなお話なので、そのあたりを「現実的にしか見られない人」にとっては、厳しい評価になるようですが。

あ、でも、単に「夢のような」だけじゃなくて、「真実のかけら」がいっぱいあると思った中の一つとして、

海外ドラマが好き♪:〔ネタバレ〕「天国の本屋〜恋火」って…。

映画の中で「翔子さん」は 恋人にひどいことをしちゃったかもしれないけど、ちゃんと「ひどいことをしちゃったの」って言っていたし、悔やんでた。
だから天国に行っても 苦悩していた。
姪の「香夏子さん」も叔母思いでやったこと。

そうなんですよ。このあたり、最も「微妙な」部分でした。
ここをきちんと消化しないと、どうしてあんな美しいラストになるのか、とか、映画そのものの良さも全然理解できないでしょう。
こういうの、「ファンタジー」の中に織り込まれた「真実のかけら」たちの一つですよね。

そうそう、ラストに関しては、

★銀河ブログ:■「天国の本屋〜恋火」必見!

ラストの恋する花火の場面が忘れられない。
これまで、多くの映画が花火のシーンを効果的に使い、作品を盛り上げてきた。しかし、この作品ほどの至福を演出し得た例を私は知らない。

こんなご意見の方もいらっしゃいました。
ほんと、単純に「映像」の美しさだけじゃなくて、きちんと物語の中にシンクロしてる美しさでした。
「至福を演出し得た」って、ほんと素敵な表現ですね。
あ、それから、前回書き忘れましたが、北海道ロケの美しさも良かったですよ。電柱が全くない一本道とかも。

それから、俳優さんたちについても書かれていた方。

映画「天国の本屋〜恋火」を見てきました。

主演の竹内結子も良いですが、玉山鉄二さんも役にあってていい感じ。
映画の冒頭に比べて最後はずいぶん良い男に見えました。
あと僕が大好きな俳優、香川照之さんも絶妙な演技で好演。

そうですよね。
実は酷評されているサイトを読むと、あの香夏子と滝本のシーンでは「笑い」が出るんだそうです。
う〜ん、確かにハマれてない方があの場面を観るとそうなのかも知れませんが、ねぇ。 笑うところじゃないと思うんだけど…。

あ、このあたりの事を冷静に書かれている方もいらっしゃいました。

A big bear coming out of hibernation: 天国の本屋〜恋火

この映画は、大人のためのファンタジーだと思う。
Yahoo Movie等で酷評している人もおり、ファンタジーは他人になかなか薦めづらいが、「私はファンタジー好き」という人にはお奨め。

「大人のための」ですか。なるほど。
確かに、笑えるはずのないシーンで笑ってしまうっていうのは、若い方に多いかも知れませんね。(あ、単に「年齢」の問題ではなく、精神的な問題として。)
しかも、「ファンタジー」が苦手な方だったりしたら、余計「酷評」になっても仕方ないのかも知れません。私としては、残念ですが。

投稿者 savabigi : 16:12 | [ 映画・テレビ ] | コメント (8) | ↑↑↑

2004年06月17日

映画「恋愛適齢期」

もう随分前の記事 にトラックバックを頂いていた、ミターンさんの「しゃべり場」の中で、「人気のある記事」に、この映画のレビューがあった。
この映画、私も実は四月ぐらいに観ていたのに、筆無精のせいで、書かずじまいになるところだった事を思い出した。

ミターンのしゃべり場 | 恋愛適齢期

「おっさんとおばはんの恋愛ストーリー」っていうと誰も魅力的に思わないと思うけど、いや実は全然そうじゃないのよ。
でもそうとも言えるのよ。
誰にでも普遍的であって魅力的、素敵な素敵なラブストーリーなのです。

恋愛適齢期の雑誌広告う〜ん、そうでしたねぇ。
乱暴に言ってしまえば三角関係のお話なんだけど、この映画は素直に面白かった。
ある意味、リッチでおしゃれな、おとぎ話風のラブ・コメディーとでも言うのかな。

まず、何といってもテンポがいい(脚本がうまい)。ドラッグストアでのやりとりなんて絶妙だし。
ハリー(ジャック・ニコルソン)とエリカ(ダイアン・キートン)が海岸を散歩したり、座って話したりする場面も素敵過ぎ。本当に絵になる。
当然、この二人、演技の方も、肩の力が抜けたように自然で素晴らしくて、それに、はじけるところではキッチリ爆笑させてくれるし。

【 以下ネタばれあり 】

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投稿者 savabigi : 23:18 | [ 映画・テレビ ] | コメント (10) | ↑↑↑

2004年06月16日

映画「天国の本屋〜恋火」

天国の本屋〜恋火のポスター実は、私がかなり影響を受けているサイトの一つに、「映画瓦版」さんがあるが、この映画に関しても、「映画瓦版: 天国の本屋〜恋火」で、とても素敵にまとめられているので、宜しければそちらを先に参照されたい。
このサイトさんでは結構辛口なコメントが多く、いつも誉めているだけのサイトと違って、信頼(?)出来るものがあるのだ。
しかも、私の拙稿のような、あげ足とりの辛口ではなく、いつも「なるほど」と思わせてくれる辛口さなのだ。

さて、上記サイトを読んで頂いた後では、私が口を挟む余地は無くなるのだが、それでは私が書く意味も無くなるので、話を元に戻して、少しだけ私なりに書いておく。

ズバリ、この映画は、「世界の中心で、…」よりも、「海猿」よりもお薦めだ。映画観たいけど何を観ようか、と迷われたら、これを観て欲しいと思う。(「海猿」については、またそのうち書きます)
あ、それに、何処かのサイトで、「黄泉がえり」とダブったって書いてあったけど、「逆」パターンだし、映画としてはこっちの方がずっと上だと思うなぁ。

実際には、ファンタジー的要素が強い作品だから、それを好まない方には無理に薦めても仕方無いので、そんなリアリズム至上主義(?)のような方は「21g」の方をじっくり観られれば良い。
ただし、物語としてはファンタジックでも、私は、その中に「真実のかけら」が沢山詰め込まれている映画だと思っている。

【 以下、ネタばれあり 】

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投稿者 savabigi : 21:59 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2004年06月15日

映画「ディ・アフター・トゥモロー」

まず、この映画は、

くさってもブラピ:ディ・アフター・トゥモロー

予想していたより、まともにドラマが描かれていたと思う。

との事だったので、あっさり観ることに決定しました!(やはり「中身」が無さ過ぎるのも嫌だったので。)

ただ、

30歳独身男Kazuakiの映画日記:デイ・アフター・トゥモロー

これは「“お涙ちょうだい”映画」になっていない。そうすることもできたはずなのに、決してそちらに比重を置いていないのです。

という事で、実際に見るまでは、若干の不安がありましたが、私の場合は あっさり泣いてしましました(笑)。

ディ・アフター・トゥモローのポスターえっと、まず、一般的なこの映画の見所は、やはり映像の凄さでしょう。
これは、上記 Kazuaki さんのところにも書かれていますね。
例えば、ニューヨークの洪水シーン。道路の向こうから水が押し寄せてくる場面などは、ほんと凄い迫力です。
あと竜巻もよく出来てたし、それに全ての物が一瞬にして凍っていく映像も恐ろしいですよね。

【 以下、ネタばれありです 】

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投稿者 savabigi : 16:47 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2004年06月10日

映画「 21g(21グラム) 」

21gのポスター観る前は、難しそう、って思いながら観ましたが、実際には思ったほど難しくはなかったですね。
けど、テーマは重いです。

にしても、この映画、良くも悪くも脚本・編集がキーポイントでした。(2回位観て丁度良いのかも。)
と云うのは、時間軸をバラバラにして、パズルの様に展開していきます。単純に面白いです。よく破綻させずに最後まで突っ走ったものだと感心します。作り手側は、相当巧妙と言えます。

但し、観客側は、気力体力が充実してる時じゃないとついていけなくなるかも、です。実際、常に、このシーンは「いつ」のものなのか、を考えながら観る事を要求されてしまうから。
でも、私みたいな単細胞でも、ほぼ解った(2〜3カ所繋がらない記憶ありですが)ので、じっくり観られれば、ちゃんと解るようには、なっています。

前評判通り、3人の演技は、迫真のもので見応えあり。ほんと、凄いの一言でした。

一番凄いと思ったのは、クリスティーナ役のナオミ・ワッツ。愛し合うシーンの途中から激怒に変わる場面などは、ぞっとするぐらいです。そして、その激怒の背景は、とても哀しいものなので、思わずホロリとさせられます。
彼女に関しては、あともう一カ所泣かされました。

一方、一番難しいと思ったのは、ショーン・ペンの役どころ(ポール)かな。かなり「微妙な立場」なので。彼は、結構淡々としながら、どうしようもない「やるせなさ」を漂わせます。辛さがジンジン伝わってきます。流石、(この作品ではありませんが)オスカー受賞俳優だけの事はあります。

でも、私が一番解り易かったのは、ベニチオ・デル・トロが演じたジャックですね。鬼気迫る感じさえありますが、懺悔シーンでは、ほんと人間の弱さが出てて泣かされました。

が、それにしても、やっぱ「ぶつ切り」が、効いてます。
どっぷり感動、ってわけにはいかないんです。次のシーンが来るから。常に繋がりを考えなきゃいけないから。

なので、やっぱ2回、3回と観る余裕があれば、さらに深く感動できそうな気もしますね。
映画としては、いい作品なので、ここまでやり過ぎると万人向けでは無くなってしまって惜しいですね。

あ、それからそれから、脇役も結構存在感がありました。
ポールの奥さん役だった人が、かなり哀しい役で印象的でしたね。けど、男って、ああいう場面で友人たちに「先走って公開しちゃう」様な発言されると引いちゃいますよね。(まぁ、この映画では、一方でクリスティーナの事が出てくるから、余計そうなるんですが、そういう対象になる相手が居なかったとしても、です。)

そうそう、この映画、何カ所かで別々の登場人物が、「人生は続く」とか「それでも人生は続く」とかいうセリフを言う場面があるんですね。
それも印象に残ってはいますが、クリスティーナだけは、(うろ覚えですが)そんなのはウソだ!って言ってました。それほど、その時の彼女にとっては、精神的ダメージが大きかったということでもあるのだけれど、これって、ある意味、とても重たく受け止めなければならないセリフだと思いました。(余談ですが、「世界の中心で、…」には、この辺りのリアリティーが欠如してましたから。)

でも、最後の最後には、クリスティーナにも、復讐心は消え去ってしまいそうに感じましたが、実際はどうなんでしょうか?(映画では、そこまでは描かれていませんでしたけど。)

あ、それと、音楽がまた切なくて私好みでしたよ。劇場の予告編でも結構印象的に使われてましたよね。中には、ちょっとフラメンコをモチーフにしたような曲もあったり。(逆にテレビなんかの「…この人も21g…」とかって言う15秒CMはダメダメに感じたのですが、ね。コメディー映画じゃないんだから。)

◆追記です(2004/06/15 15:22)◆
↓↓下記コメント欄は、ネタばれありですので、ご了承ください↓↓

投稿者 savabigi : 02:01 | [ 映画・テレビ ] | コメント (11) | ↑↑↑

2004年06月07日

ビデオ「ガタカ」

実は、「くさってもブラピ 」さんのコメント欄などで時々登場するタイトルで、非常に気になっていた映画だ。1997年、アメリカの作品、原題は「GATTACA」。
昨日の記事 で、「金星が…」などと、珍しく天体に目が向いてしまったのも、このビデオを観たからかも知れない。(笑)

さて、「適合者」と「不適合者」を何によって分けるのだろうか?この映画では、それが「DNA操作で生まれた」か否かなのだ。
つまり「適合者」は、非常に優秀であるばかりでなく、健康的にも、優れた者とされる訳だが。
この辺り、先日の「ザ・ダイバー」とは、また違った意味の「差別」とも言える状況が描かれている。しかし、こちらの物語は、あくまでクールに淡々と進んでいくので、印象は全く違う。

そして、この映画では、「不適合者」と呼ばれる、自然出産で生まれた若者ヴィンセント(イーサン・ホーク)が主人公である。

彼は、「適合者のみ」とされている宇宙飛行士になる夢を叶える為に、ある取り引きをし、そこから一人の若者ジェローム(ジュード・ロウ)と知り合う。
その結果、ヴィンセントは、何時いかなる時でも、ジェロームであり続けなければならなくなるのだった。

そんな中、一つの悲劇が起こり、主人公が追い詰められていくのだが…。
他に、主人公の同僚でもあり、のちに、微妙に変化していく関係になる相手役として、ユマ・サーマンも登場。クールで、かつ細い!。けれど、彼女の役廻りも実は切ないものだったりする。

近未来を描いていながら、なぜか画面には、ノスタルジックな感じが漂う映像。
こうして、淡々と描かれていながら、観客側の緊張感は、徐々に増してくる。
しかも、ラストは、ある種 夢が叶うにも関わらず、切ない終わり方。確かに印象的な映画だ。

幾つか疑問点がない訳では無いが、最近の映画から考えると短めにまとめられているし、全体としての統一感や静かな(?)勢いの様なものは持続されるので、映画としては良く出来ているという印象が残る。

ロケットなどの、大がかりな仕掛けには金をかけず、一方、随所に登場する「適合者判定機(?)」は、ハンディータイプから据え置き型まで、かなりリアリティーのある物を使うというのが、この映画の勝因だろう。

にしても、遺伝子操作など「有り得ない話でも無い」と感じるところが、今観るとひそかに恐怖を感じさせたりもする映画だ。

投稿者 savabigi : 02:37 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

2004年06月04日

ビデオ「ザ・ダイバー」

ロバート・デ・ニーロつながりで、「ザ・ダイバー」を観た。ちなみに、原題は、Men of Honor。

デ・ニーロが演じるのは、海軍ダイバー訓練所の鬼教官「サンデー」。
「鬼」などと書くと笑えてしまうが、実際に、かなり厳しい教官だ。しかし、この映画では、さらに人種差別も加わって、「いじめ」に近い状態だったりする。

その苛酷な仕打ちに耐えながら、ダイバーを目指すのが、アフリカ系アメリカ人「カール・ブラジア」(キューバ・グッディング・Jr.)。

サンデーの方は、「年」の経過をあまり感じさせないが、こちらのブラジアは、随分若い頃から、ある程度認められるようになるまでの年代を一人で演じていて凄い。

で、このカール・ブラジアが、米国海軍の海難救助潜水士になり、アフリカ系で初めて「マスター・ダイバー」の称号を与えられるまでの物語だ。

真剣に観ると感動するのだが、私としては、この「いじめ系(?)」は苦手で、何度も止めてトイレに行ったりしながら、やっと最後まで観た。
(観る前は、確かに「訓練」とか厳しいだろうな、たぶん感動系だろうな、なんて感じで借りたのだが、こんな「差別」関係のお話とは思って無かったんだよ〜。)

でも、こうして(?)最後まで観た結果、ラストでは大泣きだったけど。(笑)

にしても、昔(60年代)の潜水服って、130kgもあったんだねぇ。地上で着ている様子は、ほとんどロボットみたいだ。

見所は、ブラジアの頑張りと、途中から親心のような優しさをかいま見せるサンデーかな。やっぱ、デ・ニーロは、濃くて、ちょっとくさい位熱かったりするのだ。

これ観ながら、今月公開予定の「海猿」をちょっと思い出したりした。内容は全然違うはずだけど、「潜水」つながりって事で。(笑)あちらは、「踊る〜」のスタッフが作ったとかで、予告編が結構良さげで、今気になる映画の一つでは、ある。
ま、時期的には、その前にたぶん「21g」を観るような気がするけれど。

投稿者 savabigi : 20:05 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

ビデオ「15ミニッツ」

ロバート・デ・ニーロとエドワード・バーンズが主演。
デ・ニーロは刑事で、マスコミにも顔が知られた、「ニューヨーク一有名な刑事」。
一方のバーンズが演じるのは、消防の放火捜査員。

あるアパートで起きた放火殺人事件の現場で顔を合わせた二人が、共同で捜査することになっていくという設定。
微妙に縄張り争いもあり、駆け引きもあり、といったところ。

バーンズの方が見た目に似合わず(?) 不器用な役まわりで、途中、メディアのせいもあって、クビになりそうになったり。
このあたりは、「マスコミにも顔をうって仕事をやりやすく」という考えのデ・ニーロとは対照的に描かれている。

実は予備知識無しで観た私は、中盤のクライマックスに唖然とさせられた。ここの暗転(?)、かなり長いよ。「そんなぁ…」って感じだし。
そこまでは、よくある、刑事コンビもの、という感じの展開だったのだが、そこからガラリと変わる。

タイトルの『15ミニッツ』は、「誰でも15分間は有名人でいられる」というアンディ・ウォーホールの有名な言葉から取られているそう。
実はこの映画、単なる刑事ドラマではなく、アメリカのメディア批判が大きなテーマの一つになっている。犯人達は、メディアを利用して、無罪になろうとしたりするのだ。

そうそう、これは全くの余談だが、以前民放で深夜に放送があった、黒木瞳主演の「破線のマリス」を思い出してしまった。内容も映画の規模も全然違うが、こちらでも、マスコミを風刺しているようなところがある映画だったので。

この後半のバーンズ、かなりカッコ良い。もともと身長もあるしね。

映画全体としては、結構面白かった。
爆発シーンや、カーチェイス、銃撃戦もあり、劇場で観てなかったのが、ちょっと残念。
見終わった後も、スッキリする。先に書いた「中盤のクライマックス」を除けば、だが。

さて、この映画の犯人二人のうち一人が、妙にジミー大西に似ているような気がしてならなかったのは私だけだろうか。(笑)

投稿者 savabigi : 06:21 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2004年06月03日

ビデオ「男が女を愛する時」

「男が女を愛する時」を借りてみた。

実は、CATV のムービープラス というチャンネルで、今月、放送予定がある のだが、なかなか時間が合わない。
それに、先日のIn the Cut の感想 が、イマイチで、メグ・ライアンのまともな映画を観たかった事もあって。

結果、これは泣けた。

冒頭、誰しも聞いた事があるであろう、WHEN A MAN LOVES A WOMAN が流れるが、実際のシーンとは直接関係ないと思われる。
アンディ・ガルシアと、メグ・ライアンの出逢いの場面は、何か軽薄そうに感じるのだが、それは最初のみで、その後、物語はどんどんシリアスになっていく。

アルコール中毒に陥った妻を演じるメグ・ライアンは、まさに、体当たりと言えると思う。
アスピリンとウオッカを一緒に飲んで、その後シャワーを浴びる時の悲劇。この辺りから、かなり緊張して観てしまう。

それにしても、このダンナ、優しいよね。

実際、療養所(?) に入ったり、いろいろあって、映画の中盤には、アルコール中毒は克服される。

しかし、この映画、その後、夫婦の微妙な感情のすれ違いのようなものが描かれ、さらに重い雰囲気に…。

あえてこの映画の欠点をあげるとすれば、途中ちょっと冗長に感じる部分があって、映画そのものとしても「長い」事くらいかな。
でも、特筆すべきは、子役が、とんでもなくうまくて、中盤から終わりまでは、全然「長さ」も気にならなくなった。父が、上の子どもに、別れを告げに行くシーンでは、号泣してしまいそうになるし。(一人の部屋で観てたからね。)
子役でも、こんなに、しみじみとした やりとりが出来るんだねぇ。ほんと、涙ものです。

でも、アルコール中毒の患者の会で、メグ・ライアンが、半年間禁酒できた報告を、涙混じりにスピーチする場面で、結末は読めてくる。
けれど、ラストは、ほっとする終わり方で良かった。

この映画、「アルコール中毒」以外に、「夫婦」とか「離婚」などについても考えさせられる、なかなかいい映画でした。
上記 CATV でも、今月まだ放送予定が残っているし、たぶんレンタルビデオ店にもあると思います。おすすめです。

投稿者 savabigi : 21:41 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2004年06月02日

猫とゴスペル

私の先日の記事 にトラックバックを頂きました。
ありがとうございます。m(_ _)m

ねこたま映画日記:レディ・キラーズ

… それでも唯一気に入ったのは、健気な猫のピクルス(かわゆい♪)と、そして最後の、ゴスペルを歌うおばちゃんの声にぶっ飛んだ。

と書かれていらっしゃいますね。

確かに、あの映画では、猫が随所に登場していて印象的でした。ほんとにかわいく、しかも意味のある演技(?) までするという凝りよう。クライマックスで「橋」の上でも、人間達の真似をしちゃってましたし。(^-^)

ゴスペルは、映画の途中にも出てましたよね。「教会音楽」っておごそかなものもありますが、この映画では、迫力たっぷりの、陽気なもので、堪能できましたね♪。

ということで、こちらからもトラックバックさせて頂きましょう。今後ともよろしくです。

あ、それから、この方のblogでは、「ネタばれ」部分を「続きを読む」を使って分けられてるんですね。整理されてて、とても親切です。
実はココログベーシックでは、「続きを読む」が使えなかったような気が…。もっとも、私の拙稿の場合、「これ以降ネタばれです」、なんて整理されてないので、それを先に直さなければいけないのですが。(^_^;)

投稿者 savabigi : 14:30 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑↑↑

2004年06月01日

映画「トロイ」(ネタばれあり)

トロイのポスターまず、私、「世界史」全然ダメなので、役名がほとんど覚えられていません。なので、間違いがあったらどなたかご指摘頂けると訂正しますので、よろしくお願いします。m(_ _)m

さて、この映画は、ズバリ男たちを観る映画だった。(良くも悪くも。)
確かにトロイ軍vsギリシャ軍の壮絶な戦いや、千艘の艦隊(?) など、ほんとスケールの大きな映像も迫力充分で見応えはある。
でも、一番のハイライトは、やはりアキレス(ブラピ) vs ヘクトル(エリック・バナ)の一騎打ちシーンだろう。

アキレスはカッコ良いし、キメのポーズや、「ジャンプして刺す」といった殺陣など、決まりまくってたし。(でも、ウィークポイントは、やっぱアキレス腱だったのね。)
けど、自分が一番好きだったのは、ヘクトルかな。頭も良いし、腕もたつ。優しさもある。にしても、やっぱアキレスを敵に回さない方が良かったね。(全ては弟のせいなんですけど。)
それから、英雄同士の対決は、「相手に敬意を表する」のがポイントだった。なので、敗者の足に縄をかけてを引っ張って行くのは、どうかと思ってしまった。

そんな疑問を感じながら観ていると、プリアモス王が、息子の亡骸を戻してくれ、って敵陣に乗り込む。やはり「『敬意を表す』の解るだろう?」、って。
勇気あるよ。その場で首を取られても不思議じゃない状況なんだから。この勇気で、そこまでのダメさがちゃらだよ。
ここが唯一ほろりとしそうになった場面かな。

プリアモス王そのものは、線も細くて、指揮に冴えもないし、あれで本当に(最強)トロイ軍を率いた王だったのか?と思ってしまう。(「神々」にたよってるとああなるのか?)実際ラストも、あっけないし。
でも、次男とは、似てたかもね。大事な「トロイの剣」を渡すのは次男だったりするし。(←謎

そんな諸悪の元凶になった次男パリス(=ヘクトルの弟)を演じたのが、オーランド・ブルーム。あちらこちらのサイトで酷評されてるけど、結構はまり役かも。(たぶん観客皆に嫌われなければならない、実は一番難しい役どころ?)
飛び道具、最後まで卑怯だったしね。

けど、映画としては、イマイチぴんとこなかった。
なんせ、長いよ。全然泣けなかった。(って、そういう話じゃないけど。)
構成、どうなんでしょう?ちょっとテンポ悪くない?
例えば、アキレス(ブラピ)と、プリセウス(ローズ・バーン)が、初めて抱き合ったあと、一回朝になって、その日何も無かったのか、また夜になってたでしょう?あれって、何?。 何で、「あの日」は急に夜だったの?なんて。(私の見間違えだったゴメンナサイ…たぶんもう一回観てきますのでお許しを。)
何か、もうちょっとダラダラしたシーンを削ってほしいなぁ。

あと、女優陣が、「濃い」だけで、イマイチ好きになれなかったのが、はまれなかった要因の一つかな?
例えば、ヘレン(ダイアン・クルーガー)…何で、あんな女をさらって逃げるかな?
そんな女優陣の中では、ヘクトルの奥さん(役名覚えてません)が一番いい感じ。顎が割れそうだったけどね。(笑)

あ、それから、オデュッセウス(ショーン・ビーン)が、結構印象に残る役どころだったよね。
「木馬考案」の策士なんだから、当然ではあるんだけど、実際にはアキレスとのやり取りが、いい感じだったし。ほんと、良き理解者、って感じで。
けど、あんな理由で、わざわざあの重い「木馬」を、砦の中まで、延々引っ張って行くだろうか?ここには、もうちょっと、まっとうな理由付けが欲しかったな。

そうそう、パリス達は、結局何処へ「逃げた」の?「2」が出来そうな終わり方やね〜。(笑)だとすると、次のメインは、ブルーム 対 誰?なんて。
(実際には、ローマ帝国の話に繋がるのかなってところらしいので、トロイ「2」はあり得ないでしょうけど。)

そして、もう一つ余談だけど、「(実写版)サンダーバード」の予告編を初めて見ました! 何か、すっげ〜スピード感。予告倒れ(?) しない事を楽しみにしようっと!

投稿者 savabigi : 16:21 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | ↑↑↑

2004年05月28日

映画「コールド・マウンテン」(ネタばれあり)

「コールド・マウンテン」のポスター実は、この映画、観る前は敬遠してました。
まず、反戦映画はですね、あまり観たくなかったですよ。やっぱ、重いですから。
あと、予告編やCMでの、ニコール・キッドマンのアップにちょっと引いてしまって…。(>_<)

じゃ、なぜ観たのか?
くさってもブラピ:コールド・マウンテン」さんを読ませて頂いて、やっぱ、レニー・ゼルヴィガーを観ておかないと、って事で。
(^_^;)
で、「やっと」観たって感じ。

ですが。

結論から書くと、観て良かったです。

えっと、物語は、予想通り、哀しいお話。

まず泣けたのは、「脱走兵」ジュード・ロウが、山で独り暮らしの「若い」おばあちゃんに助けられる場面。彼にふるまう食料として、ヤギをさばくシーン。元々は見ず知らずのおばあちゃん、限りなく優しい。そして傷を負ってボロボロの兵士を静かに助ける。哀しい。

次に泣けたのは、三人組に襲われて、赤ちゃんが地面に直接寝かされてしまうシーン。
「(赤ちゃんは)病気なのよ!服をかけて!お願いだから…」母の悲痛な叫び。
私の場合、戦闘シーンが大規模になればなるほど、感情移入出来なくなってくるようで、こういう「個」が浮き彫りになるシーンに反応してしまう。涙が止まらなくなる。
今書きながら思い出してもウルウルしてくる。やめてほしい。

冒頭の壮絶なシーンも、そして、こんな個々のエピソードも、さらに、「脱走兵」を銃殺にしようとする場面(元は味方同士なのに!)も、その哀しさは、全て反戦のメッセージなのだと思う。
そして、映画がいくら悲惨に描いても、実際の戦争は想像を絶するほど、もっともっと悲惨なのだろうと思う。だから、争うことそのものが愚かなのだ。
敵も味方も無い。まして、どちらが「正義」でも無い。「戦争」そのものを否定しなければいけないと思わせられてしまう。
だからこそ、観客の誰もが生きのびてほしいと思う登場人物も、映画の中ではあっけなく死ぬのではないか。

そして、とどめに、やはりラスト前の「インマン!、Noーーー!!」。
そんなぁ…。これはかわいそう…。

でも。

レニーが助かってて良かった。
ほんとに美しい、木々の緑、俯瞰シーン、暖かい食事風景、…、それまでの緊張感が一気にゆるむラストは、光あふれる、希望的なものだったし。
どんなに悲しい事があっても、人はそれを乗り越えて生きなければならないのである。

こんな悲惨な「戦争」の中で一つだけ良かった事をあげるとすれば、戦争を乗り越えた事で、ニコールが逞しくなった事くらいか。もちろん、レニー・ゼルヴィガーが彼女を「鍛えた」のでは、あるが。(それにしても、平和が続いていたら、そうなる「必要」も無かった訳で、それはそれでやはり哀しい事だとも言えるのだけれど。)

このニコールとレニーの交流も、この映画のもう一つの見所では、ある。(上記「くさってもブラピ」さんでは、こちらを中心に書かれています。)
兵士が生きたいと思うのと同じく、残る者たちも、生きなければならないのである。この映画では、そちらもきちんと描かれて「助演女優賞」へと繋がったのだろう。

そうそう、以前、「 もう少し追記で… 」の中で、私、純愛ってわからないし、って書きましたが、実は「世界の中心で、愛をさけぶ」よりも、こちらの方がよほど純愛物語だよなぁ、って感じたのは私だけでしょうか?!

◆追記です(2004/05/30 22:33)◆
参照ページリンク等、追加しました。(↓下記コメント欄も是非↓)

投稿者 savabigi : 02:14 | [ 映画・テレビ ] | コメント (13) | ↑↑↑

2004年05月24日

「行間」というには、省略され過ぎでした

5月17日の記事 に、Kazuaki さんという方からトラックバックを頂きましたので、また少し追記して、こちらからもトラックバックする事にします。

まず、

30歳独身男Kazuakiの映画日記:世界の中心で、愛をさけぶ(2回目)

「僕は過去のシーンよりも現在のシーンで、思いっきり泣いてしまう。亜紀の死の悲しさよりも、朔が亜紀の最期の言葉を聴くことができて、本当に良かったと思うから。」

なるほど。こういう見方もあるんですね。きっと、同じ感想を持った方もいらっしゃるでしょう。 それに、この映画、男の方が泣けると言う意見もあったりしますね。 朔の成長過程などに、感情移入し易いからかも知れません。

それから、「劇中の亜紀にどこまで惚れ込めるかで、感じ方は変わるでしょうね。」とも書かれており、それもなるほど、なのです。(私も単純に泣きましたし。)

ただ、このKazuaki さんは、

律子とのことは運命としか考えられない。そもそもなぜこの二人が惹かれ合ったか見えてこないから、なおさらそうとしか考えられない。

とも、書かれてるんですね。
しかし、実際、その点こそ、たぶん女性には、結構「引っ掛かる」部分になり、そしてそれが「泣けない」理由の一部にもなったり、私のように「その先」に期待して観たのに、はずされた、っていう問題点を生んだりしてるんじゃないでしょうか。

で、何かスッキリしない気分だった私は、

「指先の花」(文庫)「指先の花 -映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語-」を読んでみたのです。

これは、ある意味、売り手側の思うツボだったりするのかも知れませんが、結果としては読んで良かったです。この本だと、すんなり泣けました(笑)。

勿論、律子と朔の出逢いも書かれていますし、さらに、律子と朔が、きちんと「対話」しているので、やっと「律子がかわいそう」っていう気分も治まりました。
それに何より、朔に対して、「彼との結婚に漠然とした不安を抱いていた。」という事が書かれており、その後、その気持ちをきちんと乗り越えられるようになるまでの会話や行動などが描かれているので、とてもスッキリします。

ただ、ラストは、映画に似てるんですけど、ね。でも、そこに至るまでの「プロセスが違う」ことが、やはり最大の問題でした。

と、いう事で、私は、やはり、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」は、映画単体としては、イマイチな作品だったという結論です。

そうそう、かめむしこ さんが書かれていた、「(まいた)骨はいつから持っていたんだ?あのときと同じく墓から盗んできたのか?」の解答なども、この本には書かれていたりします。勿論、全ての疑問が無くなった訳ではありませんが、あまりに省略され過ぎた「映画」の方とは全然違います。(と言うことで、かめむしこ さんにも、「お知らせ」の意味でトラックバックしておきましょう。)

ただ、この本でも、登場人物は、皆 綺麗に書かれ過ぎてはいますけど、ね。(つまり、「嫉妬」だとか、そういったものは出てきませんので、その点のリアリティーはあまり高くは無いのですが。)

投稿者 savabigi : 23:55 | [ 映画・テレビ, 書籍・雑誌 ] | コメント (12) | トラックバック (24) | ↑↑↑

2004年05月23日

映画「レディ・キラーズ」(ネタばれあり)

レディー・キラーズのポスター映画「レディ・キラーズ(THE LADYKILLERS)」を観た。

この映画、演出のせいか、脚本のせいなのかは解らないが、まず、前半がつまらない。ダラダラしている。

例えば、おばちゃんが「汗びっしょり」の彼に気付くあたりも、何故か緊迫感が足りないし。
しかも、トム・ハンクスに「笑えない」感がつきまとう。妙なセリフの言い回しや、変なしぐさに。

実は、こういう、セリフが一杯で捻りがありそうな映画を見ると「英語」が解る人はもっと笑えるのか?。なんて思ってしまう。
でも、こんな私でも、「恋愛適齢期」では、結構笑えたので、やっぱこの映画の方が下手なのかな?

例えば、「ずるさ」の部分はもっと緊迫感上げて、一方「奇妙さ」の方では もっとはじけて、って感じに演ってもらったら良かったのかも。

ストーリーにしても、「犯罪のプロ達」って事で、「オーシャンズ11」みたいなのか?、と思って観に行ったのに、実は全然「プロ」じゃないじゃん。

トム・ハンクスは、「Cast away」 がかなり良かったのに、それ以降 私の中では、イマイチになってしまっている。
あ、「catch me if you can」は、まぁまぁだっけ。

後半の「強奪」に成功する辺りから後が、そこそこ楽しめたかな?
でも、「おなら」であの「爆風」が来たら、塗り立ての壁は、はがれ落ちるでしょうに!(爆)

そして、面白くなり始めたところで、「階段落ち」あたりから、「先」が読めてきちゃうのにも、ちょっと残念。ただ、意外だったのは、一番しゃべらなかった彼が、あそこまで「主張」出来た事かな。でも、「おばちゃん寄り」である事を表明したんだから、救ってやっても良かったのにね、なんて。

その後、トム・ハンクスが、橋に引っ掛かったところでは、どやって助かるの?なんてアホな事考えてしまった 私。
「ヒーロー」物じゃあるまいし…、ね。

おばちゃん(=「レディ」か?)は、「いい感じ」だった。
信仰心のある者は、救われるという事だ!!

(「30歳独身男Kazuakiの映画日記: レディ・キラーズ」さんによると、この映画もリメイクだそうだが、そっちは面白いのだろうか…?)

投稿者 savabigi : 11:59 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック (48) | ↑↑↑

2004年05月21日

映画「ビッグ・フィッシュ」

ビッグ・フィッシュのポスター息子は父を愛してたんだよね。
結婚式の日の喧嘩から三年間も連絡を取り合ってなくても、父の病には迷わず駆けつけるところから、既に証明済みなんだ。

全体的にファンタジックな場面が多かったけど、特に一面の水仙の黄色には、うっとりだよね。
それから、沼とその廻りの深い緑も美しかった。

魔女は、村長(?) の娘と同じ女優さんだったのかな?。綺麗な人でした。
父の若い頃を演じた俳優さんが時代とともに髪型なんかも変わっていって、うまい。
父と母の出逢いのシーンも面白いよね。予告編で何度も観たシーンだけど、その後「時間」がちゃんと「流れる」し。

バスタブでハグする二人は意味不明。だけど、父と母が互いに慈しみ合っている感じが良く出ていてとても印象的なシーンのひとつだ。ちょっとセクシーだしね。でも、「乾いた」とか何とか…、カッパかと思っちゃったよ。なんて (^_^;)。
それに、息子の奥さんも優しかったよね。義父の話を、しっかり受け止めてて。

そして、倉庫の片付けは、きっと「予定調和」みたいな世界だよね。父の「本当の話」を知りたいと、悩み気味の息子が、ああいう発見をするであろう展開の為には必然だったと思う。
「存在」を印象づける為の、庭の「池(?)」の掃除だって、不要なシーンなんてなかったんだという事を、見逃してはいけない。

あと、病院の先生が「ゆ〜っくり」聞かせて、いい感じ。「どっちがいい話だい?」って、そりゃ、答えは決まっているさね。

う〜ん、私にはちょっと難しい映画だったけど、病院に付きそう息子の語りには泣かされた。じわっと目頭があつくなる感じの涙だった。
お葬式も、見事「予想された」感じ。参列者の顔ぶれも、ね。

実は、かめむしこ さんが、この映画のとても素敵な感想を書かれています。役者の名前などもバッチリなので、そちらも是非。

ちなみに、私の知り合いも、「世界の中心で…」より、こっちの方が良かったと言っておりました。

投稿者 savabigi : 23:55 | [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | トラックバック (29) | ↑↑↑

2004年05月18日

もう少し追記で「さけぶ」

昨日、自分が書いた記事 を読み返しながら、何かうまく書けてないなぁ、と思ったので、他の方々のご意見を引用させて頂きながら、少し追記しておきます。

まず、私と似たような感覚で、「観たくない」と言われる方のご意見。(私は「結果的には」観てしまったのですが…。)

WarmBoot DailyLife:ブームが過ぎ去った後に

少なくとも、人が死ぬことで物語を成立させようとするのは、私は好まない。そこから感動を盗まれるのは、いやだ。

「うんうん。」ほんと、私も そう思います。
それから、私よりもさらに現実的な意味で、「観るかどうか迷ったけど…」な方。

Anti-PictRealism的生活:世界の中心で、愛をさけぶ

当初、原作はとても感動的な作品だったが、キャスティングなどを見て原作のイメージを崩す気がして見る気にならなかったんだ。結果は意外なほど泣けた。

実は、この方は「似たような体験」もされていらっしゃる様ですね。そんな方が「意外なほど泣けた。」と書かれていると、重みがあります。
そして、私が感じた「山崎 努さんのセリフに対する物足りなさ」への解答も書かれています。

続いて、私が不満だった点を見事に言い当ててくれている方。

amanogawa:世界の中心で、愛をさけぶ

正直、現在の話よりも過去に重点がおかれるので、律子がなぜ急にいなくなってしまったのかが弱い。朔と律子の関係が描かれていないので、想像するしかない。この二人が恋愛関係になり結婚まで考える仲になるには、それなりのつながりがあると思うのに、見えてこないんだなぁ。

この方の文章は、評論家なみに鋭いです。感服しました。そして、この方は、「…律子が気の毒で。」と言う視点も持っておられて、「なるほど」と思いました。
他に、似た視点の方は、

ゆみこ の みーはーぶろぐ:映画「世界の中心で、愛をさけぶ」感想(ネタバレあり)

この映画も、柴咲コウちゃんの役の心の動きがどうも納得できなくて。
自分の結婚する人が今もまだ昔の彼女のことをずっと愛し続けていて、その彼女が自分のとても知ってる人だったと知って、ああいう反応になるんだろうかと思っちゃいました。
私、俗物なんで、少しはやるせなさとか嫉妬心を出してくれた方が自然に思えましたね。

この方は、記事の最後に「こういう映画で素直に感動できないから、私は嫁に行けないんだな、きっと…(爆)」なんて、ちょっと自嘲的な事を書いておられますが、私は、「大人の女性」の正論だ とも思うので、応援したくなりますね。

あと、ちょっと乱暴系な方。(実際は、「過去」重視型の方ですが、今回の「映画」そのものに対する素直なご意見だとも言えます。)

FROMMORY::blog:世界の中心で、愛をさけぶを見る

どうにも納得出来ないのが、映画オリジナルのキャラ、柴咲コウ演じる律子の存在。アレは完全にいらねぇんじゃねぇの!?と言わざるを得ない。

実は、監督自らが、「指先の花」の中で、

その男の「その先の未来」を映画で描ければ、…、観る人たちにも希望めいた何かを与えられる作品になるのではないかと感じた。

と書かれているので、その点からは、結局この映画は「失敗」している訳ですよね。

それから、色々な方の感想を読ませて頂いて、意外だったのは、大沢さんに対する、「イマイチ」さが書かれて無いんですね。

BrightlySky:☆「世界の中心で愛をさけぶ」

大沢たかおさん・・・この人って、憂いとか哀しみとか切なさとかが、ほんとによく似合う…というか、似合いすぎ。 朔太郎は、心に開いた穴をかかえて生きてきた、生き残ってしまったロミオ。…まさにそんな感じでした。

はぁ〜(ため息)。そうなんですかねぇ。私は、「その先」に期待し過ぎたぶん、はずされたんでしょうか?
やっぱ、ヘッドホンの中に閉じこもるんじゃ無くて、もっと大沢さん自身のセリフが欲しかったし、律子とのやりとりも欲しかったんですけど…。

それからそれから、ロケ地についても お詳しい方。

シャッターサロン:映画「世界の中心で、愛をさけぶ」見たよ

病院の庭のベンチは愛媛県庁でしたね。三越前の路面電車もでていたし。お墓のシーンは長浜の瑞龍寺でとっていたようでそこからみえる(新)長浜大橋とか懐かしく見てしまいました。

ほほう〜。やっぱ「長浜」も出てましたか。「橋」、気になってたんですよね〜。ローカルな話題で恐縮ですが、地元の人間にとっては、こういう情報も嬉しいですね。

そして、これはいかんなぁ、と考えさせられた記事。

honey flower: 泣けない理由

よくよく話を聞いてみると、会社の昼休みに同僚にばかにされたんだって。
「世界の中心で、愛をさけぶ」を観て涙しない人は、恋愛と純愛の経験が浅いかわいそうな人だと言われたらしい。しかも見下す勢いで。

う〜ん。これはひどい。私もいろいろ感想を書いてますけど、こんな言い方されたら、ほんとショックですよね。この「(ばかにする様な事を言った)同僚」さん、ちょっと「変」です。
私は、それなりの場面でウルウルしたけど、実際、「純愛」って何?、って思ってるし。それに、「この映画=純愛」って訳じゃぁ、決してない でしょ。

さて、最後に、強烈にクールなご意見の方。

くさってもブラピ:世界の中心で、愛をさけべない

なんだかなあ…。私すれてきちゃっているのか、とてもショッキング。
(中略)
かなり亜紀は、策士なのである。策士でなくてはならない。なぜなら、もう時間は残り少ないのだから。

その一方で、サクのアホさ加減。 ……(後略)

ハハハ。(この引用部分以下かなり続きがあります)ここまで鋭く突っ込んでくれると、溜飲が下がりますね。「はまれない」時って、きっとそういうもんなんですよね。あ、私は「単細胞」なので、「半分」はまりましたけど。

と言ったところで、最後に、「単細胞」なりの私のツッコミをひとつ。(ウォークマンの使い過ぎに反応した人が居ないと思われましたので。)

『律子を捜しに行くふりをしながら、実家で真っ先に(亜紀の)「カセット」を取り出したあなたは一体…?』

と、こんな感じで、「十人十色な」まとめでした。
逆ツッコミ等、歓迎いたします。(あ、でも、私、「論客」ではありませんので、うまくお返事出来ない事も多いと思いますが、それでも宜しければ。)

投稿者 savabigi : 14:56 | [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | トラックバック (40) | ↑↑↑

2004年05月17日

「世界の中心で、…」ちょっとネタばれあり

「世界の中心で、愛をさけぶ」劇場ポスター4月10日の記事 でとりあげた映画「世界の中心で、愛をさけぶ」については、さんざん迷っておりました が、結局観てきました。

これは、長澤まさみ さんの為の映画でした。足ながっ!しかも可愛い。若い頃のキョンキョンみたいな表情の時もありました。それに、ほんと、「体当たり」だし。
森山未來さんも よく頑張ってた感じ。

柴咲コウ さんは、あんなもんでしょう。
もう少し、出番が多かったら、もっと個性が出たかも知れません。
この事は、山崎 努 さんにも、当てはまります。
あ、山崎 さんと言えば、「決めゼリフ」が決まってはいるのですが、その内容が良かったかどうかと聞かれれば物足りない感じでしたね。

大沢たかお さんは、イマイチ。

映画として、「再生(=その後)」にテーマを置きたいのなら、もう少し「構成」を考えて欲しかったと思います。現状のままでは、やっぱ「現在」が付け足しにしか感じられなかったので。(この点は映画として大きくマイナスポイントです。)
例えば、柴崎さんの「事故」のエピソードを、もっとクローズアップさせて欲しかった。(これは、単純に「事故シーンを」と言う意味ではなく、その事を観客にではなく「彼に伝える」シーンとか。)
そうすれば、だいぶ「現在」に焦点がもってこれたのでは?

けれど、不覚にも2カ所ほど、激しくウルウルきたのは内緒です。
(病院でラジオを聞きながら、その直後にショックな現実に突き落とされるシーン と、空港で倒れるシーン。…、いずれも、「予告編」でも使われたシーンが一部入ってる部分なのだけれど、「前後の繋がり」がある分、断然「本編」の方が入り込めます。)

「原作小説」が無くても、「映画」として充分成立してました。脚本もいい感じ。
ただ、大沢さんが「イマイチ」に陥った原因の一つでもあるんだけど、「テープ」聞き過ぎなんですよね。そこまで高校時代の亜紀の「語り」で引っぱらなくても良かったのに。(例えば「オーストラリア」でカセット聞かんでしょ、って思う。)

たぶん、四国のいろんな処で「ロケ」してて(一番町電停とか、愛媛県庁前とか)何か、そういうの観るだけでも、四国の人間には、ちょっと特殊な思い入れが入っちゃう部分があったのは否めませんね。

全般的に、映像は「ソフトフォーカス」しまくり。 あと、カメラが「固定されてない」シーンが何カ所かあって、船に揺られてるような感じの映像で疑問でした。 ちゃんと固定されてるシーンもあったという事は「わざと」なんでしょうけど、何か「ゆーらゆーら」ゆれて、妙に気になる画面だったのです。

それから、ウォークマンにラジカセ、深夜放送で佐野元春さんの「SOMEDAY」、といった演出は、かなり懐かしいものがありました。

さて、結論(?) ですが、最初に書いたように、観る方は、長澤 さんを観に行く、と割り切りましょう。そうすればかなり感動出来ます。(「その後」に期待したり、小説に対する「アンサームービー」とか思って観に行くと激しくはずされます。)

投稿者 savabigi : 13:33 | [ 映画・テレビ ] | コメント (6) | トラックバック (23) | ↑↑↑

2004年05月11日

続、In the Cut

In the Cut の雑誌広告愛媛での公開も、とっくに終わったので、多少詳しく書いておく。(以前の記事 に追記です。)

数少ない見所。
一つは、オープニング映像。主人公のセリフを借りれば、「雪のように見えた」落ち葉が、ゆっくりと、はらはらと舞い落ちるシーン。美しい。
それから、ラスト前、道路を、よろよろと裸足で歩くメグ・ライアン。とても切ない感じ。(実際には疲れ切った状態と思われるが。)助かって良かった〜と思える瞬間。

これくらいしか、思い浮かばないよ。

後は、毒舌です。

まず、テンポ悪過ぎ。ダラダラ続いている感じ。メリハリが少ない。
犯人探しのサスペンス風な部分と、主人公が危険な(?)恋に落ちていく部分が、それぞれ中途半端で、どっちつかず。もう少し、どちらかに重点を置いた展開にすれば良かったのではないか?
その中途半端さの「せい」と、相手役の刑事が(セリフの内容など)何だか冷淡な雰囲気なので、「何故、主人公がそこまで惹かれていくのか」が全く理解出来なくなってしまう悪循環。(ただ、某サイトでは、「はまった」という感想の女性もチラホラ居たようなので、男と女では感じ方が違うかも知れない。)

それから、真犯人が殺人を繰り返した動機もわからない。(なので、観客には「サスペンス」部分に対する満足も与えられない。)

そして、映像では、カメラが寄り過ぎ。部屋の狭さや、緊迫感の演出だったのかも知れないが、失敗している。ここまで「アップ」が多いと、観ていて疲れるだけである。もう少し違ったサイズのカットや、俯瞰など、工夫してほしくなる。

メグ・ライアンは、やはり、ラブコメの王道みたいな作品の方が輝くのではないだろうか?本人は、何かのインタビューに「こちらの方が私らしい」と答えていたが、本音なのか?
今回の作品、彼女が「体当たり」で頑張れば頑張るほど、余計に空回りしている様で痛々しくさえ思われたのだけれど。

投稿者 savabigi : 03:23 | [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック (17) | ↑↑↑

2004年05月05日

映画「CASSHERN」

巷では、見事に賛否両論な訳ですが、実は先日、「CASSHERN」も 観てます。

Edge-mac Weblog: キャシャーン」さんち経由、

紀里谷和明が監督した映画キャシャーンの気の毒な評価 | Exciteエキサイト:ニュース

映画批評家の前田有一氏はこう言う。
「…しかし、ストーリーが意味不明で、何が言いたい映画なのか全然わからない。観客を無視した独り善がりな映画ともいえます。…」

ですか。
ふうむ…。
確かに、ストーリーは難解なところもありましたよねぇ。
でも、言いたかった事は、幾つか感じ取れましたけど。

例えば、

たりーず・ふぁいる: CASSHERN見てきました(ネタバレ有り)

「生きると言うことはそれだけで誰かを傷つけているということ…」が、なんだかしみました。

と云った意見の方もいらっしゃいますし。
単細胞な私は、これは「反戦映画」であり「反テロ映画」でもあるなぁ、と感じました。(時期的なものも大いに関係してますけど。)
そして、「暴力や憎しみの連鎖は、無意味である。そこから生まれる物は何もない。」といった、メッセージを強く感じたんですね。(そんなセリフは何処にも無かったのですが。)
「どっちが悪モノ?」、っていうのが、単純に解らないぶん、余計にそう感じたんです。

CASSHERN のポスターあと、「(新造人間に対して)そんなに簡単に生まれ変われる(再生できる)のなら、普通の人間は何の為に一生懸命生きているのか」と云った様なセリフ(意訳です)にも考えさせられる事があったし、さらに、「クローン技術」や「遺伝子操作」などに対する警鐘も感じ取れました。

とまぁ、本当に「これがテーマ」だったかどうか?、はさて置き。(をい!)
実際、ストーリーは、やっぱきつかったかなぁ。展開が早い上に、ファラッシュバック等も結構あって、「あぁ、そう繋がるのね」って思ってる間に次の場面にいってるし。(^_^;)
それに何より、ラストがわからんかったんですよ。(>_<)
「何、今の?」「へ、これで終わり?」みたいな感じ。「刹那的なものの先の希望の光か?」って感じも無きにしもあらずなのですが、私としては取り残された感じでした。

ただ、「観る価値があるかどうか」は、私が決める事では無いのですが、「観れば感じるもの」は必ずある映画だと思いますよ。
例えば、映像表現。
多分に「マトリックス」を意識してたり、ほんと CG で緻密に描かれている部分は、凄いですし。(逆に、わざと手を抜いた部分?=原作を意識させる部分 等が混在していたのは、ちょっと疑問ですが。)オープニング部分の映像だけでも、「ほぉーーー」って思うぐらい緻密です。
そして、例えば、演技。
脇役が大変よく描かれている作品です。唐沢さんが ◎、寺尾さん ○、宮迫さん ○、って感じ。(大仰なセリフ廻しは、「芝居風」演出なので、それで良いと思いました。でも、一方で、その分、主役のキャシャーンが、目立たないんですけど…。)
そして、上にも書いた、メッセージ。
これだけあれば充分なのでは?

ただ、単純な勧善懲悪のヒーローものが観たい方には、お勧め出来ません。
そういう方は、4月30日の記事 にも書いた、「KILL BILL Vol.2」でスッキリしてくださいね!(あ、これも「勧善懲悪」とは、ちと違いますけど。笑)
それから、私の世代としては、「キャシャーンがやらねば誰がやる!」の決めゼリフも(本編中に)欲しかったかも、です。

投稿者 savabigi : 02:30 | [ 映画・テレビ ] | コメント (6) | トラックバック (17) | ↑↑↑

2004年04月30日

Vol.2 だけでも…

KillBillポスター「KILL BILL Vol.2」、観てきました。

正直、「1」を観てないので、若干不安でしたが、またまた「映画瓦版(キル・ビルVol.2)」さんを読んで、これなら大丈夫だろうと思いながら行きました。
案の定、結果オーライ!、って感じでしたね。

面白かったです。
スピード感もあるし。
内容も(「1」との繋がり以外は)大体は、解りましたよ。と言うか、元々解り易いお話だし。
(^_^;)

ストーリーは、実は、始まってから 1/3 位のところで、敵役(ビルの弟)が、元仲間の女(ダリル・ハンナ)に、100万$持って来いと電話する辺りで、結末の手前くらいまで読めてしまうのですが、それでも、最後の最後は判らないので、どうやってそこに行き着くか、が見所でしたね。
ダリル・ハンナ、綺麗です。が、やぱし、やられちゃいます。このシーンだけ、ちょっとエグかったかな〜。ユマ、強過ぎです。(笑)

私、ユマ・サーマンって、観た事無いよな〜、なんて思っていたら、実は、「恋に落ちたら…(Mad Dog and Glory)’93米」で、ロバート・デ・ニーロの相手役だった人でした。
この作品、先日 CATV で、また(私は二回目)観る事が出来たのですが、この時のユマは若くて、けど、sexy でもあり、あの眼のデカさとも相まって、なかなか印象的な女優さんではあった訳です。この頃の彼女は、まだ二十代だったみたいですね。

ただ、ここまで「アクション映画」に主演出来るようになるなんて、当時の映像からは想像出来ません。
今回は、流石に、アップになると、それなりに時の流れを感じさせてくれる部分もあったりはします。けど、子どもに添い寝するシーンなどでは、いい「おかあさん」の、何とも優しげな表情も出せる様になっている訳で、いい「年のとり方」をしていると言えるでしょう。

KillBill半券とまぁ、面白い映画ではありましたが、生き埋めからの脱出の処だけは、んな訳ねー、なんて思っちゃいましたね。モグラじゃないんだから…。(笑)
そうそう、生き埋めにされるシーンでは、効果音が、結構凄いです。どうやって表現するのかなー、なんて思いながら観てたら、まんま真っ暗!。
つまり、しばし音だけで、埋められていく状況が表現されるんです。しかも、土が深くなっていく様子に合わせて、音がだんだん遠ざかっていくし。ここの音効、結構上手いです。
ただ、将来「○○洋画劇場」で放送されたりする時には、こういうシーンはカットされるかも知れません。音が降って来る様な「劇場」のサラウンドが無いと、TVでは辛いです。(おまけに画面は黒味だし。)

後は、ラスト前に、ビルが語り過ぎな様な気も…。もうちょっと短く出来なかったのかな、って感じ。
あ、でも、今回は、ある意味「ビル」の映画でもある訳で、これはこれで良いのかも知れません。
「男は未練がましく、女は潔く」、って事で、こういうラストになったとも言えるでしょう。

実際、ユマの役名、観終わってトイレに行った時には既に忘れてたし。(^_^;)
映画そのもののタイトルが、Kill Bill だし、ね!

投稿者 savabigi : 03:18 | [ 映画・テレビ ] | コメント (6) | トラックバック (27) | ↑↑↑

2004年04月20日

「赤目」

映画、「赤目四十八瀧心中未遂」を観てきた。

実は、映画瓦版(赤目四十八瀧心中未遂) さんを読んでいたので、事前に、荘子にある「胡蝶の夢」の要約を読んで行ったのだが、私にはちょと難解でしたね〜。

寺島しのぶさんの演技は、評判通りの存在感。内田裕也さんも「妖しさ」の象徴としてインパクトあり。この二人の「オーラ」は明らかに別格のもの。
この「妖しさ」に対しては、観た後も暫く頭の中で響き続ける様な音楽も奏効。

「赤目四十八瀧」ロケ地の映像は、癒し系の美しいもの。(「新人」の主人公が住む尼崎の閉鎖的な古いアパートと明確に対照的。)但し、延々と主人公二人が彷徨う姿(繰り返し色々な橋を渡り続ける姿)は、(主人公の)青年が追い詰められていく心象風景にもみえる。 ここの緊張感があったから、二時間半あまりもある大作でも、最後まで観られたんだろうな、と思う。

そして、ラストは、「そう繋げるんだ!」と舌を巻く感じ。
なるほど、人が「死んでもいい」と思う瞬間というものは「至福」の一瞬にしか無いのだろうなあ。

と。
「評論家」さん達に、いくら受けても。
そして、確かに素晴らしくいい映画でも。
単純に好きか嫌いかを問われると、私の好みではないんだなぁ。この重さ。
それに何より、「事前知識など何も無しで、この映画を『単体』で観た観客のどれほどの人がこの映画をすんなり理解出来るのだろう?」と思うから。

「難解」に感じる原因は、「現世」に連れ戻そうとする使者の登場場面が唐突で少ないから?、それとも「タネ明かし」が微妙だから?、か。

「演技力」「難解さ」「文芸大作」がお好きな方には、文句無くお薦めできる映画なのだけれど。

投稿者 savabigi : 23:59 | [ 映画・テレビ ] | コメント (1) | トラックバック (15) | ↑↑↑

2004年04月15日

In the Cut

映画「 In the Cut 」、観てきました。
うーん、「メグ・ライアン(Meg Ryan) が出てれば、それでいい」って人には、いいかも知れませんが…。
「それだけ」じゃぁ、ねぇ。うん。

また、時間があったら、もう少し詳しく書くかも知れませんが、毒舌が炸裂しそうでコワイです。(^_^:)

投稿者 savabigi : 23:54 | [ 映画・テレビ ] | コメント (1) | トラックバック (1) | ↑↑↑

2004年04月14日

読む事の必要性

katz さんと云う方の、「イラク人質関係総括」経由で、「勝谷誠彦の××な日々。」を読む。
お二人とも、凄いテキスト量で、数日分の記事を読むだけでも、結構な時間が要るが、何が「正しい」かといった様な事を考えさせられる良い機会になった。
マスコミの、何処も同じ様な内容の報道を延々見ても思考が麻痺するだけだよなぁ、と思う日々。

投稿者 savabigi : 02:13 | [ 映画・テレビ, 経済・政治・国際, 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック (21) | ↑↑↑

2004年04月10日

世界の中心で…

最近、「世界の中心で、愛をさけぶ」の試写会の告知が結構流れているが、この映画の原作者「片山 恭一」さんは 愛媛県の出身らしい。(と、昼休みに更新)
原作だけでも百数十万部売れ、その後漫画家(?)さんとのコラボレーション等も出ているようだ。
(またまた日本沈没地図(愛媛県)用ネタでした。) (^_^;)

【 リ ン ク 】
◆「世界の中心で、愛をさけぶ」(amazon)
◆「世界の中心で、愛をさけぶ」(小学館)
◆「世界の中心で、愛をさけぶ」(東宝)
◆「片山 恭一」(はてなキーワード)
◆「片山 恭一」(WEB本の雑誌:作家の読書道)
◆「片山 恭一」(九州発読売新聞:博多湾燦々)
(にしても、片山さんの略歴がまとめられているページ、ちょっと少なくて、リンク先に困ってしまいました…。)

投稿者 savabigi : 13:16 | [ 愛媛, 映画・テレビ, 書籍・雑誌 ] | コメント (0) | トラックバック (26) | ↑↑↑

2004年03月01日

渡辺謙さん、受賞逃す

asahi.com によると、渡辺謙さん、受賞逃す だそう。
残念でしたね〜。私が観た感想としては、あの映画では、完全にトム・クルーズを喰っちゃってましたが…。

実際、「ミスティック・リバー」は、『演技』は凄かったらしいけど、内容的に暗そうと言うか、不毛そうな感じで観る気が無くなった私…。
おっと、今回受賞した作品群、一本も観てない!「ラストサムライ」も「たそがれ清兵衛」も観てるのに。
う〜ん…(^_^;)

ん?、にしても、この記事、何で「主演…」と「作品賞」の事が書かれて無いんでしょう?
時間的に「マダ」だったのかな?(素朴な疑問でした。)

///(自分で追記です。)現在、20:18 です。今 上のリンクをクリックしてみると、ちゃんと全ての賞が追記されてました。記事の時刻は 14:47 に変更されてます。私が見た数分後だった訳ですね。
でも、同じ URL の記事も、時間を追って更新されてるんですね。

投稿者 savabigi : 14:36 | [ ニュース, 映画・テレビ ] | コメント (1) | ↑↑↑