« ５．４-ＲＥＬＥＡＳＥ | メイン | 白い自転車 »
2005年05月11日
映画「インファナル・アフェア Ⅲ 終極無間」
やっと観た。
結論から言うと、「I」が一番好き。
完成されてたと思う。
でも、まぁ、一部マニアックとも言えるファンが居るのも理解できる作品。
それぞれタッチは違うけど、３作トータルとしての完成度は高いと思う。
そのぶん、予習が必要なのは、ちょっと懲りたけど。
実際、感想も「III」だけについて、どうこう書いても仕方無いとも思いながら…。
【 goo 映画の紹介文 】
インファナル・アフェア III 終極無間 - goo 映画
潜入警官のヤンが殉職し、１０ヶ月。
警官として生きる決意をしたラウは、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。
ある日、保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。
内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。
【以下、ネタバレあり】
結局、ヤン（トニー・レオン）がやっぱいいよ。
今回は、優しげな表情なんかも結構見られて。
にしても、この人のアップを見ながら、ウッチャンに似てるよなぁ〜、なんて思うのは私だけ？（苦笑）
リー先生（ケリー・チャン）も、今回は出番が多くて良かった。
ただ、ラウの正体をあっさり見破ってたのに、告発（？）しなかったの？
「I」の時に、ヤンが、「ずっと言えなかったんだけど…」みたいに告白するシーンもあったりしたけど、この「III」との前後関係はどうだったんだろう？、なんて思ってしまった。
やっぱ、時間軸前後し過ぎな様な気が…。
今回のみの登場人物の中では、シェン（チェン・ダオミン）がピカイチ。
渋すぎ！
しかも、あの撃たれるシーンまでは、正体が全くわかんなかったし。
最後、ラウ（アンディ・ラウ）の討ち入り（笑）シーンに駆けつけて来たのは、都合良過ぎだと思ったけれど。
ヨン（レオン・ライ）も、後半にいくほどクールでカッコ良かった。
顔は、佐野史郎を若くした様な感じに見えて仕方なかったけど。（爆）
実は、この人も、途中までは、善悪はっきりしなかったよね。緊張感を持続する上手い作りだったなぁ。
ウォン（アンソニー・ウォン）は、実は一番美味しい役どころだったかも。
だって、「I」であさっりやられてるのに、「II」も「III」も出てるんだもの。（笑）
ただ、この人は、「II」の時の苦悩が印象的だった。
何だかんだ言って、サム（エリック・ツァン）は、それなりに鋭かったんだよね。
たぶん、ヤンの正体も見破ってたし。
「I」のギブスの謎も解けるし。
結局、飼い犬に手を…、ってところだけが、命取りだったんだね。
にしても、ラウ、可哀想かも。
壊れていく感じ、かなりの緊迫感だったと思う。
あれだけ善になろうともがいても、結局彼だけが、（長寿の）無間地獄に落ちたって事かなぁ？
あっさり「ケリを付ける」事も出来ずに…。
あの後、どうなったんだろう？、と思うと、生きる事も、随分あわれな結末なんじゃないか。
そして、確かに、ラウの意識を中心に考えると、混乱しつつ進行するのも解らないでもないが、映画としては、もうちょっと時間軸を整理してくれた方が、もっと感動できたかのも知れないのに…。
投稿者 savabigi : 2005年05月11日 22:50 | [ 映画・テレビ ]
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://savabigi.x0.com/mt3/mt-tb.cgi/242
このリストは、次のエントリーを参照しています: 映画「インファナル・アフェア Ⅲ 終極無間」:
» ★沢尻エリカと高城剛★車中で熱?いキス【激写画像】 from ★沢尻エリカと高城剛★車中で熱?いキス【激写画像】
★沢尻エリカと高城剛★車中で熱?いキス 女優の沢尻エリカ（２１）が、映像作家で... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年09月24日 01:13