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2004年06月29日

トラックバックについて調べてみた

先日の記事 に、「oxygen 〜酸素〜:ロスト・イン・トランスレーション 」さんから、トラックバックを頂いた。
私の記事と似たようなところに関しても、私よりも詳しく書いていらっしゃるし、更に私が全く無知な洋楽関係の事にも詳しくていらっしゃる方で、とてもありがたいトラックバックだった。私の記事を先に読んでくださった方も、多少のネタばれはある様だが、是非トラックバック先もご参照頂きたい。

さて、この記事は、映画の話では無く。

実は、上記「まいまい 」さんの、最近の記事のところで、「oxygen 〜酸素〜:トラックバックの功罪(というほどのものでもないか)」という記事が目に入り、思わずコメントを入れさせて頂いた。
私としては、このところ、トラックバックってどうするのが正解なんだろうか、と考え中だった事もあり、気軽に、考え方をお伺いできたら、というつもりだった。
ところが、とても詳しく丁寧にお答え頂いて、こちらの方が、かえって恐縮してしまったほどだ。
この、まいまい さんのコメントによると、

oxygen 〜酸素〜:トラックバックの功罪(のコメント)

調べた範囲では、リンクされたことも引用されたことも一度もないのです。

との事だった。

で、折角の機会なので、出来ればお礼の気持ちもこめて、私も思う事や、調べた事を少し書かせて頂いて、トラックバックさせて頂こうと思う。

まず、トラックバックに関しては、最も基本と思われる、「絵文録ことのは 」さんの記事に、

トラックバックの有効な使い方を考える [絵文録ことのは]

まず、トロット夫妻の開発動機をまとめてみると、以下の使い方が想定されています。
【1】こちらからあなたの記事を参考にして新しい記事を書いたので、お知らせしますね、という使い方。
【2】あなたが記事で書いている内容と関連する他の記事があるので、お知らせしますね、という使い方。
1と2の違いは、1は文中におそらく相手の記事へのリンクがあって、トラックバックをすることによって相互リンクが成立するが、2は必ずしもそうではない、ということ。

とある。
そして、「嫌われそうなトラックバック」に関する説明があった後、

 ですから、本来的にはリンクなしトラックバックも想定された使い方なんですが、誤解されることもあることを念頭に置いた方がいいと思います。
 なお、【2】のパターンの場合は、コメントの中でリンクを紹介するような形にすると、いらぬ誤解を避けられるように思います。

と続けられている。
う〜ん、何とも素晴らしい記事だ。まるで、blog のマニュアルの様である。

あ、それから、観測気球さんの記事 を読ませて頂くと、「過去からの」トラックバックの場合にも、「リンクなしトラックバック」になってしまうというケースが説明されていた。ごもっともである。
(今回の、まいまい さんと、私の記事の場合もこれに当たりますね。)

ただ、心情的には、いろいろなケースが想定されると思うので、事はそう簡単には運ばないとも言える。

例えば、上記の、まいまい さんは、非常に思慮深い方のようで、ご自分のトラックバックが(相手から見ると)スパムになりはしないか、という事を大変気にされていらっしゃる様である。(この場合、そう思ったお相手の方は、たぶん黙って削除されると思われるので、そう気になさる事でもない様なのですが。)

他にも、「* cheeze's blog * 」さんの記事あたりにも、お悩みの様子がうかがえる。

そして、

トラックバックを入れやすいと思うサイト・入れにくいと思うサイト:秀ボーの詩的関心事

それ以上に、ぼくにとってトラックバックしにくいのは、その記事がそれだけで過不足なく成立していると思える記事の場合。つまり、何も付け加えることはないと思える記事。
「参考になりました。」という「ファンです。いつも読んでます。」みたいな内容の記事は、コメントとして送るのは気が引ける。ましてや、それを自分のサイト内のコンテンツにして残しておくことにしてトラックバックするというのはもっと気が引ける。

こういった心情的理由も存在する。
実は私も、これに近い理由で、送るべきか否かを迷う場合も多いのだ。相手が巨大(?)サイトさん(つまりメジャーサイトさん)だったりしたら、なおの事だ。(情けない私)

さて、こんな情けない私の泣き言などは放置して頂くとして、上に書いた「どうよ?」って思う事のひとつでもあるのだが、「お返しTrackBack」の件も調べてみた。

ただのにっき(2004-02-02):「お返しTrackBack」はやめよう

1. サイトAは、エントリ1の中で、サイトBのエントリ1に対して言及し、リンクをはった。
2. 同時にサイトAは、エントリ1からサイトBのエントリ1にTrackBackを送った。TrackBackを送る行為は逆リンクを生成するので、これで両エントリには相互リンクができたことになる。これでサイトAの読者も、サイトBの読者も、双方のエントリを参照できるようになった。ここまでは良い。
3. TrackBackを受け取ったサイトBは、サイトAのエントリ1に「お返しTrackBack」を送った。これが問題。

何とも、お見事である。こちらでは、この理由まで図解入りで解説されていらっしゃる。(元々のトラックバックもこの図によって、さらに解りやすくなっている。素晴らしい!)
そして、「TrackBack返し」と呼ばれる事が多い、「TrackBack本来の使い方」の図示まであるのだ。(私のこの記事も、まいまい さんに対しては、これに近い形にするべく、こうして作成中なのですが。)

実際、映画の感想を書き始めてから、こういった「よく解らない」トラックバックを見かける事が多くなった。中には、某社のブログで「月間トラックバックランキング」なんていうのもある様で、そのバナーを、( 以下自粛

さて、こんなオヤジ臭い記事を書くと嫌われるんだろうなぁ、と思いながら、ここまで書いてきたのには理由があって、実は、上記まいまい さんの記事のコメントに、私が以前書いた記事 のリンクを書かせて頂いたのだが、恥ずかしい事に、この記事には、全く「考え方の根拠」が書いていなかったのだ。
そこで、これでは意味不明だろうと思い、こうして改めて書かせて頂いた。

無責任 Memo:私からのトラックバック

私からのトラックバックは、基本的に

最低限、本文中にリンクを張らせてもらった場合。で、かつ、
出来れば、本文中で、言及させてもらった場合。
(さらに)出来れば、何らかの追加コメントや、もしくは何らかの反論をさせてもらう場合。

という感じにしたいと考えております。

う〜ん、こうして書いても、以前と変わらず、まだまだ試行錯誤中な私だ。

はてさて、この記事は、まいまい さん以外にも、引用させて頂いた方々にトラックバックするべきなのだろうか?
何も新しい見解が無い事を考えると不要だとも思うが、「絵文録ことのは」さんに対しては、「こそこそしない」という意味でトラックバックした方が良いんだろうなぁ…(大汗)。
(ということで、目障りだったら削除していただけたら、と思いますので、よろしくお願い致します。)

【 2005/06/12 追記 】
サイト移転に伴い、当ブログ内のリンクを修正致しました。

投稿者 savabigi : 23:24 [ ウェブログ・ココログ関連 ] | コメント (8) | ↑↑↑

2004年06月25日

映画「ロスト・イン・トランスレーション」

「ロスト・イン・トランスレーション」のポスターもう都会では、とっくに公開終了しているかも知れないこの映画、愛媛では6月19日にやっと公開になった。
で、これまた賛否両論な訳だが、私は既に二回も観てしまったよ(笑)。

何だろう、これ。「雰囲気」を感じる映画だよね。
前半は、軽いコメディーだったけど、二人が出逢ってからは、徐々に切ない感じになるし。
(ルームランナーのシーンなんかは、結構笑えるけど、爆笑じゃなくて、クスクスっと笑わせる感じだった。)

でも、全般的に、ほんと、淡々としてるんだけど。
セリフも少ないし、目立ったストーリーがあるわけでもない。

【 以下、ネタばれあり 】

続きを読む "映画「ロスト・イン・トランスレーション」"

投稿者 savabigi : 05:23 [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

映画「海猿」

この映画に関しては、期待し過ぎた反動が…。って感じだ。
実は、劇場用予告編(トレーラーって言うのかな?)の、一番最初のバージョンが結構良く出来ていた。ところが、その後、トレーラーも少し長めのバージョンになった途端にテンションが落ち、いや〜な感じがしていたら予感的中(笑)。
期待し過ぎてなかったら、それなりに面白い映画だったんだけどね。

これ、「 くさってもブラピ 」さんでも、見事に斬ってくださってましたし。
私の方は、順番的には、「天国の本屋〜恋火」よりも前に観てたけど、きっと そこそこヒットするんだろうななんて考えると、書く気になれなかった。

【 以下、ネタばれです 】

続きを読む "映画「海猿」"

投稿者 savabigi : 02:54 [ 映画・テレビ ] | コメント (8) | ↑↑↑

2004年06月23日

ビデオ「マッチスティック・メン」

これは、随分前に「 Un jour 」さんで紹介されていて、気になっていた映画だ。

Un jour | Matchstick Men

これは軽く見れるけど、なかなかよくできていておもしろい。
詐欺師の話だけど、コメディーターーーッチ。

ニコラス・ケイジがいい!
なんであんたはそう味があってうまいんだっ!?くらいいい。
強迫神経症的潔癖症が超リアル!

という事で借りてみたら、ほんと、かなり面白い「サギ師」映画だった。

ニコラス・ケイジ、相変わらず、妙にハイテンションの時があるが、結構うまいよね。

この映画では、自称コン(詐欺)アーティストのロイ・ウォラー(ニコラス・ケイジ)が、強迫神経症っていうか、潔癖性っていうか、で、医者にかかっている。これが一つ目の鍵。(実際はストレスが原因みたいだけどね。)
ちなみに、彼がイライラしながら、タバコを吸うシーン多数で、その度にマッチをするのだが、これがタイトルの意味だと思ったのだけど、公式サイトのキャスト紹介には、マッチスティック・メン(詐欺師)と書いてあったよ。

そして、彼が14年前に離婚しており、当時その元奥さんが妊娠中だった事が二番目の鍵。

更に、その元奥さんには、直接話が出来ないのが三番目の鍵だろう。

それから、「だます相手にはだまされるな」が四番目の鍵か。

彼が、ちょっと ぬけてる相棒フランク(サム・ロックウェル)と組んで、ショボイ詐欺をやっているところから映画が始まるのも鍵だね。

さて、そんな彼が、潔癖性を緩和する為に飲んでいた薬を誤ってシンクに流してしまい、医者を変わる事になるのが全ての始まりだ。

ほんと、上手い(たぶん)脚本だなぁ。ぬる〜いところや、ツッコミどころもあるけど、見終わった後は結構爽やかだったりする。
親子愛や、離婚問題なんかも織り交ぜて、ついついホロリとさせられるシーンもあったりするが、後半はどんでん返しの連続で、面白い。

で、「一年後」なんて画面に出た後、もうひと山あって、最後はなんだか暖かい感じの終わり方。きちんと伏線もあったしね。

あ、それから、ほんと無邪気な中学生みたいな表情から、ちょっと濃いめの化粧で登場するシーンまで、結構自然に演じきったアリソン・ローマンもうまいよ。
この人がいなかったら、この映画成り立たなかったかも、なんて思うもの。

そうそう、映画の途中で、ロイは、彼女に「そんなに悪い人に見えない」って言われて、「そこに皆騙される」なんて答えてるシーンがあったよね。
で、観客もみんな騙されるんだもんなぁ。(ちなみに私は借りている間にもう一回観て、映画の途中で見逃してた細かなアイ・コンタクトなんかもチェックしてしまったよ。結末が判った後でこういうチェックをしてみるのも面白いかも。)

にしても、これ、何で劇場で観なかったんだろう?なんて考えてみたけど、きっとタイトルとポスターがピンとこなかったからだなぁ…(笑)。

投稿者 savabigi : 19:32 [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

2004年06月22日

「天国の本屋〜恋火」の良さについて

先日の記事 で、絶賛してしまった「天国の本屋〜恋火」ですが、その後、いろんなところで、かなり酷評が多いのに驚きましたので、追記しておきましょう。(「酷評」は検索ですぐ見られますので、どちらかというと感動された方のご意見を中心に集めてみました。)

++Cinemastreet Blog++:天国の本屋

ありえないファンタジーに見事にハマッて
大泣きしました。

そうですよね〜。「ありえないファンタジー」なんですよね。それを感覚的に理解してれば、ほんとハマります。
「天国」側も、「地上」側も、すべて夢の中のようなお話なので、そのあたりを「現実的にしか見られない人」にとっては、厳しい評価になるようですが。

あ、でも、単に「夢のような」だけじゃなくて、「真実のかけら」がいっぱいあると思った中の一つとして、

海外ドラマが好き♪:〔ネタバレ〕「天国の本屋〜恋火」って…。

映画の中で「翔子さん」は 恋人にひどいことをしちゃったかもしれないけど、ちゃんと「ひどいことをしちゃったの」って言っていたし、悔やんでた。
だから天国に行っても 苦悩していた。
姪の「香夏子さん」も叔母思いでやったこと。

そうなんですよ。このあたり、最も「微妙な」部分でした。
ここをきちんと消化しないと、どうしてあんな美しいラストになるのか、とか、映画そのものの良さも全然理解できないでしょう。
こういうの、「ファンタジー」の中に織り込まれた「真実のかけら」たちの一つですよね。

そうそう、ラストに関しては、

★銀河ブログ:■「天国の本屋〜恋火」必見!

ラストの恋する花火の場面が忘れられない。
これまで、多くの映画が花火のシーンを効果的に使い、作品を盛り上げてきた。しかし、この作品ほどの至福を演出し得た例を私は知らない。

こんなご意見の方もいらっしゃいました。
ほんと、単純に「映像」の美しさだけじゃなくて、きちんと物語の中にシンクロしてる美しさでした。
「至福を演出し得た」って、ほんと素敵な表現ですね。
あ、それから、前回書き忘れましたが、北海道ロケの美しさも良かったですよ。電柱が全くない一本道とかも。

それから、俳優さんたちについても書かれていた方。

映画「天国の本屋〜恋火」を見てきました。

主演の竹内結子も良いですが、玉山鉄二さんも役にあってていい感じ。
映画の冒頭に比べて最後はずいぶん良い男に見えました。
あと僕が大好きな俳優、香川照之さんも絶妙な演技で好演。

そうですよね。
実は酷評されているサイトを読むと、あの香夏子と滝本のシーンでは「笑い」が出るんだそうです。
う〜ん、確かにハマれてない方があの場面を観るとそうなのかも知れませんが、ねぇ。 笑うところじゃないと思うんだけど…。

あ、このあたりの事を冷静に書かれている方もいらっしゃいました。

A big bear coming out of hibernation: 天国の本屋〜恋火

この映画は、大人のためのファンタジーだと思う。
Yahoo Movie等で酷評している人もおり、ファンタジーは他人になかなか薦めづらいが、「私はファンタジー好き」という人にはお奨め。

「大人のための」ですか。なるほど。
確かに、笑えるはずのないシーンで笑ってしまうっていうのは、若い方に多いかも知れませんね。(あ、単に「年齢」の問題ではなく、精神的な問題として。)
しかも、「ファンタジー」が苦手な方だったりしたら、余計「酷評」になっても仕方ないのかも知れません。私としては、残念ですが。

投稿者 savabigi : 16:12 [ 映画・テレビ ] | コメント (8) | ↑↑↑

2004年06月19日

台風はまだみたいです

040619-01.jpg今日も仕事中。会社近くに、弁当を買いに行く途中、携帯で撮影。
葉まで紫なこの花はなに?

投稿者 savabigi : 13:52 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月17日

映画「恋愛適齢期」

もう随分前の記事 にトラックバックを頂いていた、ミターンさんの「しゃべり場」の中で、「人気のある記事」に、この映画のレビューがあった。
この映画、私も実は四月ぐらいに観ていたのに、筆無精のせいで、書かずじまいになるところだった事を思い出した。

ミターンのしゃべり場 | 恋愛適齢期

「おっさんとおばはんの恋愛ストーリー」っていうと誰も魅力的に思わないと思うけど、いや実は全然そうじゃないのよ。
でもそうとも言えるのよ。
誰にでも普遍的であって魅力的、素敵な素敵なラブストーリーなのです。

恋愛適齢期の雑誌広告う〜ん、そうでしたねぇ。
乱暴に言ってしまえば三角関係のお話なんだけど、この映画は素直に面白かった。
ある意味、リッチでおしゃれな、おとぎ話風のラブ・コメディーとでも言うのかな。

まず、何といってもテンポがいい(脚本がうまい)。ドラッグストアでのやりとりなんて絶妙だし。
ハリー(ジャック・ニコルソン)とエリカ(ダイアン・キートン)が海岸を散歩したり、座って話したりする場面も素敵過ぎ。本当に絵になる。
当然、この二人、演技の方も、肩の力が抜けたように自然で素晴らしくて、それに、はじけるところではキッチリ爆笑させてくれるし。

【 以下ネタばれあり 】

続きを読む "映画「恋愛適齢期」"

投稿者 savabigi : 23:18 [ 映画・テレビ ] | コメント (10) | ↑↑↑

2004年06月16日

映画「天国の本屋〜恋火」

天国の本屋〜恋火のポスター実は、私がかなり影響を受けているサイトの一つに、「映画瓦版」さんがあるが、この映画に関しても、「映画瓦版: 天国の本屋〜恋火」で、とても素敵にまとめられているので、宜しければそちらを先に参照されたい。
このサイトさんでは結構辛口なコメントが多く、いつも誉めているだけのサイトと違って、信頼(?)出来るものがあるのだ。
しかも、私の拙稿のような、あげ足とりの辛口ではなく、いつも「なるほど」と思わせてくれる辛口さなのだ。

さて、上記サイトを読んで頂いた後では、私が口を挟む余地は無くなるのだが、それでは私が書く意味も無くなるので、話を元に戻して、少しだけ私なりに書いておく。

ズバリ、この映画は、「世界の中心で、…」よりも、「海猿」よりもお薦めだ。映画観たいけど何を観ようか、と迷われたら、これを観て欲しいと思う。(「海猿」については、またそのうち書きます)
あ、それに、何処かのサイトで、「黄泉がえり」とダブったって書いてあったけど、「逆」パターンだし、映画としてはこっちの方がずっと上だと思うなぁ。

実際には、ファンタジー的要素が強い作品だから、それを好まない方には無理に薦めても仕方無いので、そんなリアリズム至上主義(?)のような方は「21g」の方をじっくり観られれば良い。
ただし、物語としてはファンタジックでも、私は、その中に「真実のかけら」が沢山詰め込まれている映画だと思っている。

【 以下、ネタばれあり 】

続きを読む "映画「天国の本屋〜恋火」"

投稿者 savabigi : 21:59 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

緊急メンテナンスだそうです

昨日の記事 に関してですが、ココログスタッフルームによりますと、

ココログスタッフルーム: 緊急メンテナンスのお知らせ

【 緊急メンテナンス日程 】
日時: 6月16日(水) 17:00〜20:00 (3時間)
この間、記事の書き込み、トラックバックの受付などができなくなります

だそうです。つまり、この後 作業開始されると云う事ですね。
3時間は長いような気もしますが、この際、ちゃんと解決して頂ける事を祈りつつ待つ事にしましょう。
スタッフの皆さん、頑張ってください。m(_ _)m

投稿者 savabigi : 16:37 [ ウェブログ・ココログ関連 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月15日

頑張れココログ

お知らせココログ: 6/13(日)23:30より深夜時間帯にログインや記事の投稿ができない状態が発生しております。

6/13(日)23:30より、ココログをご利用のお客様におきまして、深夜時間帯にログインや記事の投稿ができない状態が発生しております。

との事だそうです。今、投稿した感じでは問題無いですね。(深夜じゃないからかな?) けど、コメント欄も挙動不審な時もありますので、対応をお願いしたいものです。
m(_ _)m

にしても、「6/13(日)23:30より」発生している問題の連絡が、今日の16時20分頃というのは、いかがなものでしょうかねぇ…?

投稿者 savabigi : 17:45 [ ウェブログ・ココログ関連 ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

映画「ディ・アフター・トゥモロー」

まず、この映画は、

くさってもブラピ:ディ・アフター・トゥモロー

予想していたより、まともにドラマが描かれていたと思う。

との事だったので、あっさり観ることに決定しました!(やはり「中身」が無さ過ぎるのも嫌だったので。)

ただ、

30歳独身男Kazuakiの映画日記:デイ・アフター・トゥモロー

これは「“お涙ちょうだい”映画」になっていない。そうすることもできたはずなのに、決してそちらに比重を置いていないのです。

という事で、実際に見るまでは、若干の不安がありましたが、私の場合は あっさり泣いてしましました(笑)。

ディ・アフター・トゥモローのポスターえっと、まず、一般的なこの映画の見所は、やはり映像の凄さでしょう。
これは、上記 Kazuaki さんのところにも書かれていますね。
例えば、ニューヨークの洪水シーン。道路の向こうから水が押し寄せてくる場面などは、ほんと凄い迫力です。
あと竜巻もよく出来てたし、それに全ての物が一瞬にして凍っていく映像も恐ろしいですよね。

【 以下、ネタばれありです 】

続きを読む "映画「ディ・アフター・トゥモロー」"

投稿者 savabigi : 16:47 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | ↑↑↑

2004年06月11日

珍しく

りょう花のらーめん 今日は珍しく外食でした。と言ってもラーメンです。早いからね。(笑)

えっと、「らーめん工房『りょう花』」です。
来住店と重信店があるのかな。来住店は午前3時まで営業だそうです。(重信店は午後10時まで。)

ちなみにこの写真は、ぴり辛らーめん大盛りです。七百円とリーズナブルです。(普通盛りは六百円。)麺はちょっと細め。スープは澄んでいます。ぴり辛と言ってもちょっと唐辛子が入っている程度。他店のたんたん麺みたいには辛くありません。(ただ私はいつものクセで胡椒をかけ過ぎて、ちょっと失敗でしたが。)

もし「食べ比べ」になると、結局味では、「おが多」に負けてる様な気もしますが、やっぱ「場所」とか「時間」の問題がありますからね。食べたい時が美味しい時って事もあるので。

あと、奥の右側にちょっとだけ写っているのは「極み豆腐」(二百円!!)。まろやかな冷や奴って感じですね。

と言う事で、思い出した様に日本沈没地図 にトラックバックしてみましょう。

投稿者 savabigi : 21:35 [ 愛媛 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月10日

映画「 21g(21グラム) 」

21gのポスター観る前は、難しそう、って思いながら観ましたが、実際には思ったほど難しくはなかったですね。
けど、テーマは重いです。

にしても、この映画、良くも悪くも脚本・編集がキーポイントでした。(2回位観て丁度良いのかも。)
と云うのは、時間軸をバラバラにして、パズルの様に展開していきます。単純に面白いです。よく破綻させずに最後まで突っ走ったものだと感心します。作り手側は、相当巧妙と言えます。

但し、観客側は、気力体力が充実してる時じゃないとついていけなくなるかも、です。実際、常に、このシーンは「いつ」のものなのか、を考えながら観る事を要求されてしまうから。
でも、私みたいな単細胞でも、ほぼ解った(2〜3カ所繋がらない記憶ありですが)ので、じっくり観られれば、ちゃんと解るようには、なっています。

前評判通り、3人の演技は、迫真のもので見応えあり。ほんと、凄いの一言でした。

一番凄いと思ったのは、クリスティーナ役のナオミ・ワッツ。愛し合うシーンの途中から激怒に変わる場面などは、ぞっとするぐらいです。そして、その激怒の背景は、とても哀しいものなので、思わずホロリとさせられます。
彼女に関しては、あともう一カ所泣かされました。

一方、一番難しいと思ったのは、ショーン・ペンの役どころ(ポール)かな。かなり「微妙な立場」なので。彼は、結構淡々としながら、どうしようもない「やるせなさ」を漂わせます。辛さがジンジン伝わってきます。流石、(この作品ではありませんが)オスカー受賞俳優だけの事はあります。

でも、私が一番解り易かったのは、ベニチオ・デル・トロが演じたジャックですね。鬼気迫る感じさえありますが、懺悔シーンでは、ほんと人間の弱さが出てて泣かされました。

が、それにしても、やっぱ「ぶつ切り」が、効いてます。
どっぷり感動、ってわけにはいかないんです。次のシーンが来るから。常に繋がりを考えなきゃいけないから。

なので、やっぱ2回、3回と観る余裕があれば、さらに深く感動できそうな気もしますね。
映画としては、いい作品なので、ここまでやり過ぎると万人向けでは無くなってしまって惜しいですね。

あ、それからそれから、脇役も結構存在感がありました。
ポールの奥さん役だった人が、かなり哀しい役で印象的でしたね。けど、男って、ああいう場面で友人たちに「先走って公開しちゃう」様な発言されると引いちゃいますよね。(まぁ、この映画では、一方でクリスティーナの事が出てくるから、余計そうなるんですが、そういう対象になる相手が居なかったとしても、です。)

そうそう、この映画、何カ所かで別々の登場人物が、「人生は続く」とか「それでも人生は続く」とかいうセリフを言う場面があるんですね。
それも印象に残ってはいますが、クリスティーナだけは、(うろ覚えですが)そんなのはウソだ!って言ってました。それほど、その時の彼女にとっては、精神的ダメージが大きかったということでもあるのだけれど、これって、ある意味、とても重たく受け止めなければならないセリフだと思いました。(余談ですが、「世界の中心で、…」には、この辺りのリアリティーが欠如してましたから。)

でも、最後の最後には、クリスティーナにも、復讐心は消え去ってしまいそうに感じましたが、実際はどうなんでしょうか?(映画では、そこまでは描かれていませんでしたけど。)

あ、それと、音楽がまた切なくて私好みでしたよ。劇場の予告編でも結構印象的に使われてましたよね。中には、ちょっとフラメンコをモチーフにしたような曲もあったり。(逆にテレビなんかの「…この人も21g…」とかって言う15秒CMはダメダメに感じたのですが、ね。コメディー映画じゃないんだから。)

◆追記です(2004/06/15 15:22)◆
↓↓下記コメント欄は、ネタばれありですので、ご了承ください↓↓

投稿者 savabigi : 02:01 [ 映画・テレビ ] | コメント (11) | ↑↑↑

2004年06月07日

ビデオ「ガタカ」

実は、「くさってもブラピ 」さんのコメント欄などで時々登場するタイトルで、非常に気になっていた映画だ。1997年、アメリカの作品、原題は「GATTACA」。
昨日の記事 で、「金星が…」などと、珍しく天体に目が向いてしまったのも、このビデオを観たからかも知れない。(笑)

さて、「適合者」と「不適合者」を何によって分けるのだろうか?この映画では、それが「DNA操作で生まれた」か否かなのだ。
つまり「適合者」は、非常に優秀であるばかりでなく、健康的にも、優れた者とされる訳だが。
この辺り、先日の「ザ・ダイバー」とは、また違った意味の「差別」とも言える状況が描かれている。しかし、こちらの物語は、あくまでクールに淡々と進んでいくので、印象は全く違う。

そして、この映画では、「不適合者」と呼ばれる、自然出産で生まれた若者ヴィンセント(イーサン・ホーク)が主人公である。

彼は、「適合者のみ」とされている宇宙飛行士になる夢を叶える為に、ある取り引きをし、そこから一人の若者ジェローム(ジュード・ロウ)と知り合う。
その結果、ヴィンセントは、何時いかなる時でも、ジェロームであり続けなければならなくなるのだった。

そんな中、一つの悲劇が起こり、主人公が追い詰められていくのだが…。
他に、主人公の同僚でもあり、のちに、微妙に変化していく関係になる相手役として、ユマ・サーマンも登場。クールで、かつ細い!。けれど、彼女の役廻りも実は切ないものだったりする。

近未来を描いていながら、なぜか画面には、ノスタルジックな感じが漂う映像。
こうして、淡々と描かれていながら、観客側の緊張感は、徐々に増してくる。
しかも、ラストは、ある種 夢が叶うにも関わらず、切ない終わり方。確かに印象的な映画だ。

幾つか疑問点がない訳では無いが、最近の映画から考えると短めにまとめられているし、全体としての統一感や静かな(?)勢いの様なものは持続されるので、映画としては良く出来ているという印象が残る。

ロケットなどの、大がかりな仕掛けには金をかけず、一方、随所に登場する「適合者判定機(?)」は、ハンディータイプから据え置き型まで、かなりリアリティーのある物を使うというのが、この映画の勝因だろう。

にしても、遺伝子操作など「有り得ない話でも無い」と感じるところが、今観るとひそかに恐怖を感じさせたりもする映画だ。

投稿者 savabigi : 02:37 [ 映画・テレビ ] | コメント (4) | ↑↑↑

2004年06月06日

今日も仕事です

(たぶん)紫陽花今は、昼休み。
これは、会社の近所の道端に咲いてました。額紫陽花かな?。

な〜んて携帯からは適当に投稿してしまいましたが、たぶん普通のあじさいですね。失礼しました。(←帰宅後の追記です。)
m(_ _)m

投稿者 savabigi : 13:28 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

金星が太陽の前を

こんな事もあるんですね。

金星が太陽の前を通過 日本では130年ぶり観測へ - asahi.com:サイエンス

金星が太陽の前を横切る「太陽面通過」という現象が8日午後、日本では130年ぶりに観測できる。…(中略)…太陽の表面を黒い点のように見える金星が約6時間かけて通過する。

8日のお天気はいかがなんでしょう?晴れるといいですね。

尚、

観測の際は太陽を直接見たり、サングラスや下敷きで透かして見たりすると、目を痛める。望遠鏡に映る太陽を白い紙に投影する方法が安全だ。

との事ですよ。
私たちが小学校の頃は、色の濃い下敷きで太陽を観たりする授業もあったんですけど、ね。どうなんでしょう。(笑)

あ、望遠鏡なんて用意できないよって方には、国立天文台のページで、インターネット中継もあるみたいです。
まぁ、「平日」なので、大概の方は、日中はお仕事で、観てる暇無いでしょうけど…。

投稿者 savabigi : 03:18 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | ↑↑↑

2004年06月05日

飲み会

飲み会会場の「魚六」さん今日は、この後、飲み会です。

と、携帯から更新。

投稿者 savabigi : 18:46 [ 日記・コラム・つぶやき ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月04日

ビデオ「ザ・ダイバー」

ロバート・デ・ニーロつながりで、「ザ・ダイバー」を観た。ちなみに、原題は、Men of Honor。

デ・ニーロが演じるのは、海軍ダイバー訓練所の鬼教官「サンデー」。
「鬼」などと書くと笑えてしまうが、実際に、かなり厳しい教官だ。しかし、この映画では、さらに人種差別も加わって、「いじめ」に近い状態だったりする。

その苛酷な仕打ちに耐えながら、ダイバーを目指すのが、アフリカ系アメリカ人「カール・ブラジア」(キューバ・グッディング・Jr.)。

サンデーの方は、「年」の経過をあまり感じさせないが、こちらのブラジアは、随分若い頃から、ある程度認められるようになるまでの年代を一人で演じていて凄い。

で、このカール・ブラジアが、米国海軍の海難救助潜水士になり、アフリカ系で初めて「マスター・ダイバー」の称号を与えられるまでの物語だ。

真剣に観ると感動するのだが、私としては、この「いじめ系(?)」は苦手で、何度も止めてトイレに行ったりしながら、やっと最後まで観た。
(観る前は、確かに「訓練」とか厳しいだろうな、たぶん感動系だろうな、なんて感じで借りたのだが、こんな「差別」関係のお話とは思って無かったんだよ〜。)

でも、こうして(?)最後まで観た結果、ラストでは大泣きだったけど。(笑)

にしても、昔(60年代)の潜水服って、130kgもあったんだねぇ。地上で着ている様子は、ほとんどロボットみたいだ。

見所は、ブラジアの頑張りと、途中から親心のような優しさをかいま見せるサンデーかな。やっぱ、デ・ニーロは、濃くて、ちょっとくさい位熱かったりするのだ。

これ観ながら、今月公開予定の「海猿」をちょっと思い出したりした。内容は全然違うはずだけど、「潜水」つながりって事で。(笑)あちらは、「踊る〜」のスタッフが作ったとかで、予告編が結構良さげで、今気になる映画の一つでは、ある。
ま、時期的には、その前にたぶん「21g」を観るような気がするけれど。

投稿者 savabigi : 20:05 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

お散歩

オオキンケイギクと森松橋今日は公休で、お天気も良かったので、伊予郡砥部町と松山市森松町の境界付近の河川敷を散歩してみた。
オオキンケイギクが沢山咲いているらしい、との事だったが、もう花も終わりかけ。しかも風が強くて全然フォーカスがとれず、写真にするにはダメダメだったけど。
ちなみに、後ろの橋は、たもとには「重信橋」と銘板が埋め込んであるが、今は森松橋と呼ばれている、古い橋だ。

ま、日頃、不健康な生活なので、たまには散歩も悪くない。

投稿者 savabigi : 19:09 [ 愛媛 ] | コメント (2) | トラックバック | ↑↑↑

ビデオ「15ミニッツ」

ロバート・デ・ニーロとエドワード・バーンズが主演。
デ・ニーロは刑事で、マスコミにも顔が知られた、「ニューヨーク一有名な刑事」。
一方のバーンズが演じるのは、消防の放火捜査員。

あるアパートで起きた放火殺人事件の現場で顔を合わせた二人が、共同で捜査することになっていくという設定。
微妙に縄張り争いもあり、駆け引きもあり、といったところ。

バーンズの方が見た目に似合わず(?) 不器用な役まわりで、途中、メディアのせいもあって、クビになりそうになったり。
このあたりは、「マスコミにも顔をうって仕事をやりやすく」という考えのデ・ニーロとは対照的に描かれている。

実は予備知識無しで観た私は、中盤のクライマックスに唖然とさせられた。ここの暗転(?)、かなり長いよ。「そんなぁ…」って感じだし。
そこまでは、よくある、刑事コンビもの、という感じの展開だったのだが、そこからガラリと変わる。

タイトルの『15ミニッツ』は、「誰でも15分間は有名人でいられる」というアンディ・ウォーホールの有名な言葉から取られているそう。
実はこの映画、単なる刑事ドラマではなく、アメリカのメディア批判が大きなテーマの一つになっている。犯人達は、メディアを利用して、無罪になろうとしたりするのだ。

そうそう、これは全くの余談だが、以前民放で深夜に放送があった、黒木瞳主演の「破線のマリス」を思い出してしまった。内容も映画の規模も全然違うが、こちらでも、マスコミを風刺しているようなところがある映画だったので。

この後半のバーンズ、かなりカッコ良い。もともと身長もあるしね。

映画全体としては、結構面白かった。
爆発シーンや、カーチェイス、銃撃戦もあり、劇場で観てなかったのが、ちょっと残念。
見終わった後も、スッキリする。先に書いた「中盤のクライマックス」を除けば、だが。

さて、この映画の犯人二人のうち一人が、妙にジミー大西に似ているような気がしてならなかったのは私だけだろうか。(笑)

投稿者 savabigi : 06:21 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月03日

ビデオ「男が女を愛する時」

「男が女を愛する時」を借りてみた。

実は、CATV のムービープラス というチャンネルで、今月、放送予定がある のだが、なかなか時間が合わない。
それに、先日のIn the Cut の感想 が、イマイチで、メグ・ライアンのまともな映画を観たかった事もあって。

結果、これは泣けた。

冒頭、誰しも聞いた事があるであろう、WHEN A MAN LOVES A WOMAN が流れるが、実際のシーンとは直接関係ないと思われる。
アンディ・ガルシアと、メグ・ライアンの出逢いの場面は、何か軽薄そうに感じるのだが、それは最初のみで、その後、物語はどんどんシリアスになっていく。

アルコール中毒に陥った妻を演じるメグ・ライアンは、まさに、体当たりと言えると思う。
アスピリンとウオッカを一緒に飲んで、その後シャワーを浴びる時の悲劇。この辺りから、かなり緊張して観てしまう。

それにしても、このダンナ、優しいよね。

実際、療養所(?) に入ったり、いろいろあって、映画の中盤には、アルコール中毒は克服される。

しかし、この映画、その後、夫婦の微妙な感情のすれ違いのようなものが描かれ、さらに重い雰囲気に…。

あえてこの映画の欠点をあげるとすれば、途中ちょっと冗長に感じる部分があって、映画そのものとしても「長い」事くらいかな。
でも、特筆すべきは、子役が、とんでもなくうまくて、中盤から終わりまでは、全然「長さ」も気にならなくなった。父が、上の子どもに、別れを告げに行くシーンでは、号泣してしまいそうになるし。(一人の部屋で観てたからね。)
子役でも、こんなに、しみじみとした やりとりが出来るんだねぇ。ほんと、涙ものです。

でも、アルコール中毒の患者の会で、メグ・ライアンが、半年間禁酒できた報告を、涙混じりにスピーチする場面で、結末は読めてくる。
けれど、ラストは、ほっとする終わり方で良かった。

この映画、「アルコール中毒」以外に、「夫婦」とか「離婚」などについても考えさせられる、なかなかいい映画でした。
上記 CATV でも、今月まだ放送予定が残っているし、たぶんレンタルビデオ店にもあると思います。おすすめです。

投稿者 savabigi : 21:41 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月02日

猫とゴスペル

私の先日の記事 にトラックバックを頂きました。
ありがとうございます。m(_ _)m

ねこたま映画日記:レディ・キラーズ

… それでも唯一気に入ったのは、健気な猫のピクルス(かわゆい♪)と、そして最後の、ゴスペルを歌うおばちゃんの声にぶっ飛んだ。

と書かれていらっしゃいますね。

確かに、あの映画では、猫が随所に登場していて印象的でした。ほんとにかわいく、しかも意味のある演技(?) までするという凝りよう。クライマックスで「橋」の上でも、人間達の真似をしちゃってましたし。(^-^)

ゴスペルは、映画の途中にも出てましたよね。「教会音楽」っておごそかなものもありますが、この映画では、迫力たっぷりの、陽気なもので、堪能できましたね♪。

ということで、こちらからもトラックバックさせて頂きましょう。今後ともよろしくです。

あ、それから、この方のblogでは、「ネタばれ」部分を「続きを読む」を使って分けられてるんですね。整理されてて、とても親切です。
実はココログベーシックでは、「続きを読む」が使えなかったような気が…。もっとも、私の拙稿の場合、「これ以降ネタばれです」、なんて整理されてないので、それを先に直さなければいけないのですが。(^_^;)

投稿者 savabigi : 14:30 [ 映画・テレビ ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

私からのトラックバック

以前にも書いた事がありますが、もう一度まとめておきましょう。

えと、私からのトラックバックは、基本的に

最低限、本文中にリンクを張らせてもらった場合。で、かつ、
出来れば、本文中で、言及させてもらった場合。
(さらに)出来れば、何らかの追加コメントや、もしくは何らかの反論をさせてもらう場合。

という感じにしたいと考えております。

なので、トラックバックを頂いた場合に、「単純トラックバックお返し」というのは、なるべくしないようにしているとご理解くださいませ。
ただ、私自身も、まだまだ上手には使いこなせてない機能の一つなので、いろいろ試行錯誤中ではあるのですが。

(ここに書いた事は、あくまで「私から」の話なので、ここをご覧頂いた皆様に対して「そうして欲しい」というつもりはございませんので、ご了承ください。)

投稿者 savabigi : 14:08 [ ウェブログ・ココログ関連 ] | コメント (0) | トラックバック | ↑↑↑

2004年06月01日

映画「トロイ」(ネタばれあり)

トロイのポスターまず、私、「世界史」全然ダメなので、役名がほとんど覚えられていません。なので、間違いがあったらどなたかご指摘頂けると訂正しますので、よろしくお願いします。m(_ _)m

さて、この映画は、ズバリ男たちを観る映画だった。(良くも悪くも。)
確かにトロイ軍vsギリシャ軍の壮絶な戦いや、千艘の艦隊(?) など、ほんとスケールの大きな映像も迫力充分で見応えはある。
でも、一番のハイライトは、やはりアキレス(ブラピ) vs ヘクトル(エリック・バナ)の一騎打ちシーンだろう。

アキレスはカッコ良いし、キメのポーズや、「ジャンプして刺す」といった殺陣など、決まりまくってたし。(でも、ウィークポイントは、やっぱアキレス腱だったのね。)
けど、自分が一番好きだったのは、ヘクトルかな。頭も良いし、腕もたつ。優しさもある。にしても、やっぱアキレスを敵に回さない方が良かったね。(全ては弟のせいなんですけど。)
それから、英雄同士の対決は、「相手に敬意を表する」のがポイントだった。なので、敗者の足に縄をかけてを引っ張って行くのは、どうかと思ってしまった。

そんな疑問を感じながら観ていると、プリアモス王が、息子の亡骸を戻してくれ、って敵陣に乗り込む。やはり「『敬意を表す』の解るだろう?」、って。
勇気あるよ。その場で首を取られても不思議じゃない状況なんだから。この勇気で、そこまでのダメさがちゃらだよ。
ここが唯一ほろりとしそうになった場面かな。

プリアモス王そのものは、線も細くて、指揮に冴えもないし、あれで本当に(最強)トロイ軍を率いた王だったのか?と思ってしまう。(「神々」にたよってるとああなるのか?)実際ラストも、あっけないし。
でも、次男とは、似てたかもね。大事な「トロイの剣」を渡すのは次男だったりするし。(←謎

そんな諸悪の元凶になった次男パリス(=ヘクトルの弟)を演じたのが、オーランド・ブルーム。あちらこちらのサイトで酷評されてるけど、結構はまり役かも。(たぶん観客皆に嫌われなければならない、実は一番難しい役どころ?)
飛び道具、最後まで卑怯だったしね。

けど、映画としては、イマイチぴんとこなかった。
なんせ、長いよ。全然泣けなかった。(って、そういう話じゃないけど。)
構成、どうなんでしょう?ちょっとテンポ悪くない?
例えば、アキレス(ブラピ)と、プリセウス(ローズ・バーン)が、初めて抱き合ったあと、一回朝になって、その日何も無かったのか、また夜になってたでしょう?あれって、何?。 何で、「あの日」は急に夜だったの?なんて。(私の見間違えだったゴメンナサイ…たぶんもう一回観てきますのでお許しを。)
何か、もうちょっとダラダラしたシーンを削ってほしいなぁ。

あと、女優陣が、「濃い」だけで、イマイチ好きになれなかったのが、はまれなかった要因の一つかな?
例えば、ヘレン(ダイアン・クルーガー)…何で、あんな女をさらって逃げるかな?
そんな女優陣の中では、ヘクトルの奥さん(役名覚えてません)が一番いい感じ。顎が割れそうだったけどね。(笑)

あ、それから、オデュッセウス(ショーン・ビーン)が、結構印象に残る役どころだったよね。
「木馬考案」の策士なんだから、当然ではあるんだけど、実際にはアキレスとのやり取りが、いい感じだったし。ほんと、良き理解者、って感じで。
けど、あんな理由で、わざわざあの重い「木馬」を、砦の中まで、延々引っ張って行くだろうか?ここには、もうちょっと、まっとうな理由付けが欲しかったな。

そうそう、パリス達は、結局何処へ「逃げた」の?「2」が出来そうな終わり方やね〜。(笑)だとすると、次のメインは、ブルーム 対 誰?なんて。
(実際には、ローマ帝国の話に繋がるのかなってところらしいので、トロイ「2」はあり得ないでしょうけど。)

そして、もう一つ余談だけど、「(実写版)サンダーバード」の予告編を初めて見ました! 何か、すっげ〜スピード感。予告倒れ(?) しない事を楽しみにしようっと!

投稿者 savabigi : 16:21 [ 映画・テレビ ] | コメント (2) | ↑↑↑