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2004年06月22日
「天国の本屋〜恋火」の良さについて
先日の記事 で、絶賛してしまった「天国の本屋〜恋火」ですが、その後、いろんなところで、かなり酷評が多いのに驚きましたので、追記しておきましょう。（「酷評」は検索ですぐ見られますので、どちらかというと感動された方のご意見を中心に集めてみました。）
++Cinemastreet Blog++:天国の本屋
ありえないファンタジーに見事にハマッて
大泣きしました。
そうですよね〜。「ありえないファンタジー」なんですよね。それを感覚的に理解してれば、ほんとハマります。
「天国」側も、「地上」側も、すべて夢の中のようなお話なので、そのあたりを「現実的にしか見られない人」にとっては、厳しい評価になるようですが。
あ、でも、単に「夢のような」だけじゃなくて、「真実のかけら」がいっぱいあると思った中の一つとして、
海外ドラマが好き♪：〔ネタバレ〕「天国の本屋〜恋火」って…。
映画の中で「翔子さん」は 恋人にひどいことをしちゃったかもしれないけど、ちゃんと「ひどいことをしちゃったの」って言っていたし、悔やんでた。
だから天国に行っても 苦悩していた。
姪の「香夏子さん」も叔母思いでやったこと。
そうなんですよ。このあたり、最も「微妙な」部分でした。
ここをきちんと消化しないと、どうしてあんな美しいラストになるのか、とか、映画そのものの良さも全然理解できないでしょう。
こういうの、「ファンタジー」の中に織り込まれた「真実のかけら」たちの一つですよね。
そうそう、ラストに関しては、
★銀河ブログ:■「天国の本屋〜恋火」必見!
ラストの恋する花火の場面が忘れられない。
これまで、多くの映画が花火のシーンを効果的に使い、作品を盛り上げてきた。しかし、この作品ほどの至福を演出し得た例を私は知らない。
こんなご意見の方もいらっしゃいました。
ほんと、単純に「映像」の美しさだけじゃなくて、きちんと物語の中にシンクロしてる美しさでした。
「至福を演出し得た」って、ほんと素敵な表現ですね。
あ、それから、前回書き忘れましたが、北海道ロケの美しさも良かったですよ。電柱が全くない一本道とかも。
それから、俳優さんたちについても書かれていた方。
映画「天国の本屋〜恋火」を見てきました。
主演の竹内結子も良いですが、玉山鉄二さんも役にあってていい感じ。
映画の冒頭に比べて最後はずいぶん良い男に見えました。
あと僕が大好きな俳優、香川照之さんも絶妙な演技で好演。
そうですよね。
実は酷評されているサイトを読むと、あの香夏子と滝本のシーンでは「笑い」が出るんだそうです。
う〜ん、確かにハマれてない方があの場面を観るとそうなのかも知れませんが、ねぇ。
笑うところじゃないと思うんだけど…。
あ、このあたりの事を冷静に書かれている方もいらっしゃいました。
A big bear coming out of hibernation: 天国の本屋〜恋火
この映画は、大人のためのファンタジーだと思う。
Yahoo Movie等で酷評している人もおり、ファンタジーは他人になかなか薦めづらいが、「私はファンタジー好き」という人にはお奨め。
「大人のための」ですか。なるほど。
確かに、笑えるはずのないシーンで笑ってしまうっていうのは、若い方に多いかも知れませんね。（あ、単に「年齢」の問題ではなく、精神的な問題として。）
しかも、「ファンタジー」が苦手な方だったりしたら、余計「酷評」になっても仕方ないのかも知れません。私としては、残念ですが。
投稿者 savabigi : 2004年06月22日 16:12 | [ 映画・テレビ ]
コメント
トラックバックありがとうございます。
そんなに酷評されてるとは全然知らなかったですわ。
そうなんですか・・・。
原作本を読んだ友人は 原作のほうがずっといいと
言っていましたが私は読んでないのでわからないです。
まぁ、映画って観る人それぞれですものね。
うちはどうしても子どもが観たいと言うので親子で楽しみました。
親子共に満足して帰って来ましたよ。
投稿者 じゃすみん : 2004年06月22日 20:32
紹介＆トラックバック ありがとうございました
私の周りでは、なかなかよかったよ♪っていう人が
多かったので、酷評されているとは夢にも思いませんでした。
原作はまだ半分しか読んでいませんが、原作こそ「大人のためのファンタジー」というか「大人のための絵本」そういう感じでした。
映画も、見た後優しい気持ちになれましたよね〜
投稿者 きーみ : 2004年06月22日 23:29
じゃすみん さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
> そんなに酷評されてるとは全然知らなかったです
ええ、中には、「自分が今年観た邦画の中では最低ランクでした」とか、「未就学児童なら面白く見れるかも知れんが、大人の見るもんじゃないと思う。」とか、いろいろ。
あ、でも、逆に、調べていくと、ちゃんと誉めてくれてる方も結構いらっしゃいましたが。
> 原作本を読んだ友人は 原作のほうがずっといいと言っていました
あぁ、そういう意見の方も、多いみたいですね。
でも、私は、「映画単体」として成立してたかどうか（つまり「原作」を読んでなくても楽しめたかどうか）が重要だと思っていたりします。実際、私も原作は読んでません。
で、この映画、結構うまく繋がってたと思うんです。「天国」と「地上」の繋がり。そしてラストの見事な繋がり。
確かに「ゆるゆる」な割に、設定などは「強引」だったりする部分があった事は否定しませんが、映画全体としてはあそこに着地させるのは美しかったな、と。
> うちはどうしても子どもが観たいと言うので親子で楽しみました。
そうでしたか。親子で共通の楽しみが持てるっていうの、素敵ですね。
そう言えば、他のサイトにも、親子で楽しみました、っていうコメントもありました。
とすると、単に「大人向け」っていうだけじゃ、ないんですね〜。
あの「まったり」したような感じに耐えられない方が結構いらっしゃるのかも知れません。
投稿者 ココの管理人 : 2004年06月23日 14:24
きーみ さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
> 私の周りでは、なかなかよかったよ♪っていう人が多かったので
そうでしたか。それは嬉しいですね(^-^)。
酷評については、↑上のじゃすみん さんへのお返事にも書いた様な感じです。
> 原作はまだ半分しか読んでいませんが、原作こそ「大人のためのファンタジー」というか「大人のための絵本」そういう感じでした。
そうですか。この映画に関しては、あとから原作を読んだ方がいいようですね。
先に原作を読んでいる方は、何か「一話目」と「三話目」をくっつけた事に無理があるとか書いている方が多かったのですが、そのあたりはどうなんでしょう？
私は、映画単体として、原作を知らずに観てましたから、その「くっつけた」感じはよく解らないのですが。
> 映画も、見た後優しい気持ちになれましたよね〜
はい。本当にその通りでしたね。ほのぼの系っていうんでしょうか。テーマは重いはずなんですけど、やはり、あのまとめ方が映画としては上手かったですよね。
きーみ さんの blog も、映画の話題豊富ですね。またちょくちょく拝見させて頂きます。
今後ともよろしくです♪。
投稿者 ココの管理人 : 2004年06月23日 14:26
管理人さん、TBありがとうございます。
映画お好きなようですね。
私も大好きです。
今後もちょくちょく覗きに来ますので、面白い映画やその感想を教えてくださいね。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者 A big bear : 2004年06月23日 23:36
A big bear の 大熊 さん（でよろしいんでしょうか？）、こんばんは。はじめまして。
コメントありがとうございます。ココの管理人 SavaBigi です。
私も映画大好きです。
> 今後もちょくちょく覗きに来ますので、面白い映画やその感想を教えてくださいね。
はい。大熊 さんの blog も、興味深いエントリーが沢山ありますね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
投稿者 ココの管理人 : 2004年06月25日 01:01
お〜っ、去年の6月でしたか。
なるほど。この映画は なんだか酷評って聞いてびっくりしたんでした。
うちの子どもは 竹内さんが大好きなんですよ。だから 出てる＝気に入った映画って感じでしょうか。｢今会いにゆきます｣も観に行ったんです。なんだかあの映画がきっかけで結婚しちゃうみたいで 親子でびっくりしてました。
投稿者 じゃすみん : 2005年05月21日 16:09
じゃすみん さん、この記事にまでコメント頂き、恐縮です。
私は、実は「今会いにゆきます」は観てないんですよ。(^_^;)
「黄泉がえり」と、この「天国の本屋」でおなかいっぱいで。なんとなく傾向が似てるでしょう？（苦笑）
竹内さんの結婚の話しは、私もビックリでした。何か見た目、合ってないような気がして…。
「今会いに…」を観てないから、余計にそう思うのかも知れませんが。
それにしても、息子さんと一緒に映画を見られる、っていうの、いいですよね。
ちょっと羨ましいです。今後とも、良い映画を沢山見させてあげてくださいませ。
(^-^)
投稿者 ココの管理人 : 2005年05月22日 04:49