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2005年05月30日
ＣＡＴＶ「誰も知らない」
「ミリオンダラー・ベイビー」のあとだけに、もっと軽い物を観たい気分だったんですけど、CATV のスケジュールにあったので。
ちなみに、劇場公開は見逃しちゃってます。
(>_<)
現代社会の問題とか、親子問題とか、色々考えさせられる映画でした。
【 goo 映画の紹介文 】
誰も知らない - goo 映画
とあるアパートに暮らす母（ＹＯＵ）と４人の子供たち。
母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも行かせず部屋に閉じこめ、仕事に出かけていく。家事や弟妹の面倒は12歳の長男・明（柳楽優弥）の仕事だ。
そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを明に残し、姿を消してしまう。
それでも明の働きで、４人兄弟は子供だけの楽しい生活を送るのだが、やがてお金が底をつきはじめ…。
【以下、ネタバレあり】
ほんと、哀しい映画。
近所付き合いがほとんどない都会の現実。
子ども達にとっては、過酷だった。
何故、周りがもっと早く気付いてやれなかったのか？
一緒にテレビゲームをした友達の親は？
明に野球をさせた監督（？）は？
母親一人の責任だけではなく。
などと、後で思うのは簡単だけど。
でも、私が隣に住んでいても、たぶん、どうしてやれるものでも無かったと思う。
（たぶん）開き直った明が、弟たちに、「外出解禁」と言わんばかりに、靴を出してやった時の「笑顔」が、逆に哀しい。
次女の件を描写しなかったのは、監督の優しさだったのだろうか？
薬局で、どうしようもなく追い詰められた明の手に汗が滲むシーンの何と切ないことか。（泣）
便利さだけを追求してきた人間の得たものは、一体何なのだろう？
にしても、この映画、何か、音、小さいですよね。
夜間に観てたら、ボリュームを上げたり下げたり忙しかった。（汗）
洋画だったら、字幕があるから、何とかなるんですけど…。
投稿者 savabigi : 2005年05月30日 19:29 | [ 映画・テレビ ]
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前略 クエンティン・タランティーノ様昨日、｢誰も知らない｣ を観ました。業界でも“日本オタク”と評判のあなたが絶賛していたこの映画。私、「タイトル？ なんか暗そ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月30日 20:21
コメント
こんばんは！私もちょっと前にCATVで観たばかりだったので、思わず反応してしまいました(笑) savabigiさんのお言葉「でも、私が隣に住んでいても、たぶん、どうしてやれるものでも無かったと思う」と読んで、ずっと私の中でモヤモヤしていた気持ちの理由がわかりました。可哀想とか苦しかったなど簡単に言えても、私も結局何もできないのですよ。気づきたくなかったのかな。
「ミリオン・・・」のときもそうでしたが、savabigiさんは私のモヤモヤを端的に表現してくださって、ホントにありがとうございます！
あ〜、これでよく眠れそうです(笑)
こちらこそ、ちょくちょくおじゃまさせてください！ T/Bよろしくお願いします。
投稿者 Carolita : 2005年05月30日 20:38
Carolita さん、こんばんは。
素早い反応、ありがとうございます。ぐっすり眠ってくださいませ。（笑）
えと、実は、そちらの「前略 クエンティン・タランティーノ様」のエントリー、事前に斜め読みさせて頂いてたのです。
んで、私の記事、もうちょっとマトモに書けてたら、こちらからトラックバックしようかな〜、と。
でも、何か、イマイチ冴えた事が書けなかったので、ちょっと保留中だったのですが、先を越されちゃいましたね。
(^_^;)
にしても、こんな拙稿に「ありがとうございます」なんて書いて頂くと、恐縮です。（実は、かなり嬉しい事なのですが。）
ＣＡＴＶ繋がりでネタがかぶる事もあるでしょうから、そのうち、私からも、トラックバックなんぞも出来たらいいなと思っております。
いつになるやら、って感じですが。（汗）
投稿者 ココの管理人 : 2005年05月31日 03:45