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2005年04月22日
映画「五線譜のラブレター De-Lovely」
作曲家コール・ポーターの伝記映画。
音楽映画としても楽しめる。
サントラ、欲しくなるよ。
「Love For Sale」では、アコースティックベースの低音がよく響いてるので、劇場で観る価値は充分だと思う。
やっぱ、家庭用システムでは、難しいよ、この音。
【 goo 映画の紹介文 】
五線譜のラブレター De-lovely - goo 映画
1920年代のパリ社交界で、コール・ポーター（ケビン・クライン）と、美しく才気に満ちたアメリカ女性リンダ（アシュレイ・ジャッド）が出会い、互いに惹かれ合う。
ポーターの類い稀な音楽の才能を見抜いたリンダは、彼がゲイであることには頓着せず、２人で夢をかなえようと結婚する。早速、リンダが人脈と豊富な資金を駆使してお膳立てしたブロードウェイ・ミュージカルで成功を収めたポーターは、一躍売れっ子作曲家としてもてはやされるようになる。
が、同時に享楽的な生活にのめり込んで行くのだった。
【以下、ネタバレあり】
やっぱり「Night and Day」「Anything Goes」辺りは、誰しもＣＭなんかで聞いた事あるはずだし、ノリも良くて、ハマる。
それから、衣装や家具調度品なんかも、それなりに「時代」を感じさせる華やかなもの。
個々のシーンを観ると、決して「巨大セット」なんかは使って無くて、こじんまりと手堅くまとめたって感じ。
事前に、「ゲイ」の話しが出てくる、っていう予備知識はあったけど、エグかったらイヤだな〜、なんて思ってたら、全然大丈夫だった。
後半は、妻とのラブストーリーとして、充分楽しめたし。
それにしても、彼の性癖を理解した上で結婚した彼女は凄いと思う。
流石に、途中、別居期間もあったみたいだけど。
ポーター役のケビン・クライン、歌も上手いよね。
ケガした後、病院で、「呼び戻す事に成功した」なんて言ったところは切なかったよ。
そうそう、彼以外にも、サントラでは、Elvis Costello の歌声なんかも聴けて、お得だと思う。
リンダ（アシュレイ・ジャッド）、綺麗。
眉毛（の角度）は気になったけど。（笑）
既に死期を悟っていたと思われる彼女が、庭で昼食を、と誘うシーンでは、とてもいい雰囲気で「年齢」を感じさせてＧＯＯＤ。
特殊メイク、上手いよね。
彼女の最期はやっぱ泣けたなぁ。
けど、そのあと、一旦盛り上げておきながら、さらりと綺麗なシーンを追加して、余韻を残しながら終わる感じも、あっさりめでいい。
映画のジャンル(?)としては、「アビエイター」辺りと似たようなもんだと思うけど、こっちの方が、かなり短めにまとめられてる分、私としてはスピーディーで良かった。
投稿者 savabigi : 2005年04月22日 16:03 | [ 映画・テレビ ]